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(500)日のサマー 2010年度65本目

「恋愛の素晴らしさと苦しみを上手く詰め込み、ウキウキな音楽もぶち込んだ快作。」

果てしない未来へ~seasonⅤ~-(500)日のサマー

アメリカ2009年アメリカ制作アメリカ
出演
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
(インンセプション)
ゾーイ・デシャネル
(イエスマン)
予告

流れ星STORY流れ星
運命の恋を信じるトム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、ある日恋に落ちた。
それは、自身の勤務する会社に来た社長の新しい秘書で、名前はサマー(ゾーイ・デシャネル)。
だがサマーは、運命の恋など信じない女性だったのだ。
トムとサマーはある日意気投合し、恋人のような関係になるのだが…。
サマーはあくまでもフランクに彼と接しようとし、トムはいつかサマーが心を開いてくれると信じていた。
だがトムに待っていたのは悲惨な結末だった。
サマーに恋をした500日の中で彼は何を得たのだろうか…。
2010年7月31日再鑑賞
流れ星感想流れ星
実は本作は2度目の鑑賞にあたって、2度目の感想を書くわけだが、前の感想が見事にauの所為で消されてしまったため、無いわけだ。如何せん上手いことが書くことも出来ないわけだがそこは勘弁して欲しい。
実際予算的にブルーレイの購入は見送っていたのだが、インセプションを見てから、どうももう一度、動くジョセフ・ゴードン=レヴィットが見たくなってしまった。
インセプションの時は全くジョセフには期待していなかったのだが、ポスターの彼より、実際画面の中に解き放った彼の姿を見て心が奪われてしまった。
確か以前も500日のサマーを見た際も同様に、ポスターの彼よりスクリーンの彼がやばいと実感した気がする。
挙げ句、ブルーレイのジャケットを見た時も、どこか敬遠してしまったような気がする。
だが蓋を開けてみると、このジョセフ・ゴードンという男は妙に素敵で、スクリーン映えする見事な男なのだ。ちょっとポスターだと印象が薄いが映画になると一気に際立つ。
インセプションでもその辺りをフューチャーされての起用になったんじゃないかな。「これぞ映画俳優的な。」
内容については2回目になってしまうので、上手いこと書ける気がしないのだが。
この映画は素晴らしい作品であることは確かだと思われる。
ただどちらかと言うと男性向きな映画であることは確かだ。一応今作は監督の私小説的な一本であって、どこか生々しく、どこか夢の無い、現実的な映画だ。
アプローチ的には、以外とやっているようでやってない、恋愛の楽しさと辛さを交互に見せる演出により、恋愛というものを上手いこと描いていると思う。
逆に、恋愛をしたことがない男子にこれを見せれば、恋愛の楽しさと辛さを実感出来るだろう一本。
そういった要素を描く人生の教科書的な映画は、映画的価値が高くなることがしばしばあるので、この映画も後にかなりの称賛を得ることになると思うので映画好きは要チェック。
本作を撮った監督はミュージッククリップ出身とあって、音楽のセンスはなかなか良い。
よく聴くと、ゾーイ・デシャネルが歌ってるけどそこはご愛好。(笑)
特に終盤の音楽の疾走感は映画のラストを疾走させてくれて気持ち良くなれること受け合い。
何気にカメラワークも凝りすぎず、落ち着いていて、無茶していない点も個人的に評価したい。
こういう映画ってちょっとポップな感じにしようとする傾向が目立ってる気がするけど、どこか堅苦しいのは、逆に高評に繋がると思う。
未公開シーンも見たのだが、見てみるとカットして正解だったなーと思うのが結構いっぱい。
結構映画のことわかってるんだなと。デビュー作にしてはよく出来過ぎてる。
メモ得点メモ
9点
マストアイテム。

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