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【感想】ファンタスティック・フォー

ファンタスティック・フォー 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray]
アメリカ2015年アメリカ映画アメリカ

『クロニクル』を監督したジョシュ・トランクの監督作品で、2000年代に映画化したマーベルコミック『ファンタスティック・フォー』のリブート映画化。
だが映画の製作段階からジョシュ・トランクと共演者の不仲の話や、監督と脚本が途中で降板になっただとか、公開直前から酷評が出回っており、予告編のシーンが本編にないなどかなり問題を抱えた映画。
アメコミ映画を好きな筆者もさすがに劇場鑑賞はしなかった。
またこれまでの『ファンタスティック・フォー』のイメージを覆す作品を目指したようで、
リードは天才だが、学生。
ベンとリードは前作同様親友。
スーとジョニーは兄弟のままだが、スーが養子となっており、ジョニーの家族は黒人という形になっている。
映画1作目と違い、宇宙のエネルギーを浴びた人間がスーパーパワーを手に入れ、人類に奉仕するという設定から、異世界のエネルギーを浴びてしまい、体が突然変異した彼らが、アメリカの特殊部隊として利用されるというかなりダークな作品になっている。
リードは外見からして人付き合いが苦手な内向的なキャラで、リーダーと言うよりは研究者。
事故後、一人で脱走して、独自にアーマーを作るわけ。
逆にべんとスーとジョニーは特殊部隊として力を最初から全開で利用されており、これまでのヒーローとは一線をかく内容。
むしろこれが最初の30分で描かれれば話が違うが、これが描かれるのが60分後、そしてそこから20分後に強大な力に支配されたもう一人の仲間のヴィクターが登場し、地球を破壊しようとしてしまう。
その戦いが15分描かれて、映画は終わる。
まぁーつまり映画は60分間ひたすら会話劇というなかなかの拷問。
ヒーロー映画を見に来たのに、全然ヒーローらしさもないし、おしゃべりばっか。
むしろ彼らが能力を得たというよりは体が変わってしまったというホラー映画のような扱いになる。
また酷いのが終盤の戦いでリードが共闘するために「協力しよう」と言って協力する様。
もうこんな小学生のおままごとみたいなことになるとはさすがに思わなかったし、
その異世界もかなり手抜きで、荒涼とした世界なのだが、どう見てもCG一辺倒。
グリーンバックを感じさせる非常に残念な作りで、前作で大赤字を出した00年代の『ファンタスティック・フォー』だったが、今作でも大失敗をしてしまったし、作らなければよかったレベルの駄作になってしまった。
そもそもマーベルコミックとしてファンタスティック・フォーはアベンジャーズに匹敵するぐらい歴史のある重要な人たちなわけで、今作のリブートで20世紀フォックスもX-MENたちと共闘なども考えていたみたいだが、それも破綻してしまった。
いっそソニーのスパイダーマンのようにディズニーに返してしまえばいいのにと思わざる終えない。
また今作の失敗で『クロニクル』で大成功を収めたジョシュ・トランクの映画人生が終わった可能性もある。
ここまで製作でもめて結果大失敗となれば、誰も彼に仕事をあげないだろうなぁ。
と久しぶりにほとんど映画を早送りして鑑賞した映画。
特に異世界のチープさとバトルが終盤に一回とチンケな感じが本当に最低で、ラジー賞納得のひどさだった。

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