◯【77点】ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生【ダークな世界が帰ってくる】

製作

2018年アメリカイギリス映画

監督

デヴィッド・イェーツ
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
・ターザン:REBORN
・ハリー・ポッターと謎のプリンス
※ハリー・ポッターシリーズの5から8とファンタビ

出演

エディ・レッドメイン
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
・リリーのすべて
・博士と彼女のセオリー
レ・ミゼラブル
ジョニー・デップ
・パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
・スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
・エド・ウッド
・ラスベガスをやっつけろ
エズラ・ミラー
ジャスティス・リーグ
・ウォールフラワー
少年は残酷な弓を射る
キャサリン・ウォーターストン
・エイリアン: コヴェナント
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
インヒアレント・ヴァイス
ダン・フォグラー
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
・ファンボーイズ
・燃えよ!ピンポン
ジュード・ロウ
・リプリー
グランド・ブダペスト・ホテル
・スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
・クローサー
SPY/スパイ
ゾーイ・クラヴィッツ
マッドマックス 怒りのデス・ロード
ダイバージェント
X-MEN: ファースト・ジェネレーション

あらすじ

1927年のアメリカ。
前年に捕らえたゲラート・グリンデルバルド(ジョニー・デップ)をアメリカの魔法省から輸送しようとするが、
巧みな話術で信望者を増やすグリンデルバルドにとって、魔法省の職員を裏切らせることはいとも容易いことだった。
魔法省の職員を味方につけて、脱走劇を繰り広げたグリンデルバルドの次なる狙いは、前年に死んだとされていたが生きていたクリーデンス(エズラ・ミラー)だった。

同じ頃、ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)はイギリスの魔法省へ足を運んでいた。
そこで魔法省に努める初恋の人で兄の婚約者のリタ・レストレンジ(ゾーイ・クラヴィッツ)と再会し、魔法省の兄の依頼でクリーデンスを捕まえるために、協力を依頼されるが、ニュートは断る。結果ニュートは国外渡航を禁止されてしまう。

帰路の途中追ってから逃げるニュートは道中で魔法学校のホグワーツの教師であるダンブルドア(ジュード・ロウ)と再会。
前年アメリカでの動物保護はダンブルドアからの情報をもとに活動をしており、ある意味ではダンブルドアの腹心として、
ダンブルドアの郊外での活動に協力しており、彼にクリーデンスの事件を追うことを依頼するが、ニュートは断る。

家に帰り、ファンタスティックビーストたちを飼育するニューとだったが、そこに前年アメリカで出会ったマグルのジェイコブ(ダン・フォグラー)とクイニ―とが急に現れるのだった。記憶を消したはずのジェイコブだったがクイニーによって記憶を取り戻し補足したようであったが、クイニーの魔法によりジェイコブは惑わされていた。
アメリカではマグルと魔法使いの恋愛は違法であり、結婚などできない関係だった。ジェイコブはそれを理解し、結ばれない関係であるとクイニーを突き放してしまう。
傷ついあクイニーはクリーデンスを追ってフランスのパリにいる姉のティナ(キャサリン・ウォーターストン)のもとに行ってしまう。
ティナに再会したいニュートは、ジェイコブとともにパリへ向かう。

クリーデンスを追うティナは、サーカスに潜伏するクリーデンスを見つける。
しかしクリーデンスのサーカスでの反乱により周辺は混沌とし、その隙にクリーデンスは逃げ、ティナはクリーデンスを追うユスフと協力する。
フランスについたクイニーだったが、姉の姿は見つけられず、心細くなり、うずくまるが、そこにグリンデルバルドの部下が現れ、彼女を保護する。
そこでグリンデルバルドにあったクイニーはグリンデルバルドは今の魔法使いとマグルの関係を見直すために活動していることを知り、彼の思想に惹かれてしまう。
ファンタスティックビーストの協力によりユスフを見つけたニュートとジェイコブだったが、ユスフに捕まってしまい、ティナと3人で拘束されるが、
ユスフが逆に倒れてしまい、彼を治療する。
再開したティナだったが、ゴシップ誌のリタとニュートが婚約したという誤報を鵜呑みにし、彼を恨んでいた。

クリーデンスはついに自分を養子縁組に出した人の住所を知り、一緒にサーカスから逃げたナギニとともに向かうが、そこにはイギリスの魔法省からの追っ手がいた。
そこにいたのは実際の母ではなく、乳母係のハーフエルフだった。再会を喜ぶ乳母と自分を知る人物に会い喜ぶクリーデンスだったが、魔法省の追手の襲撃に遭い、乳母は死んでしまう。強大な力で魔法省の追っ手を追い払うクリーデンスだったが、彼の自分探しは0に戻るのだった。

またグリンデバルドはこのフランスのパリ周辺で自身の信望者を集める集会を開こうとしており、
またグリンデルバルドはクリーデンスを仲間に引き入れて、ダンブルドアと戦うことを画策していた。

ニュートとティナはクリーデンスの正体を知るべくフランスの魔法省の書庫に潜入を試みる。
そしてリタはクリーデンスが自分の弟であるという可能性を消すために魔法の書庫に向かう。
またジェイコブは、クイニーがグリンデルバルドの集会に向かっていることを知り、集会へ向かう。

多くの登場人物の思惑が渦巻く中、物語は一つに集約される。

2018年11月23日IMAX3D劇場鑑賞 115本目



感想

ハリー・ポッターシリーズのプリクエル第2弾が劇場公開!!

2011年に完結した『ハリー・ポッター』の映画化ですが、
その5年後にたった1冊の外伝の幻獣のガイドブックをもとにハリー・ポッターから70年ぐらい前の1926年を舞台にした
オリジナル映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が2016年に公開。
舞台をイギリスからアメリカに移し当時の町並みや服装を上手く映画の世界観に調和させまたヴォルデモートの生誕前の
悪い魔法使いの陰謀が描かれる。
その続編である本作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの旅』が日本でも公開!!

脚本のテコ入れがすごい!!

すっごくびっくりしたが、前作からの続きなのだが、シリーズ化に向けてなのか、シナリオのテコ入れがすごい。

前作のラストで死んでしまったクリーデンスが実は生きていた!というその時点で硬い映画ファンや批評家は文句を言いそうな展開。
さらには、同様に記憶をオブリビオされたジェイコブも普通にクイニと一緒に物語に介入。
そしてそして前作ではハリー・ポッターの世界観の幻獣たちを主とした美しさや面白さなどの情感溢れる豊かな映画だったのに対して、
ファンタスティック・ビーストの存在は映画の舞台装置の一つに格下げされて、主題は大きな陰謀を描くドラマ映画へとシフトしてしまった。

謎のプリンスのようなミステリー要素と炎のゴブレットの最後のような衝撃と陰謀が渦巻く映画

前述の通り、全然前作のテイストをなくし、前作の最後に出てきたグリンデルバルドを悪役の主とし、
彼の大きな陰謀を描き、そこにはグリンデルバルドを描くには切っても切れない、ホグワーツにいるダンブルドアが介入してくるという、
もはやファンタスティック・ビーストがどうとかどうでもいい、ヴォルデモート誕生前の最大の闇の魔法使いと魔法省たちの戦いへの動機付けのような作品になってしまっており、そこの前作の登場人物全てがキーマンとして絡み、それぞれの立ち位置が明確に変化していく。

小説家の映画化らしい一級の人間の変化に焦点をおいた丁寧なドラマ映画

正直かなりの情報量と登場人物の多さにかなり困惑するが、個人的には結構楽しめた。
しかし

子供は本作を楽しむことができるのだろうか?

前作が『ハリー・ポッター』シリーズの前半のような魔法の楽しさを感じさせる情感豊かな作品だったのに対し、
今作はまさにヴォルデモート復活直前から復活後の暗躍のようなシリアスな作品に一変。
『ハリー・ポッター』の後期の重苦しさを彷彿させる。
それが小学生やそれより下の子供たちに楽しむことができるのだろうか、
終盤の衝撃的な展開には、前作を楽しんだ自分としてもかなり辛い気持ちになった。

5部作が製作決定しているためか、その終着点に向けてのプロットのリライトの影響か、
前作で変化の終えたキャラクターたちがさらなる大いなる渦に巻き込まれて変化を強いられる。
またそのゴールに向けての途中の作品として、未完の作品であるためか、評判は前作よりも良くない。

スター・ウォーズのエピソード1と比べるとすっごく面白いと思うけど

俳優の演技力すげぇ!

アカデミー賞受賞俳優エディ・レッドメイン率いるファンタスティック・ビーストですが、

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やっぱり演技力がそもそも高く、特にニュートのキャラクター描写にはびっくりする。

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過剰のような気がするが、人見知りが激しすぎる感じの演技はピカイチで、それでもCG動物との交流も魅力的だし、

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前作の人気キャラはちゃんと出てくるし。
初恋の人のリタとの交流や、現思いびとで将来の妻のティナとのやりとりも見事。

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また新キャラのダンブルドアのジュード・ロウのかっこよさしかり、

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新たなはまり役を得たグリンデルバルドを演じたジョニ・デップはすっごいかっこよかった。
終盤の指揮描写はキャラ崩壊してたからやめた方がよかったけどジョニー・デップらしさがあって、良かった。

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クリーデンスの気持ち悪さが異常のエズラ・ミラーの好演も見事。

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クイニーにも新たな葛藤。ティナの恋する女性としての姿など過去作の俳優未経験者で固めた映画とは違う、
映画としての魅力が今作にもある。
ゾーイ・クラビッツはレニー・クラービッツでした。ロック歌手の娘あるある。
付け乳首なのか不明でしたがベルベットの素材のドレスがやたらセクシーでしたけど、冷静に見るとレニー・クラビッツなので、大丈夫でした。

プリクエルとしての魅力

感想書く上で、いろいろ調べるともうすでに決まっていることも多いことにびっくり。
グリンデルバルド自体も『死の秘宝』で登場していたり、
ティナとニュートがこのシリーズ後に結婚することが確定したり、
グリンデルバルドとダンブルドアの戦いは1940年代まで続くことや
本作で登場するアジア系の俳優演じるナギニがヴォルデモートの蛇と同じ名前であることや、

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もしかするとクリーデンスの本当の正体がヴォルデモートに関わってくる何かなのかもしれないなど思いをはせることができる。
ちなみにクリーデンスの本作のラストで明かされる誰かさんの家系であるとグリンデルバルドが明かすが、それについては、
彼の人心掌握術の嘘だと個人的には思うが、それでもクリーデンスの圧倒的な魔法力はトム・リドルの家系に近いのかな?っておもったり。
またリタの父親の姓であるレストレンジがベラトリックスとも同様で、彼女の旦那がベラトリックスの姓だったよう。
また中盤から後半に出てくる謎の錬金術師は1作目の『ハリー・ポッターと賢者の石』の賢者の石を作った人であり、

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シリーズとの繋がりを調べるだけでも1時間は没頭できる。

より優れたものが人間を導いていく必要がある

映画では、グリンデルバルドの人心掌握術がモノ凄いという描写があるが、
終盤の演説シーンわかる。
当時の時代設定で第一次世界大戦を例にあげ、このままだと人間はまた戦争を起こす、

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より優れた純血の魔法使いが人を管理する必要があるという人間としての優劣を解き、
悲劇を繰り返さないために、立ち上がる必要があるというなんとも魔法使いの視点を巧みにづらし、自身の目標のために、人を利用する恐ろしさ。

ガンダムで言うところのギレン・ザビ、そして第二次世界大戦のヒトラーとも言える。

そういったありそうでいなかった悪役を本作で確立している点はすごいなぁと思ったし、
やはりテコ入れして色々「前作はなんだったんだよ。」感があるが、脚本に小説家が入ったことで、ロジック重視の作品として良かったなと思う。

IMAX3Dすげぇ!!

詳しいことはわからないが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.2』以来のフレーム・ブレイク映画。
IMAX3D上映の上下に黒帯をわずかにつけて、迫力あるシーンはその黒帯をハミ出した映像になる。
この効果がすっごくあったと思って、インパクトがあったよ。

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終盤のグリンデルバルドの青い炎での惨殺の恐怖が凄まじくてインパクトあった。

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目がガチャ目の自分としては、3D映画ってそこまで恩恵を感じなかったけど、フレーム・ブレイクは脳に違和感を与えないものなので、
見やすくていいですね。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7.5/10
・映像のアプローチ 8/10
・映画の美術面 7/10
・キャラクターの魅力 7.5/10
・音楽 7.5/10
・上映時間と個人的趣味 8/10

77点

次回作への伏線だらけで、映画自体は人間の設定を書き込むのと世界観が変貌する程度しか描かれていないのと、
前作にあったファンタスティック・ビースト要素が少なめですが、面白かったと思います。

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海外では話詰め込みすぎで、映画的な面白さが少ないって酷評されているようです。
デビッド・イエーツがハリポタ道を極めていくのが笑える。
あと邦題の黒い魔法使いの誕生って多分エズラ・ミラーのことだよな。。。。日本オリジナル邦題。
でもハリポタシリーズは5作も製作されて完結予定が、2024年の見込みで、その後に本編の続きの映画化があるかもしれないし、
WBも最高の金鉱脈を見つけたなと思う。
スターウォーズのように永遠と続いてくのかもな。

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