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☆【90点】フォレスト・ガンプ/一期一会【オールタイムベスト映画】☆

製作

1994年アメリカ映画

監督

ロバート・ゼメキス
・バック・トゥ・ザ・フューチャー
・コンタクト
フライト
・キャスト・アウェイ

出演

トム・ハンクス
・キャスト・アウェイ
・プライベート・ライアン
・ビッグ
・ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書

サリー・フィールド
リンカーン
・マグノリアの花たち
・トランザム7000

ロビン・ライト
ハウス・オブ・カード 野望の階段
・プリンセス・ブライド・ストーリー
・アンブレイカブル
・ブレードランナー 2049

ゲイリー・シニーズ
・身代金
・アポロ13
・二十日鼠と人間

ハーレイ・ジョエル・オスメント
・A.I.
・ペイ・フォワード 可能の王国
・シックス・センス

あらすじ

1981年のアメリカの南東部ジョージア州。
フォレスト・ガンプ(トム・ハンクス)はバスを待っていた。チョコレートの箱を抱えた彼は、バスがなかなか来ないので、
同じくバスを待つ人に、自分のこれまでの数奇な人生を語り始める。

1954年アメリカの南東部のアラバマ州。
フォレスト・ガンプは背骨が曲がっていて、上手く歩くこともできなかった。特注の矯正器具を使いようやく歩くことができるほどだった。
そんな彼は知能指数も普通の人間よりも低く、学校へは通えないと言われていたが、彼の母親(サリー・フィールド)は彼を普通の人間として育てる為に、学校の校長と取引を行い、フォレストを普通の学校に通わせる。
登校初日、風変わりな彼を多くの少年達が煙たがったが、ジェニーだけは彼を受け入れて、ジェニーとフォレストは親友になった。
しかしジェニーは親から性的虐待を受けていた。。。
ある日フォレストは、車に乗った青年達に追いかけ回される、ジェニーの「走ってフォレスト」という言葉をきっかけに、不自由だった足の金具が外れ、彼は誰よりも早く走ることができるようになった。
そのいじめは彼が高校生になっても続くが、フォレストが逃げた先には、アメリカンフットボールの練習場があった。
そこを駆け抜けたフォレストは、その速さをアメフト部の監督に見出され、大学に通えるようになった。
ジェニーは女子大に行ったが、問題を起こしてしまい。。。

アメフト部のエースとなりアメリカ代表までになったフォレストだが、社会情勢も目まぐるしく変わり、大学に黒人が通うようになって、
うっかりその瞬間に立ち会ったり、アメリカの歴代大統領達とコミニケーションをとったり、純粋なフォレストはそれを何気ない日常として過ごして行く。

大学も無事卒業できたフォレストは、軍に入隊する。
そこでも真っ直ぐに生きた彼は、気の合う黒人のババと親しくなる。
ババの家族はずっと海老を扱った仕事をしていた。
ベトナム戦争に従軍する2人は戦争で生き残ったら海老取船に乗ることにした。
戦争で重大な危機に直面したフォレストは、愛するジェニーの言葉を思い出し、走った。
走ってるうちに、誰かの助けを呼ぶ声が聞こえたので、助けては走った。
ババがいなかったから探したのだが。。。。。。。

フォレストは、人に会う為にバスを待っている。
だが、行き先のバスはなかなか来なかった。
しかし行き先なバスに乗る必要もない距離で、歩いて行く。

フォレストが会いに行ったのは、ジェニーだった。。。。

2018年10月10日UHD自宅鑑賞104本目

感想

自分のオールタイム・ベスト映画です

この映画初めて見た時からずっと好きで、何度見ても苦にならない。
小学校の頃、半年に1回は土曜日のフジテレビの映画枠で放映してて、
それを録画して、3ヶ月に1度ぐらい見てた。

フォレスト・ガンプに影響されて自分も走るのが好きになった。
自分が映画好きとして目覚めた中学生ぐらいに、この映画が本当に好きだと実感して、
激しく痛いのですが、中学校の卒業文集のタイトルにはフォレスト・ガンプの冒頭で出てくる名言を引用したりと、
自分でもビックリするぐらい好きだった。

専門学校に入って、アメリカのユニバーサルスタジオに行くことになって、
劇中内のババガンプ社がコンセプトレストランとして運営されていた時にはびっくりしたし、劇中内のババガンプ社のキャップと
劇中内のニコニコマークのコップを購入。

また成人してから後楽園にもあることを知って、嫁と一緒に行って、そのころはストレスで荒んでたけど、やはりレストラン内でフォレスト・ガンプが流れていて、
それを見てると次に何がくるかもわかるし、どんなセリフがくるかもわかって、一個一個が名シーンを見るように興奮していて、
すっごく幸せな時間を過ごした。

原作は専門学生の時たまたま病院で手に取ることがあって、なかなかセクシャルなイジメ要素もあって、ちょっと苦手だった。

そういう意味では、テレビ版では序盤の母親が体を売るシーンがカットされてて、ブルーレイを購入して初めて見たときは、
すごくショックだったな。

アメリカの現代史を紐解く映画

本作の見どころとしては、
現代アメリカの光輝く時期とも言える1950年代から1990年代末期までの、
911やリーマンショックが起こる前の、アメリカがアメリカ人がアメリカンドリームという夢をまだ見れる時代、
アメリカのポップカルチャーが非常に魅力的で、楽しいハリウッド大作がひしめく時代。

その過程をフォレストという知能指数の低い純粋な青年を通して、ただ真っ直ぐに駆け抜けているうちに、
時代の中心を駆け抜けていき、歴史の節目やアメリカの代表的なアイコンと関わりコラボレーションする。
それを彩る音楽も当時の流行歌を巧みに使い、非常に魅力的に描く。
ただ彼の人生は順風満帆ではない、避けられない悲しみに直面しながらも、それでも歩くことをやめない。
そんなフォレスト・ガンプの姿に心を奪われた筆者だった。
単純な自分も彼のように真っ直ぐ生きれたらなそんなことを思ったが、
人生はそんなに甘くなかったなぁと30才になった自分は思うのだった。

波乱万丈なフォレストの人生の回想とバス停の平凡な日常感が絶妙な差があって面白いが、
その後の話もフォレスト・ガンプらしくて非常に魅力的。
まさか大陸横断を何度もやってのけて、それでも多くの人々に影響を与えて行く、
ただ純粋に生きただけの青年が、とことん無欲に生きて行くうちに、周囲がそれに勝手に意味を与えて行く、
フォレストはただ、ジェニーと一緒にいきたかった。ババと海老取りしたかった。
それだけなのに、カリスマも別にない。
ただ真っ直ぐだったというそういうありえなさと現実のリンクが巧みなところがやはり本作の魅力。
その真っ直ぐな青年を違和感なく、そして愛嬌たっぷりに演じたトム・ハンクスは大好き。

この前スチールブック買ったばっかりなのにUHDも買ってしまった

TSUTAYA版の中古のスチールブックを買って、鑑賞したわけですが、
7月末にXBOX ONESがamazonでセールをしてたので、UHD鑑賞用に買ってしまった。
4Kテレビ持ってないのにね。
それでね。安いUHD1本欲しいなって、(もともと何本か持っていた。)
それでアメリカで1番安かったのが、本作だったので購入。
正直ね。HDR未対応のテレビでUHD見ても真価が発揮されなくて、むしろBlu-rayよりも視聴環境が悪いんですよ。
UHDって暗い部分はそこそこ暗くて、明るい部分はすっごく明るいんです。
特に白と光に敏感で、光は現実の太陽を見るような眩しさを体感できるんですが、それがMAXとして、
他の白がすっごく薄暗くなってしまうんですよ。
だからUHDを見るなら必然的に4KHDRテレビが必要になってしまうんです。
気をつけてください。

そういうわけでやや暗めの映像での鑑賞です。
フィルム映画なので、解像度的には、UHDでも良いのかなと所感あり。
1番の高解像度を感じたのは、ジャングルでの爆撃のシーンで逃げるとこ。

トム・ハンクス以外も名俳優揃い

これは20代ぐらいになってようやく気がついたんだけど、女優さん特にロビン・ライトが出演しているのは気がつかなかった。
2010年代後半だと『ハウス・オブ・カーズ』の強い女性のイメージがあって、ジェニーは時代の渦に巻き込まれて飲まれてしまった、
翻弄されてしまった女性として描かれてて、最後の最後でようやく自己を見つけたけど、それも終末だったという何とも酷い扱いなのですが、
挙句に設定ではビッチだし。。。
それをロビン・ライトが演じていたのを知らなかったわ。

またサリー・フィールドも近年だと『リンカーン』と『アメイジング・スパイダーマン』に出演していたけど、
トム・ハンクスの母親役で、実年齢だと9歳しか違わない。
それなのに日本語吹き替えの影響か、すっごく母親として落ち着いた人間に思えた。
また劇中でも名言を多数残し、冒頭の「人生はチョコレートの箱なのよ。開けるまで中身はわからない」以外にも
「フォレスト、死ぬことを恐れてはいけないわ。死ぬこともまた人生の一部なのよ。」と多数の名言を残し、見ている人に人生の教訓を与えてくれる。
ゴッドマザー。

思い入れが強くてうまく感想がかけない。

小学校からのオールタイム映画なので、どこがどうとかもう麻痺している。
シーンだけでももはや次はどうなる。ここで誰がどういう。ここは大晦日のシーンだ。
フォレストが走るぞ!などなどもう本作のメタファーとか感じられない。
むしろメタファー的な視点で言えば、ジェニーがあまりにも可哀想でフォレストの愛する人ながら全く逆の地獄のような日々の果てに、
HIVを発症して死ぬとか、可哀想で不条理で性差別的な作品だと思うことが、
それでも総合娯楽映画として、やはり画一的に優れていて、何度でも幼少の頃に戻って本作を楽しめる自分は幸運なんだと思う。

音楽含めて最高だし。
もちろん本作は北米のIMdbで歴代映画トップ20に入っているから世界的にも愛されている映画なんだと思う。

監督がロバート・ゼメキスなのは結構大人になってから実感する。
当時好きだった『バック・トゥ・ザ・フューチャー』やらも彼の監督映画で、すげぇなぁって思ってた。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 8.5/10
・映像のアプローチ 9/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 9/10
・音楽 9/10
・上映時間と個人的趣味 10/10

90点

ブログ始めて10年以上もたってるのに、未だに1度も記事にしてなかったみたいで、
どう描いていいかちょっと戸惑ったけど、まぁこんなかなと。
もっと地上波でやったほうがいい。

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