☆東京物語 2011年度54本目☆

$A Little his REDEMPTION.~season Ⅵ~-東京物語

日本1953年日本制作日本
監督
小津安二郎
予告編

映画あらすじ映画
1953年、日本の広島県の尾道で暮らしている老夫婦の平山周吉ととみがいた。
その夏、二人は東京に住んでいる息子たちに会うために、東京に行く事にするのだった。
だがそれを知った息子や娘たちはそれを疎ましく思い、またそれを察知した周吉ととみは寂しい思いを隠せなかった。だが二人を気遣った人もいた。それは次男の妻で、次男は戦死してしまい、今では未亡人の義理の娘の紀子だった。
息子達は挙げ句の果てに、両親を熱海の旅館へ泊めることにしてしまうのだった…。
2011年7月28日鑑賞
映画感想映画
世界的に有名な小津安二郎の「東京物語」を鑑賞しました。
ちなみに世界での評価を簡単に言及すると、とりあえずIMDbではTOP250に日本映画としては実写映画
としては唯一ランクインしています。
余談ですが、筆者はあまり日本映画に詳しくないので、どちらかといえば洋画好きの映画オタクの感想という形式になるわけですので、あんまり期待しないでください。
そういうわけで鑑賞。
最初の方は、流し見だったり、あとは妙にボソボソ喋っていたりして、生々しくて良いのだが、気を抜くと話が頭に入ってこないので、酷い話ですが、日本語字幕をつけて鑑賞しました。
中盤以降からですが…。
この映画は、ただの魅力の無い平坦な老夫婦が息子達を訪ねるために東京に行くだけで息子たちが邪魔者扱いするという表面から考えるとなんとも味気ない作品とも思える。
またその描写に動きなどはなく、淡々としていて劇的でもないのだが、それ自体が写実的でリアル。
感情移入もしやすいが芸術映画とはまたどこか違い、退屈な映画かもしれない。
だがそれまでの邪見な扱いだった息子達も終盤のある要素によって、がらっと意味が変わってくるのが、すっごく面白い。
その東京への旅も、この映画内には別の意味も持ち合わせていて、映画が終わってから考えると色々とぐっと来ることがある。
また本作は見る立場によって感情移入ポイントが違うことにも注目したい。前半の子供達目線になったり終盤の子供達目線になったりとそれぞれの立場からの感情移入が出来るため何度でも見る価値のある作品になっていると思う。
作品的価値を求めるなら、未亡人の紀子がやはり注目ポイントだと思う。
筆者はそこまで惹かれなかったが、実の息子たちには邪魔者扱いされるのに、血のつながりの無い人間に優しくされたり、また最終的には立場が一緒になってしまうという皮肉さや、それでも父親としての寛大さ。人生の厳しさを受け入れた上での感謝の気持ちだとか、深い心情が多く垣間見られる。
カメラの構図的にも面白いのが本作。
妙に本作は、バストショットを正面から取る変な構図を多用している。
その具体例は、会話劇が繰り広げられるゲームのごとくだ。
また編集もかなり無茶していて、その腕自体も監督自身の特徴らしい。
そのバストショットを正面から撮ることに対して筆者は「人間」を真っ正面から捉える。写実さを顕著に表現しているのではないかな?と思ったが、一概には言えない。
でも結構異様な感じで、個性的でもある。
台詞も棒読みな箇所もあり、また間を大事にしている印象も強く、その間がより映画の隙間に入れる不思議な魅力を備えた映画になっている。
かなり前に見た作品なので、台詞を具体的には覚えていないが、良く出来た台詞だった。
最近のTVと比較すると、今のTVはうるさいだけで、大事な何かを失ってしまっている。
また本作を見たのが、「ハリーポッターと死の秘宝PART2」と「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」のIMAX二本立てをして帰ってきた夜中で。
両作品ともに、「納得いかない」作品で、むしろ自分の映画に対する評価がおかしいのかもしれないと思って怖くなったのだが、本作「東京物語」を見て、ほっとした。(笑)
というわけで世界的に評価の高い本作ですが、実にシンプルでそれでいてリアルで冷徹。
それなのにたった一つの要素で映画全体の見方を変えられる天才的な作品。
まぁー東京の良さは別になかったけどね。
でも見て良かったは、また見たいと思います。
メモ得点メモ
9
素晴らしい映画でした。是非見た方が良い日本映画です。
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安過ぎな気もします。買ってみようかな。

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