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◎カンフーパンダ2 2011年度66本目◎

「1より奔放で1の感動を再利用した、なかなかイケテルpart2」

$A Little his REDEMPTION.~season Ⅵ~-カンフーパンダ2

アメリカ2011年アメリカ制作アメリカ
製作総指揮
ギレルモ・デル・トロ
(パンズ・ラビリンス)
声の出演
ジャック・ブラック
ゲイリー・オールドマン
アンジェリーナ・ジョリー
ジャッキー・チェン
セス・ローゲン
ルーシー・リュー
ダスティン・ホフマン
予告編

孔雀?あらすじ孔雀?
30年前のお話。昔々の古代の中国のゴンメンシティでは、孔雀がリーダーとなって街を平定していました。その街では、花火をこよなく愛していて、花火には力があると信じられていました。
だが王様たちの息子の孔雀のシェンは花火の悪い面に取り付かれてしまいました。それは花火の武器化です。その魅力に取り付かれたシェンでしたが、ゴンメンの占い師はある占いからシェンの未来は「白と黒の戦士」によって打ち砕かれてしまうというが出てしまったのです。
そしてシェンは白と黒の柄を持つパンダの住む村を襲いパンダを虐殺したのでした。
その行為を恐れた王様である家族はシェンを幽閉します。ですがシェンはそれを不満に思い復讐を誓うのでした。
そして現代、前作で覚醒したパンダのポーは、ドラゴンの戦士としてたくましく生きています。
街の平和を友人のマスターファイブと共に守りながらシフ老師のもと修行をしていました。
そこでシフ老師は、ついにカンフーの最終奥義を体得し、ポーにも見せるのです。それを見たポーは感激しました。心に平和のあるシフだから出来るのです。肝心のポーはまだまだ出来そうにありません。
ですがポーの守る街に、オオカミの盗賊が現れたのです、ポーたちは急いでそこに向かい盗賊を倒して行きますが、盗賊の鎧の模様を見たポーは、頭の中にその鎧のマークがこびりついていることを思い出し、気になってしまいまともに戦うことができません。
それは、自分の赤ちゃん時代のことに関連しているようです。
鉄製品は奪われましたが、なんとか盗賊を追い払ったポーですが、その光景に仲間達は不安になるのです。
そしてポーは父であるガチョウのピングに自分の出生のことを聞くのですが、ピングは幸せそうに二人の出会いを語るのですが、ポーは出生のことが知りたかった為、いまいちな反応しかできませんでした。
そして舞台はゴンメンに移ります。先代の王も無くなり、カンフーによって平定されカンフーの重大な歳であるゴンメンですが、そこにシェンが帰ってくるのです。
シェンも素晴らしいカンフー使いだったのですが、その街を守っていたカンフーの老師は、シェンの最終兵器である花火を使った大砲により死んでしまうのです。
その知らせを聞いたシフは、ポーたちマスターファイブにゴンメンに行き、カンフーの未来を守ることを指示し、ポー達の旅が始まったのです。
2011年9月8日鑑賞



孔雀?感想孔雀?
カンフーパンダの続編がついに日本公開。とりあえず注目すべきは、豪華声優陣の起用とそのフィット感のぴったりさ。
主役のパンダのポーが完全にジャック・ブラックと一心同体であることは間違いない。
そんなベストチームに今回は名優、ゲイリー・オールドマンなのですが…。
まずは、前作そのものがとても凄かった。
カンフーをCGアニメとして描くことや、キャスティング、舞台を中国にした意外なアメリカ映画。
中身も良く出来ているし、むしろ子供より大人の方が楽しめるんじゃねーか。
そう思いながらも、ポーの成長と笑顔に涙が止まらないそんな秀作でした。
その続編というわけです。
やはり時代の進歩に伴い、映像の技術力も前作を上回り、時代的にも3Dが主流になった為、本作も3Dでの作品です。
また前作が、物語としての制約として主人公であるポーがカンフーというかアクションをするシーンは終盤までお預けだったのに対して、本作は冒頭からフルパワーでカンフーの天才の称号を余す事無く披露しております。
また前作でもオープニングアニメが優れていたのがやっぱり好評だったのか、今作でも中国を意識した質の高いアニメを披露していますが、そのアニメが本作の物語の根幹である「主人公ポーの生い立ち」に対して演出の妙として上手く利用されています。
こちらのアニメはオープニングと違い、日本風のハイクオリティアニメですが、そのCGパートとアニメパートの使い分けが、実に上手くて、非常に面白いと思いました。
また前述と被りますが、前作よりも制約が無いため、アクションでのキャラ立ちも上手く出来ており、前作よりも普通に痛快。
それに舞台も大きな都市部へ移行した為に、前作よりも映像感も広くなり、色んな意味でパワーアップしています。
また1の話が2の物語に非常に繋がっており、1の前日談的であり、1の宿命が2でありという、どこか「ゴッドファーザーpart2」的な映画の作り方だったなぁーと思いました。
そうそう実際、一番の感動ポイントは1あっての2だったりする。
まさかの1の感動を2は利用し、2含めてより大きな感動に帰るという、非常に大胆な手法を使い、とても泣かせてくれた。
このカンフーパンダが1と2で密接であることを象徴しているのは、わかるが、これはちょっと卑怯だったと思うが、制作側も1がよく出来ていたと思ったんだろうか?(笑)
その1あっての2の感動というのが、やっぱり筆者は「ゴッドファーザーpart2」を彷彿させてくれて、なんだろ「カンフーパンダpart2」なんじゃねえか?なんちゃって。
それでもコメディ要素も強くなっているのも評価できるよね。
でもねーラストシーンがちょっと微妙。
それは孔雀のシェンさん。
悪役だけれども、死んでほしくなかった。ポーは純粋で孫悟空的なとこあると思う。
でも攻撃を受けて直撃して死ぬというラストは、ちょっと微妙。
だったら、ポーが救いながらも自ら死を選ぶようなかすかな正義を見たかった。
3Dも凄い良かったよ。ドリームワークスのCGは安定して良い!!
つか、見たのが前過ぎていまいち覚えていないよー。しかもツリー・オブ・ライフの感想に意気込み過ぎたよ。
あと驚いたのが感想書く上で知った、製作総指揮が怪物映画でおなじみの「ギレルモ・デル・トロ」さん。やっぱり動物が主人公で暴れ回ると言ったら、首を突っ込まずにはいられなかったのかな。
そんで1のファンだったのかな?(笑)
メモ得点メモ
8
普通にオススメだし、夏にやっていた映画の中では多分人気無かったと思うけどかなり上位の映画の一つだったと思う。人気無くて残念。

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