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ディスタービア

ディスタービア
「シャイアが実力派という現実」
2007年米
出演
シャイア・ラブーフ
(コンスタンティン)
デヴィッド・モース
(16ブロック)
キャリー・アン・モス
(マトリックス)
STORY
ある事件がきっかけで、家から30メートル以上出ると刑務所行きという10代の遊び盛りにまさかの状況に陥ったケール(シャイア)。近所の悪ガキは犬のウンコに火を付けて投げつけてくるし、隣に美人は引っ越してくるし、親にはテレビとネット回線が奪われちまうし。
残った楽しみといえば、周囲の人間観察。
隣の美女を毎日覗いてたら、いつのまにかお友達になっちまった。んで怪しい家を見てたら、なんと人を襲っている現場を目撃。
もしかしたら、今流行りの連続殺人鬼と誤解した彼は、友人や美女を使って独自の調査を開始するが。
感想
まずね。一番驚いたのはオープニング。全くリサーチした情報と見当違いの光景が打ち出されて、主人公の人間性も全然気持ち良い。がそれが一変。いきなり口ぽかんの状況下に。そしてタイトルバック久しぶりにかなり面白いオープニングを見ました。んでそっからはシャイアがひたすら暴れまくる。(良い意味で)んんでもタイトル「覗き」って割に暗い意味というよりも「人間観察」みたいな感じかな。つうか、BGMがかなり熱い若者向けでオレジャスト出した。あとシャイアの取り巻く環境(セットとか遊び道具とか)もかなり若者らしい。ipodとかガンガンだし、それに対するシャイアの反応も良い。あととても映像が綺麗でした。落ち着いてて良い。さてつづいてはstoryに関してなんだけど、物語的には、なんかよくわからない方向に映画が進む。シャイアの青春みたいなテイストで、家族内の葛藤や美女へのアプローチの葛藤や、美女との恋の動きとかで、あれ?これ怖い映画じゃないっけなって?んでラストらへんシャイアがめちゃめちゃ極端で喋りまくってうっとおしくて、確実に空気読めなくて空回りで、主人公の考え自体が実はいかれてて、1人で暴走しまくってるだけって描かれてんのよね。なんだ、奇抜な主人公破滅型の映画で、主人公自体がサイコだった。という映画かと思いきや、やっぱり実は…。みたいな展開でした。いや、そこへの転換が逆に裏切られて新感覚な感じで引き込まれてしまいました。しかもまたそのセットが異常に作りこまれてて、めちゃめちゃギミック満載。しかも犯人がぶっ飛ぶ程、凶器の沙汰。流石に唖然としか良いようがなかった。ラストもやっぱり良い意味で若者向けな展開で終わります。
得点
8点
統一性が無いのだけど、ここまで現代チックな映画は無いような気もする。とりあえずシャイアさんがめちゃめちゃ。本当に不思議な映画だったな。オレはかなり良い映画だと思う。つうかやっぱりオープニングが凄かったかな。天国から地獄みたいな。覗きって印象は薄い。

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