Multiplex広告:記事は下部から

クラークス 2010年度82本目

「作った者勝ち!!」
$果てしない未来へ~seasonⅤ~-クラークス
アメリカ1994年アメリカ制作アメリカ
監督
ケヴィン・スミス
(恋するポルノ・グラフィティ)
予告

7&iSTORY7&i
コンビニ店員のダンテは、休日だったのだが、店長に頼まれ働くことになった。
早朝勤務という最悪の展開にだるい客の対応、あげく彼女の性体験を聞いたりと、色々破綻するダンテの休日、隣のレンタルビデオ店で働く友人のランドールは店を無視してやってくるし。
そしてダンテは最悪の情報を聞くのだった。昔の恋人が婚約したらしい。
いても立ってもいられないダンテ、それより今日やる予定のホッケーの試合はどうしよ!?
つか店長いつ帰ってくるの?
2010年9月13日鑑賞
2006年世界の映画オタクが選んだ史上最高の映画ベスト201!
90位
7&i感想7&i
4年越しの企画ですな。昔やってた企画で、見逃していた作品のクラークス。ツタヤのネットレンタルで運良く手に入りました。90位って大部評価高いな。(笑)
日本では大部無名な監督、ケヴィン・スミスのデビュー作で、新人の登竜門のサンダンスでグランプリの衝撃の一作。
自分はケヴィン・スミスあんま好きじゃないと思う。
一応この人の恋するポルノ・グラフィティ借りてみたけど、くだらなさと安っぽさが露骨過ぎて、全然良くは思えなかった。
そのくだらなさと安っぽさが、監督の売りだと思う。
それはデビュー作クラークスで体現されていた。
フリーターのコンビニ店員の休日出勤というくだらなく、挙げ句事件性というものも乏しく、友人とか客とかと、ひたすら喋っているだけという衝撃の内容。
でも結構面白いからやばい。
一応主要な二人がひたすら、何かがあっておしゃべりしている映画だけど、物語の根底には主人公の焦りが強くあって、そこにマイナスな要素が微かにおしゃべりの中にぶち込まれている。
くだらなさ全快だが、さりげなく巧妙で緻密。
そこに更に、現実にありそうでないような自由さをぶち込んだりと、なかなか。
アイデアだけで出来ているというわけじゃなく、しっかりもしているし、キャラクターもよく出来ているし、おしゃべりもそれなりに面白い。
そして一番の凄いのは、一番最初にこの作品を作ったという勝ち組的要素。
もうこれ以降は似たような映画は作ってもクラークスと必ず比べられてしまうし、本作には、斬新ささえ存在している。
くだらないを大どんでん返しし、斬新に変えたケヴィン・スミスの優秀な映画。
ラストも大胆でなかなか笑える。モノクロが良いともあるけど、アメリカの排他的なコンビニが妙に外国風でおしゃれ、かすかにジム・ジャームッシュを連想させてみてもセーフ。
だが根底にはくだらなさしかないので注意!!(笑)
メモ得点メモ
7点
といって、ケヴィン・スミスを崇拝しても、これ以降の作品はチェンジングエイミー位しかないし、出演に走って、監督としての才が大部落ちて行ってるっぽいので、地雷だと個人的に思う。ただこの映画は面白い。ちなみに全米では最近続編が出来たが、なんと日本では無名過ぎて輸入さえされていない始末。どうするよ。ちなみにYouTubeで字幕無しの本編ありました。(笑)
$果てしない未来へ~seasonⅤ~-クラークスクラークス [DVD]4935円
ちと高いかもしれないが一応リンクを貼っておこう。良かったらどうぞ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA