【アメコミ】エッジ・オブ・スパイダーバース【感想】



アメリカ2014年5月〜2014年12月アメリカンコミックスアメリカ

『スパイダーバース』の前日譚
本書は、日本で発売された『スパイダーバース』の前日譚のを集めた一冊。
前日譚とか言っているが、『スパイダーバース』は『アメイジング・スパイダーマン Vol3』の第9話から本編として始まるのに対し、こちらは7話と8話が収録されていたり、完結した『スーペリア・スパイダーマン』の続き(本編で描かれた空白期間の補足)が2話あったりと本編より濃厚で面白い!
本書で、『スパイダーバース』では描かれてなかった、ドックオクことスーペリア・スパイダーマンのモーランたちへの対策のためのスパイダーアーミーの結成での奮闘や、『アメイジング・スパイダーマン』で登場したばかりのシルクのコスチュームの変遷だったり、まだ未熟なキャラとして描かれていたりと、裏側を知れる。
本書で描かれるスパイダーマン一覧
・17世紀のアメリカのスパイダーマン
・スーペリア・スパイダーマン…色んなスパイダーマンの世界を巡る。
・殺し屋のスパイダーマン
・1930年代にギャングと戦うスパイダーマン(スパイダー・ノワール)
・サイボーグ・スパイダーマン
・スパイダー・グウェン
・強化スーツスパイダーマン
・怪物スパイダーマン(ホラーコミック風で面白い)
・いつものスパイダーマンとシルクとミス・マーベル
・最強スパイダースーツ(なんとライターは元『マイ・ケミカル・ロマンス』ボーカル)
・スパイダーマン2099(複数登場)
というわけで、『スパイダーバース』で瞬殺されたり描写が少なかったりの彼らの起源が描かれている。
また前日譚も結構ある。
正直『スパイダーバース』の本編よりも濃厚で面白い!!
『シビル・ウォー』もそうだが、こういうイベントはどうしても出来事を追うばかりで、キャラクターの内面や設定を描くことができない。
こういった副読本にあたる外伝は、キャラの掘り下げがしっかり行われてて、それぞれの魅力が描かれていて、面白い、特にオリジン尽くしで、独特な世界観がそれぞれに輝いていて、本編よりも濃くて面白い。
それぞれの人柄も把握できるし。
また外伝にもかかわらず、絵の質も高い水準を維持していて、読みやすい。
悪役のインヘリターズも描写されており、普通に『スパイダーバース』を持っている人は買ったほうがいいレベルの本。
欲をいえば、『スパイダーバース』の邦訳に『エッジ・オブ・スパイダーバース』と『ワールド・オブ・スパイダーバース』をまとめて欲しかったなぁと。6000円ぐらいまでなら全然出せるのに。
オススメです!
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