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V<ファースト・シーズン>第一話とオリジナルの1作目を見ました。

彼女が試写会を誘ってきたので、海外ドラマですが、せっかくなので見てきました。
元々彼女の母親の友達が当選したものですが、仕事により行けないので、暇人の映画好き二人で行くことになりました。
会場に行くと、まず入り口で本日のトークイベントの山田五郎さんが喫煙をしているという一般人にはびっくりの展開に恐縮しながら中に入ると、マスコミだらけでして…。
場違いな場所に着てしまったと思いました。

$A Little his REDEMPTION.~season Ⅵ~-V

そして最初にトークイベントです。
山田五郎さんと矢口真里さんのトークです。
今作Vは83年に製作されたアメリカのテレビドラマで、最高視聴率25%。日本でTV放送した時は、最高視聴率22%、平均が18%と少し人気な日本のテレビドラマぐらいのレベルと当時浸透していたそうです。
そのオリジナルファン代表としての山田五郎さん。
そして09年に製作され8月3日からレンタルが開始するリメイク版Vのファンとして、この手のイベントに引っ張りだこの矢口真里さんです。
矢口真里については、ゲーム好きや映画好きと言ってますが、栗山千明に比べたら可愛いもんだ、むしろにわかのランクのものでして、どっちかと言えば、愛嬌のある上手いぼけを出すなどの能力に優れた人です。
ですが山田五郎さんに至っては、本物のVはらしく、オリジナル版のVがいかにして日本で流行ったかを詳しく説明してくれました。
まずは、当時の日本でのレンタルビデオの現状を事細かに説明、またレンタルの代金の高さや、もしレンタルしたビデオが再生され過ぎてて、壊れてしまったら?などのあるあるネタを多く出してくれました。また当時の若者向け雑誌の編集だった山田五郎さんのレンタルビデオブームの火の付け方や文化なども。
また全く本作を知らない観客達にざっくばらんとオリジナルとリメイクの違いを紹介。
そして矢口真里さんが登場から、ビジターだらけじゃないか不安かと言っていると、あんたの旦那も宇宙人だよと。生まれてくる赤ちゃんが不安だ。とも言っておられました。
写真撮影を終えてそそくさと帰って行くマスコミ陣、家に帰って調べたらもう記事になってて驚きました。すごいなぁー。
そういうわけで、知らなかったのですが、
オリジナル版のVと新生Vの1話を見る事になったわけです。
それがね、オリジナル版が今の海外ドラマとは概念が違く、そもそもTV映画のミニシリーズなんだと思うんだよ。
上映時間が104分という現代の海外ドラマファンには驚きの時間になっているのです。
しかもその後に新生版の方を上映するんだからまじで、企画はやってくれたよ。
でもねーオリジナルのVが22歳の自分が見てもとても面白かった。
確かに非常に長いと思ったし、この上映だけで終わらないことも知っていて非常に辛かったけどもね、すっごく良く出来た脚本だったし、美術面も良かったし素晴らしい演技もあった。
吹き替え版での鑑賞で、声のズレっぷりは酷かったけどね、当時のアメリカの技術力を結集していたような気もする。
登場人物がすごく多くて、それの一人一人にドラマがあって、最終的には一つに交わるというなんとも素晴らしい脚本。
またオリジナル版の悪役は、独裁的で地球人を洗脳したり、また猿の惑星のような特殊メイクや、ウケるCGの使い方。
そして宇宙人の宇宙船がね、スターウォーズ意識していて非常に良かった。
あとビジター側の戦闘員たちの銃撃とかすっごくスターウォーズ風でね。とても面白かったなぁー。
キャラも凄く立っていたしね。
特に良かったのが終盤の黒人の弟が兄の死を受け入れられないシーンの演技とおじさんが、ビジターの所為で虐げられる形になってしまったご近所さんをナチスに迫害されてしまったユダヤ人に重ね合わせて、自身がどうやって息子を守ったかを熱弁するシーン。
この二つには心が撃たれた。
またラストシーンではそのおじさんが、ポスターに落書きする少年に手をかすんだけど、おじさんが書いた文字はVなのです。
そう。本作のVはビジターのVではなく、彼らに勝利する為のvictoryのVなのです。
それにはかなり驚かされたなぁー。
でも流石に続きは見たいとは思えなかった。
映像的にも面白かったけど、流石に集中力が持たない。
どちらかと言えば映画一本分にあたるし、また5作もあるので、流石に手が出せないな。
さてその直後に新生Vが始まるのですが、
これが見てわかるように、テンポが良いしカメラがダイナミックに動くわけです。
しかも現代風な形でも物語は始まり、また本作は相棒との行動のようなどかっで見た構図です。
あと冒頭が地震で始まるのは、少し今の日本には辛いかも。
んでーオリジナル同様宇宙船がいっぱいくるのですが、あ。オリジナル版は宇宙船が来て内戦が終わるという冒頭ですが、これはアーサーCクラークの「幼年期の終わり」から拝借したんだと思います。
宇宙船に怯える人々を軍隊が納めるのは、今風だなと。
んでそこから一気にしらけるのが、宇宙船がモニターに変身して、いきなり司令官が喋りだすという、とてもお粗末な展開に。(苦笑)
そしてそれに感化された少年たちが、看板にVと落書きするのですが、それがビジターの意味での落書きでして、それがもうさっきちょっと前に見て感動したのを台無しにする不始末で許せなかった。
また宇宙人がオリジナル版と違って、自然な人間として登場していたり、宇宙船の中はフロンティアがあったり、宇宙船がださかったりと全然オリジナルよりよくない。
宇宙船はトイレの便器みたいな材質なのが良いんじゃないか?
宇宙人はちょっとコスプレしてるから燃えるんじゃないか?
SFのSの字の意味も分かっていないような出来にイライラ。
また展開もとても早く、レジスタンスが出来るところもオリジナル版の良さですが、既にレジスタンスはあったりと。
挙げ句に既に宇宙人が地球にいるという展開も違ったりしています。
オリジナル版の宇宙人がぶらぶらオレンジのつなぎで歩いているところが妙に良かったりしたのですが、(ナチスの暗喩だと思う。)それも溶け込んでいる恐怖とかに誤訳されているのでね…。
またその宇宙人たちが刃物を使ったりの肉弾戦になっている点もスペースオペラ的ではなくて残念でした。
そして悪役たちは地球に潜伏していて何をしていたかというと、テロなどの犯罪です。911の犯人もビジターというぶっとび。24のジャックバウアーはもしかしたらビジターと戦っていたのかもしれません。
一つ気になったことがありまして、4400の主役だった捜査官が本作にも重要キャラとして出ているのですが、彼とヒロイン兼主人公が二人でタッグを組むのがもろに4400だったりするんですが。
調べてみるとやっぱり4400の人が製作じゃないですか!!(笑)
これだったら4400の方が面白いは!!
そういうわけで第一話が終了し時間を見るともう22時。
いや。ここから汐留から帰るのか…。
なんとも釈然としない試写会でした。
とりあえず新生Vとやらは、見ない方向でいこうと思います。地上波でやる際は見たいと思います。
ちなみにオリジナル版はかなりの良作です。
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V [ビジター] 〈ファースト・シーズン〉コレクターズ・ボックス [DVD]7185円
ちなみにDVDの場合は3話からなので、同時にV [ビジター] 〈ファースト・シーズン〉Vol.1 [DVD]797円
も買わないとコンプにならないクソ仕様。
こっちはオリジナル版の5作セット。続編のビジターの逆襲は日本で見る事が出来るのか?
V [ビジター] アンコール DVDコレクターズボックス2945円
こっちは買う価値あると思います。凄く1作目は面白かった。
ちなみにAmazonのレビューで書いてあったのですが。本作はシーズン2で打ち切りが決定。
まぁー微妙な出来ですしね。新作の敵の武器が信仰心というのはかなりおかしい考え方ですし。
ロスト越えは難しいってことです。
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