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『ベスト・オブ・スパイダーマン』を読みました。

$『A Little his REDEMPTION.』映画オタクの映画批評~season Ⅶ~-ベスト・オブ・スパイダーマン

ベスト・オブ・スパイダーマン (ShoPro Books)1470円

結構前に読んだんだけどもね。感想をずっと書きたいと思っていたのでちょこっと書く。
1994年にアメリカで発売された漫画『スパイダーマン』の50年記念作品。
『スパイダーマン』の中でもBESTと思える8エピソードを抜粋しまとめたのが本作『ベスト・オブ・スパイダーマン』だ。
一応20年前の作品であるが、日本では『アメイジング・スパイダーマン』のソフト発売に合わせ、発売された本作。
94年にアメリカで発刊されたので、これ以降の現在のスパイダーマンのエピソードは一切入っていないが、リーフレットにより概要が紹介されて補完されている。
しかしこのエピソードの数々がベストと呼ぶにふさわしく、どのエピソードも中身があり非常に面白い。
日本の少年誌などの1話よりも単体で起承転結があり、完結している点も非常に好感触で、しかもそれなりに1話が長い。
絵のタッチも注目したい50年の変遷でスパイダーマンがどう変わって行くか、アメコミの絵のタッチはどう変わって行くかもよくわかり、現代のバットマンの邦訳などと比べるととても懐かしく、それでいてダイナミック。
話しの語り口調も比較すると妙に堅かったりして、なんだか楽しい気分になる。
また値段も1500円と大変お手頃で、手に取ると参考書のような紙質に困惑するが、むしろ「これはアメコミの参考書だ!!」と思いたくなるようなアメコミの基礎とも言えるベストエピソードとアメコミらしい色使いやら絵のタッチやらスーパーヒーロー漫画とはこういうものだ!!と示すようなベストセレクションに素晴らしい作り。
初心者の方に是非勧めたいマストバイな一品でした!!
またこの後のスパイダーマンは誰がどうみても低迷期。
かなり迷走した結果、一度リセットするという驚愕の展開が待っていたりする。
絵のタッチやストーリーテリングとしては味わいたいが、この一冊だけで話しが全て1話完結なので完結するのも後味も良くて良いかもしれない。(たまに伏線が盛り込まれてそれが回収されないこともあるが、それは補足の解説書で補おう。)
またこれまでスパイダーマンの存在はサム・ライミのスパイダーマンを見て、どちらかと言えば好意的だったが、新作の『アメイジング・スパイダーマン』を見て少し嫌いになっていた。
しかし本作を読んでバットマンと同じくらい暗い部分を持ちながら悪と戦う戦士であることを理解出来、かなり好きな親愛なる隣人になった。

ベスト・オブ・スパイダーマン (ShoPro Books)1470円

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