◯最強のふたり 2012年度77本目◯「とりあえず日本人受けは良いと思うぞ!!」

「面白かったんだけど、もうほとんど忘れちゃった。」

$『A Little his REDEMPTION.』映画オタクの映画批評~season Ⅶ~-最強のふたり
フランス2011年フランス映画フランス

予告編

あらすじ
フランスの何処か、それは夜のこと。
公道を交通違反して無理に数々の車を追い越すフェラーリがあった。その運転席には黒人青年が革ジャンを着ている。助手席には髭が長くなった老年の男がいる。
フェラーリは、ついに警察に見つかり追いかけられるが、運転席の男と助手席の男は、賭けを始めた。
結局フェラーリはパトカーに追いつめられてしまうのだが、助手席の男ことフィリップの唐突な発作の演技により二人は、華やかに病院に先導される。首からしたが麻痺しているフィリップと黒人青年のドリスはこの状況をとても楽しんだ。
二人は趣味も育ちも経済状況も年齢も違った。
フランスのある富豪のフィリップの介護の仕事の面接に来たドリスは、もともとこの仕事が受からないことを想定しており、失業保険を受け取る為の一つの手段だったのだ。
しかしそんな不遜な態度のドリスにフィリップは興味を抱き、彼を雇うことにするのだった。
フィリップはドリスと過ごすことにより、徐々に仲良くなって行き、これまで体験してこなかったスリルを味わうようになる。
2012年9月17日鑑賞
感想
そういえば、見たのを忘れていた。
2012年度多分、映画館の規模、公開規模に比べて以上なまでの成績を上げてる純利益を記録的に上げたと思われる。大ヒット映画『最強のふたり』。2011年の東京国際映画祭でグランプリを獲ったGAGAの最終兵器は見事に多大な成果を上げた。
海外の映画サイトimdbでの評価も著しく評価が高いので、趣味:映画鑑賞 件 将来の夢:映画業界に入ること、となれば見ないわけにも行かない。
もう一ヶ月前にもなるが、自分が見に行った回も直後の回は完売しており、2時間後の回を買った。
そしてその回もまた完売しており、立ち見での鑑賞の方もいた。すごい人気だ。
さてそれでは映画の感想でも書こうかしら。
正直面白かったが、この映画が大傑作だとか、そのような映画史に残るような歴史的な映画とは一線を欠く、ヒューマンコメディだった。(苦笑)
フランスでも大成功した本作。
思えば昨年の『オーケストラ!』も日本でヒットしていたような気がするな。
そんなことはさておき、本作は所謂、障害のある人間と社会に出ることができない若者が交流して、とても仲良くなる、実話をベースにした作り話だ。
障害のレベルも非常に高く、首から下は麻痺というかなり深刻な状況。
またもう一人の黒人青年もまた家が貧乏だったり、雇ってもらえなかったりとかなり辛い生活を送っているのだが、二人が出会い、二人は全く違う価値観なのだが、お互いの良さを認め合い、仲良くなって、悪ふざけをする、とても明るい映画なのだ。
むしろ暗いもの全てを映画から取り除き、暴走列車の如く娯楽に惚ける彼らの姿は、まさに痛快。
しかし別の見方をすれば、映画自体がとてもゆるい、フランスのコメディというのはゆるいことが面白いのかもしれない?
でもそれって日本の映画にも多くない?
アメリカ映画とかって結構、緻密に作りたがるよね。むしろ明るい二人には、とても辛い過去があり、それが悲劇に繋がるみたいな書き出しがアメリカ映画には多いし、それが現実的だと思う。
でもこれはそういう暗いトーンを全て唾棄して、とことん緩く、それでいて痛快にしている。
まぁ、一応二人は途中で離ればなれになるものの、その原因がしっくりこなかったりもする緩さ。
「いや、それ決定打にはならないよね…。」
機転を聞かすこともなく、唐突な設定で難を超える。
主人公が元不良なのにやたらに元気なのも何だか違和感。でも映画の楽しさは体現出来ている。
しかし気になるのは、現代を舞台にしているのに黒人青年の音楽の趣味が『アース・ウインド・ファイヤー』って。かなり変。iPodに入ってる人少ないだろ。しかもフランス映画なのに。せめてリアーナとかにしてくれ、古いPOPソングが好きということがキャラのバックグラウンドとして上手く描かれていると良いんだけど、特にない感じで、どこまでも緩い。
言うなれば、不出来な興行的な映画だけれども、それのどこが悪いとも言える。
むしろそう言った楽しいだけを前面に押し出した結果、喜びを得れる、むしろそういう所が日本人の映画鑑賞における欲している表層的喜びなのかもしれない。
確かに面白かったが、思いの外薄っぺらいと思えもする。
まぁーでもオススメなんだ。レンタルする機会があった時、見た方が良い。元気が出るから。
なんせ20代の青年のフェイヴァリットミュージックが『アース・ウインド・ファイヤー』なんだから。
メモ得点メモ
7
とりあえず黒人役の人の動き一つ一つがとても輝かしく、魅力的。
しかしカタルシスが少し薄いかもしれない。
むしろ何で介護の仕事を辞めたのかがいまいちわからん。自分の人生があると言えども、あのストーリーには力強さが足りな過ぎた。
あと実話だと黒人が本当はアラブ人で、現在は社長になったらしい。なんだかなぁー。
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