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△スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号 53点「ヒーロータイムCM映画」△

スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号
日の丸2015年日本映画日の丸

あらすじ
今まで存在しなかった仮面ライダー3号が登場
映画は、2014年に放送した『仮面ライダードライブ』の世界を舞台の物語。
冒頭に起きるはずのない出来事が起きてしまい、ショッカーが人類を支配し、仮面ライダーはショッカーの精鋭という歴史の改変が起きてしまい。
仮面ライダードライブもまた、ショッカーの部隊の一人というわけ。
その冒頭に起きたのが、初代仮面ライダーのラストシーンでのこと。
史実ならショッカーの総帥を倒し、仮面ライダー1号と2号により平和を取り戻した。
となるはずだったが、ショッカーの総帥を倒した後に、今まで存在しなかった仮面ライダー3号と登場。
1号と2号は3号により殺されてしまうのだった。
その結果、仮面ライダーの歴史は改変されてしまい、仮面ライダーはショッカーのものとなってしまった。
だが、それでもショッカーが離反する仮面ライダーもおり、ショッカーの、子供さえも勝利の為に犠牲にする姿勢を見た仮面ライダードライブは、仲間の死にも衝撃を受けショッカーを離反する。
そして離反したドライブの前に現れたのは、仮面ライダー3号。3号は1号2号を倒してしまったことを悔やんでおり、ドライブをライダー達のレジスタンス組織へと導く。
V3は3号じゃねぇ!!ライダーマンも4号じゃねぇ!!
唐突に現れた仮面ライダー3号。
実は影でショッカーはF1レーサーを改造人間化していた。という全くオリジナルの展開。
いや、3号ってV3いるやないか。
そもそも3号は、仮面ライダー1号放映時に企画はあったものの、結局V3が3号ライダーとして世に出たってわけ。
まぁ納得です。
しかし今回の映画に際して、仮面ライダードライブの車をモチーフにしたライダーに便乗して、車を使うライダーとして、3号を創生。
ちなみに飛行機を利用した4号も創生し、デジタル配信を利用した作品として全3話の90分程の作品になっている。
さらに補足だが、その第1話が、入場者プレゼントとして配布されており、物語は、タイムループもので、必ず誰かが犠牲になってしまい、それを食い止める為に1日をやり直すドライブの物語。
ちなみにファイズも登場。てかどう考えても『シュタインズゲート』。
話が逸れたが、その3号とV3が劇中でバトル。
そいうメタ的な展開は多い。
だが冷静に考えれば、3号は今までV3であり、ライダーマンは4号だったのだ。
その慣れ親しんだ思い出を破壊してまで、3号ネタをやる意味があるとは思えない。
2015年3月近年にBlu-ray化されたライダーは優遇
・仮面ライダーファイズ
・仮面ライダーBlack
・仮面ライダー剣
この三作のライダーは、実俳優が登場し、かなり優遇されている。
それはどう考えてもBlu-rayのプロモーションだと思う。
まぁそれが悪いとか良いの判断で言えば、良い。
結局古いライダーが掘り起こされて活躍する。
決して悪いことではない。
ただ顕著であったのと、目に見えるプロモーションだなと。
そもそも本作の仮面ライダー全員集合映画は、お祭り映画なので、作風的に話に対しての深いつっこみはする意味がない。

ニンニンジャーも参戦
公開時に丁度放映開始された戦隊ヒーローのニンニンジャーも前置きやら辻褄を無視して突如参戦。
巨大ロボ化したショッカーと戦うのにロボットを提供。そこにドライブも乗り込み、ライダー型ロボに変身。
どこまでプロモーションしたいんだよこの映画!!

Blu-ray化ライダー祭りはまだしも、唐突に現れる新戦隊ヒーロー。
どこまで東映は守銭奴なんだよ。
商業の匂いが満ち満ちてて、遺憾に感じるわ。
ただ映画というわけで、アクションのスケールが上がっており、アクション描写の派手さだけでも楽しめるんだよな。
仮面ライダーマッハ死亡!!!?
ネタバレ注意
劇中でマッハが死んでしまう。
世界が元に戻れば解決するんだな。と思いきや、ちゃんと死んだことになって映画は完結。
映画が終わり、明るくなった劇場で発狂するオタクたち。
こ、これもまさか、仮面ライダー4号への伏線で、プロモーションなのか?
そう思い、入場者プレゼントの4号を見ても、全く解決されていない始末。
え?えぇぇぇぇ?
ちなみにこの展開の所為で、Yahoo!映画では最低の評価が蔓延している。
さらに歴史改変マシーンの存在や正体、ニンニンジャーが出てきた理由など、4号を見たり、テレビスペシャルを見ないとわからないと、映画単体では、作品を完全に理解できない点など強い酷評の理由になっている。
結局、いつもどおり、仮面ライダーはこうあるべきだと説く映画
結局毎年恒例になりつつある、本作の主題は、ヒーローはこうあるべきだと言って、ライダー達が意識を取り戻して、ショッカーを倒す、勧善懲悪に落ち着く。
3号は本気でショッカーの部下だったが、結局正義に目覚めて、ライダーと一緒に戦う。
レース部分は、チェイサーがやられ役で笑える。
RXが車に乗ったりと仮面ライダーの車ネタで乗り切るネタお祭り映画。
仮面ライダーWの車の登場など笑える。
3号のマシーンは『マッハGOGOGO』のぱくり。
あと霧子が可愛い。
ちなみに脚本家は米村さん。恒例のお祭り系のライダーは全部彼。なので、彼が戦犯みたいなとこある。
メモ得点メモ
物語の面白さと上映時間 5/10
映画の奥深さと世界観とオリジナリティ 4/10
キャラクターの魅力 7/10
監督の映像演出と印象的なシーン、映像を使った話の描き方 5/10
音楽 6/10
俺の趣味 6/10

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