△【55点】LION/ライオン 〜25年目のただいま〜【後半が…】△

製作

2016年オーストラリアイギリスアメリカ映画

出演

デーヴ・パテール
・スラムドッグ$ミリオネア
チャッピー
ルーニー・マーラ
キャロル
ドラゴン・タトゥーの女
ソーシャル・ネットワーク
サイド・エフェクト
ニコール・キッドマン
・ムーラン・ルージュ
・コールド マウンテン
・めぐりあう時間たち
・アザーズ
デビッド・ウェナム
ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
300 〈スリーハンドレッド〉

あらすじ

1986年インドの中央のカンドワに住む5歳の少年サルーは、兄のグドゥと妹と母と4人で暮らしている。
サルーとグドゥは、盗みを働き食べ物を手に入れて暮らしている貧しい家庭環境だ。
ある日、サルーはグドゥの夜間の仕事についていきたいとわがままを言い、仕方なくグドゥは了承。
2人は夜間の駅へ向かう。
しかし疲れてサルーは眠くなってしまいグドゥは彼をベンチから動かないように諭し、仕事探しに出かけ、サルーは眠ってしまう。
目覚めたサルーは静寂に包まれた駅にグドゥの姿がないことに動揺する。
兄を探し始めたサルーは停車中の列車で疲れ果てて眠ってしまう。
サルーが目覚めると列車は移動をしていた。
何日も何日も移動を続ける列車。
サルーはここがどこだかわらない。
言葉も通じない地にたどり着き、親のいない子供と地下通路で過ごしていると
謎の男たちに追われ、ホームレスになったサルー。
いくつもの恐ろしい事態から逃げ延びた彼は、運良く親切な男と出会い、自分が迷子であると警察に保護され、
孤児院に入る。

そして運良くサルーはオーストラリアに住むスー(二コール・キッドマン)とジョン(デビッド・ウェナム)夫妻に引き取られ、
オーストラリアに移住する。
一気に豊かな生活を送れることになったサルー。
1年後、心に傷を負った孤児であるマントッシュを夫婦は引き取ったことで、サルーは弟ができたが、マントッシュは時折自傷の発作を起こし、
家族を心配させてしまい、サルーはそれを気に病むのだった。

20年後。
オーストラリアのメルボルンに移り住んだサルーはホテルマネージメントの勉強をしている最中に、
アメリカ人のルーシー(ルーニー・マーラ)と出会い、恋に落ちる。
ある日、インド系の友人たちとの会合で、
インドの伝統的な揚げお菓子を見た際にサルーは不意に幼少期の迷子だった日々を思い出す。
その時の話を友人たちにすると、
グーグルアースを使えば故郷を見つけ出すことができるのではないか?と提案される。
そのことが忘れられなくなったサルーは、
とりつかれたようにグーグルアースを起動する。
そして自分の記憶や当時の電車の速度などを使って、自分の故郷を探し出そうとする。
そのうちに、離れ離れになった兄のグドゥや置き去りにしてしまった母の悪夢を見るようになってしまい、だんだんと気を病み始め、
よりとりつかれたようにグーグルアースでの故郷探しにのめり込み、学校も行かなくなり、ルーシーとの関係にも問題が起きてしまうようになってしまうのだった。。。。。

2017年3月24日自宅オンラインPC鑑賞
2019年1月29日自宅Netflix鑑賞 2019年11本目



前半と後半のギャップ

古い映画ばっかり観直してないで、最近話題の良作映画でブログ記事にしていないものを鑑賞しようと思い、
映画批評サイトFilmarksで評判の良い、2016年の映画『LION』を鑑賞。
Netflixにも入ってたのでさっくり再鑑賞。

そもそもは公開前のFilmarksのオンライン試写会で鑑賞。
その時はPCで鑑賞したので、画面が小さかったが、今回は47型の4Kテレビで鑑賞。

前回見た時は、前半の子供時代の迷子の一人旅でのインドの絶景の数々と広角撮影の数々が非常に見事だったにも関わらず、
後半の大人パートは終始鬱展開のこじんまりとした屋内での撮影の数々であまりにも退屈だったが、結局同じような感覚だった
なんだよこのギャップ。

子供時代の撮影と演技全てがすごい

長編映画初監督作品とは思えない、絶景の数々。
少年のサルーをポツンと迷子であることを強調するように奥行きのある絶景を背景に孤独な少年が描かれ続ける。
貧困の度合いが違うインドでの孤独のエグさを描きながらも少年サルーの愛くるしさが共存した見事な描きで、
見応えたっぷり。
終始可愛く演技の上手いサルー、そしてボロボロなインドの光景と大自然、そしてある種の恐ろしさもある見事過ぎる広角撮影の数々。

映画的に孤独過ぎる少年の迷子の冒険譚ですが、映像的にはその広角撮影がとことん映画的にはまっていて、
面白いんだよな。

だがしかし

後半のつまらなさどうしてこうなった

後半の大人時代のサルーは、これでもかと美化されたイケメンインド系オーストラリア人へと変貌。
あまりにも男前すぎて、逆に普通すぎて、主人公的な良さが一切見えない。
超美人のルーニー・マーラと結ばれるという凄まじい嫌悪感を見ているものに与えてくれる。

THE無個性の主人公化

どうしてこうなったというぐらい苛立たしい展開が続く、
クソ鬱展開へと映画は一方通行。
インドの菓子を見たことで幼少期の地獄をフラッシュバックし、心をとらわれてしまい、
映画は断片的な幻想と主人公の苛立ち、そしてヒロインとの別れと極端な展開の連続へ。
前半の面白かった広角を用いた映画的な面白さをやめて抽象的な精神世界の映像の数々で、精神的な迷子描写に走り続ける。
なんですかこのテレンス・マリック現象は!!

普通に面白くない。

グーグルアース要素が全然見応えなし

「グーグルアースで故郷をみつけた」というガジェットが全く機能しないのにはびっくりした。
もっと表現の仕方は色々とあったはずなのに、あまりにもサルーの内面や葛藤に走りすぎて、その描写自体も
パズルが解けた程度でしかなく、盛り上がりが少なすぎた印象。

デーヴ・パテールだって何度見ても気づかない

『スラムドック・ミリオネア』の主人公や『チャピー』での絶妙なボンクラ感が記憶に残る彼だったが、
いつのまにかムキムキのアメリカかぶれのイケメンにになってしまっていて、全くもって誰だかわからず。

via GIPHY

演技もうまいのか下手なのかよくわからず、とりあえずルーニー・マーラとイチャイチャできるのが羨まし過ぎる。

via GIPHY

まぁ2人が恋に落ちる件も謎すぎて全然共感できないわけですが。。。

ニコール・キッドマンの実力

良いとこをあっさり持ってく第二の母ニコール・キッドマン!
さすがです。

最後の最後で明かされる衝撃の数々、しかし全部「文字」

これ映画なのに、最後の最後で明かされる真実の数々。
この映画のタイトルが何故「ライオン」だったのか?
そして兄は何故サルーを1人にしてしまったのか?
実はサルーが不意に起きて迷子になってしまったのではなかったのだ。
兄はあの時すでに事故で死んでおり、本当に独りぼっちだったのだ。
その最大な鬱要素は映画で描かれることなく、文字のみで済ます。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 3/10
・映像のアプローチ 7/10
・映画の美術面 7/10
・キャラクターの魅力 6.5/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 6/10
55点
どうにかならなかったのか。。。
あと評価高過ぎる気もするが、
お涙頂戴ものとしての機能は十分に果たせている映画なのかもしれないと思ったりする。
あと最後の最後で実際の映像ぶち込んできて映画の垣根破壊する手法は個人的には苦手です。

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