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◯劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇 2012年度35本目◯「熱血!!根性!!気合い!!」

「自分が信じられないなら、オレの信じるお前を信じろ!」

$『A Little his REDEMPTION.』映画オタクの映画批評~season Ⅶ~-劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇
日本2008年日本制作日本

あらすじ
遥か未来。人間は、宇宙からの侵略者により敗北し、地下に暮らしていた…。
ある居住区に1人の少年、シモンがいた。彼はドリルで穴を掘ることが得意だった。そんなシモンを弟分として重宝する男、カミナ。二人は地上を目指して日夜穴を掘っているのだが、それを村長にバレて怒られる、そういう日々が毎日繰り返されていた。
いつものようにトラブルを起こすカミナ。しかしトラブルはそれだけで終わらず、上から巨大な顔のロボットが落ちてきた。一人立ち向かおうとするカミナ。そして空から降ってきたヨーコという女性。3人は協力して立ち向かうが歯が立たない。そんな時、シモンは先日穴を掘っていて見つけた顔のロボットのとこへ皆を導く。そのロボットは光を放っていた。シモンは更に見つけた小さなドリルが呼応して光っているのでそれをロボットの穴に差し込むと、ロボットは起動するのだった。
そのロボットの力で侵略したロボットを倒し、また夢にまで見た地上に出てきたシモンとカミナ。
地上ではヨーコのような穴から出てきた人間達が、地上を支配する獣人たちから地上を取り戻そうと反乱をしているのだった。
獣人たちはロボットを所持しているシモンたちを敵視し、増援を送る。カミナも戦うべく獣人からロボットを奪い、それらを改造してグレンと名付けるのだった。
だがある日、カミナは獣人のエースのヴイラルと出会い、決闘をすることになる。
弱腰のカミナは、シモンを勇気づけ二人は気合いで合体を披露し、ヴィラルを退けることに成功するのだった。
これを機会にカミナとシモンはグレン団を結成し、悪の親玉である螺旋王を倒すべく、旅を始める。
しかしこの物語の主人公はシモンだったのだ!!
2012年6月22日
感想
『カウボーイ・ビバップ』が見たくてレンタル屋に行ったら無かった。
それでもアニメコーナーを見ているとグレンラガンの劇場版はおいてあったので、スパロボZを攻略中だったし、ちょっと久しぶりに見てみるか!!
ということで鑑賞してみた。
TVシリーズの個人的総評
もう4年前のアニメなんだね。放映当時は見てなかったけど、2009年ぐらいにパソコンで全部見た。(苦笑)
とりあえず懐古主義な熱血アニメというのが印象。
現代の萌え要素やら線が細い美少女アニメが主流の中、骨太の元祖ロボットアニメを再誕させているところが非常に好印象で、ガンダム好きの筆者も本作はかなり支持している。
しかし作品単体でいうと4部構成というのが根強く、非常に面白いけど、全体的にごちゃごちゃしている印象も強い。
また2部の終了後で時間軸が7年経つという、意外な展開。
序盤こそは熱血アニメなのだが、3部からは登場人物が大人になるので、複雑な心境や重い展開にシフトしており、最終的にはバッドエンドにも近いのも忘れては行けない。
すごいことやっている感はあるんだけどねぇー。流石GAINAX!!
劇場版へ
放映時間も日曜の朝だったにも関わらずここまで骨太なアニメをやっていたというのも凄いが、人気も桁違い。大人のアニメ好きは凄いな…。結果的に劇場版の制作が決定し、テレビ版を2作に分けて映画化した感じ。
そんで自分が今回紹介するのは、1作目の紅蓮篇。
紅蓮篇に至っては、ほとんどが総集編という印象が強い。
テレビシリーズの前半の重要な、冒頭と中盤のカミナの死以外はほとんど省いている。
またカミナの死からはオリジナルな展開にシフトして、尺を上手く色々短くしている。
速攻、ニアと出会い、そのままラストバトルへなだれ込む。
もともと面白いアニメの総集編というだけあって、普通に面白い。
また冒頭には、すっかり設定が適当だったロージェノムの過去が描かれていたりする。
そこにはゲッターロボとかがいてやばい。あれってテレビ版にもあったけ?
終盤では、四天王が素早く全員集合して、合体までして素早く退場してくれる。これでこそ総集編だ!!
正直ここまではテレビ版の方が面白いかもしれないな。
時間がなくて、とりあえずグレンラガンを味わいたいというあなたはオススメ。
見ておいて損は無い良作だと思います。
得点
7
気合いと根性で敵を倒すアニメが現代に蘇っているの気になるならチェック。
声優さんもかなり魅力的。これまで活躍してなかった新鋭の方が多いのに安定感がやばい!!
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たまに買っていただきありがとうございます。
Blu-rayが出たらオレも欲しい。
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逆に前の感想を貼っておこう。
2009年12月14日鑑賞
感想
「オレのドリルは天を突くドリル!!」これが絶対下ネタだと、自分は今でも思ってる。いやネタというか、ガジェットとして!はっきり言ってロボット好きの自分としては、これほど素晴らしいスーパーロボットは無いだろうと思う。いや良い過ぎた。これは、往年のマジンガーやゲッターロボの流れを受け継いだ、現代のスーパーロボットだ。まぁ。一応補足すると、対称的にリアル思考のガンダムなどは、リアルロボット。これは良い意味で賞賛してるが、あの「オレのドリル」というフレーズは最高だ。ドリルという突起物的な男の象徴が絶対値である本作は、最高の漢の映画であり、漢になるためには忘れてはならない何かが勿論ある。その男の力が絶大であり、唯我独尊である本作。まぁー勿論男泣きはあり、絶望的な要素もあったりと内容は最高だ。だが、近年の劇場版という枠を越えることも出来ず、総集編であることは確かで、終盤以降はテレビ版の再編集で、カットされてる話は多々ある。重要人物であるロシュウの話をカットしたのは、仕方ない選択だが、残念だ。また終盤の強引さが結構露呈してるが、このアニメの良いとこは強引さにあると言っても過言でもないので、否定的には言えないか。ただこのアニメの最高の存在であるカミナの存在は革新的であり、またニアの存在も映画という120分の尺でまとめられるとかなり違った視点で、カミナと同格の重要さがあったと感じられる。ただどうにもこうにもカミナ万歳で、カミナのシモンへの思いの告白は鳥肌もの。またカミナの死もやっぱり男泣き。映像面では、最近のテレビアニメと違い。温もりがある。CG全盛の今、セル画の様な味があり、一緒に見た映画好きは、見やすいと言っていた。また本編のモチベーションが最高に達すると絵風が良い意味で荒れるのも、スーパーロボット愛を感じられる。もともとこのアニメ自体かなり良作なので、映画版もかなり良いのは当然か。
得点
9点
ドリルがカッコ良過ぎるけど物質の概念をぶち壊してる。(笑)だがそれが良い。

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