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◎【83点】十二人の怒れる男【伝説の密室会話劇映画】◎

製作

1957年アメリカ映画

監督

シドニー・ルメット
・その土曜日、7時58分
・狼たちの午後
・オリエント急行殺人事件

出演

ヘンリー・フォンダ
・怒りの葡萄
ウエスタン
リー・J・コッブ
・波止場
・エクソシスト

あらすじ

1950年代後半のアメリカのニューヨークの裁判所。
そこでスラム街で暮らす18歳の少年の父親殺しの裁判が行われていた。
裁判は残すことろ判決を決めるのみ。
決めるのは陪審員として集められた12人のニューヨークで暮らす男達。
職業も境遇も違う彼らだった。

事件は証拠と思えるものも多く、ほぼ有罪という状況。
しかし明確な証拠はなく、その判決だけで有罪にしていいものなのか?この罪で少年の人生の方向は決まってしまう。
一部の陪審員は早く帰りたいといい、取り急ぎ判決を決めようとする。
みなが有罪と考える中、陪審員の1人(ヘンリー・フォンダ)は無罪を主張し、
証拠1つ1つを見直すようにし、皆で議論する中、無罪ではないかと思うものも現れ始めるのだった。

2017年2月24日自宅Hulu鑑賞 2017年13本目



感想

2年前に見た映画だが、
ブログ記事にしておきたかったので、この度記事作成。

10年以上前に一度鑑賞したことある映画。
北米の映画データベースサイトの高評価映画で2019年4月30日現在で第4位という超高評価映画。

95分あっという間

95分の映画ながらあっという間に終わってびくりした。
矢継ぎ早に繰り広げられる会話劇。
会話劇をいかに映画として面白くするか挑戦している。
テーブルの座席を固定位置として、自分のセリフを話す時移動するのが妙に面白い。

また2人の悪役とも言える偏見に満ちた男と傲慢で感情的でエゴの塊の破滅的な男。
この2人にたいして、少年の将来のために、一つ一つの証拠を証拠としての役割を破壊していき、

via GIPHY

12人の気持ちを変えていくというノンストップな会話劇が熱がこもっていて面白い。
また冷房が壊れているとい設定下でのイライラがよりキャラクターの本質を引き出す、
何気ないギミックが凄すぎ!

via GIPHY

またキャラクターのバックボーンなどは一切語らず、
会話の中の自分の意見でそのキャラクターのバックボーンが見えてくるのが面白い。
そしてキャラクター同士の意見をぶつけることで、キャラクターが描かれていくのまた面白い。

長回しすっご

最初の部屋でのシーンの長回しがすごかった。
5分はあったが密室というギミックが少ない中でもキャラクターの個性を動き回るだけで表現する技術力がやばい。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 9/10
・映像のアプローチ 8/10
・映画の美術面 9/10
・キャラクターの魅力 8/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 8/10

83点

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