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◎【映画 感想】エクス・マキナ【80点】◎

エクス・マキナ
イギリス2015年イギリス映画作品イギリス

出演
ドーナル・グリーソン
(『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』『レヴェナント: 蘇えりし者』『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』)
オスカー・アイザック
(『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』『ドライヴ』)
気になっていたので鑑賞。
人工知能を搭載したロボットを演じたアリシア・ヴィキャンデルは『リリーのすべて』と本作の演技の活躍によりアカデミー賞を受賞した。
あらすじ ネタバレ注意!!
映画の内容は、グーグルのような検索エンジンを運営するIT企業で、社内の抽選に当たった主人公ケイレブ(ドーナル・グリーソン)は、社長ことネイサン(オスカー・アイザック)の家に1週間宿泊できることになった。
山奥にある自宅に訪問したケイレブを待っていたのは、社長が極秘で行っている研究への1週間の協力だった。
社長のネイサンは、一人で新技術である人工知能を開発し、人間とロボットが判別できないほどの知能を持たせようとしていた、ケイレブは人工知能搭載女性型ロボット、エヴァ(アリシア・ヴィキャンデル)にチューリングテストをケイレブにさせようとするのだった。
ケイレブは初めて見たロボットに戸惑うが、あまりにも完成度の高いそれに魅了される。
しかし大自然の中にポツンと存在するそのラボ兼自宅。そして厳重な警備で閉鎖的で無機質な部屋に自由のない生活に不信感が募る中、エヴァは自ら停電を起こし、ケイレブにネイサンを「信じてはいけない」と警告をするのだった。
話が面白い系の映画なので、ここが面白かった!と言うとだいたいネタバレなので、言及しませんが普通に面白かったです!!
映像はロボット物のサスペンスドラマというわけですが、未来じゃなく現代を舞台に、自然とロボットと無機質なガラス張りのハイセンスな家のアンバランスとバランスがうまく調和していて静かながらもパワーがあって素敵。
THE金持ちの家!!で異世界に行った感じがして高揚感はある。

またその無機質を極めてシュールも追求して、社長とキョウコが踊り出すのはやばい。
またみんなおっぱいボロンだったりとなかなかアート思考の強い感じですな。
しかもおっぱいを見ても全然エロさを感じないおまけ付き。
またドーナル・グリーソンはいつも通りですが、オスカー・アイザックは『スター・ウォーズ』の時と比べるとややデブでしかもマッチョでヒゲもじゃでハゲという変貌っぷりが印象的。
アリシア・ヴィキャンデルは印象が薄めだが、映画的にはオチが彼女を映えさせていたりする印象。
でも全編を通してやり辛い役を全うしたんだろうな。
あと思ったのが、『ターミネーター新起動』の時もそうだったけど、人工知能の発展って検索エンジンから進化が主流になるんだなぁと。それって結構説得力あるなぁと。今回も完全に人間のデータを一つ一つ検索して、判断して行動していたりしていたし、検索エンジンが能動的に動き出したら、人類終了だなぁとか思ったり。
音楽は近年のエレクトロでダウナーよりでした。
ジャクソン・ポロックとかテンション上がる。
哲学的だったなぁと。
メモ得点メモ
物語の面白さと上映時間 8/10
映画の奥深さと世界観とオリジナリティ 8/10
キャラクターの魅力 7.5/10
監督の映像演出と印象的なシーン、映像を使った話の描き方 7.5/10
音楽 7/10
俺の趣味 8/10

80

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