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☆エイリアン 2012年90度本目☆「未知との遭遇は絶対絶命」

「リドリー・スコット初ハリウッド映画でこれかよすげぇなー。」

$『A Little his REDEMPTION.』映画オタクの映画批評~season Ⅶ~-エイリアン
アメリカ1979年アメリカとイギリス共同制作映画イギリス

監督
リドリー・スコット
(『プロメテウス』『ブレードランナー』『グラディエーター』『アメリカンギャングスター』『ロビン・フッド』)
出演
シガニー・ウィーバー
(『アバター』『ギャラクシー★クエスト』『バッドトリップ! 消えたNO.1セールスマンと史上最悪の代理出張』『宇宙人ポール』)
予告編

あらすじ
いつかの未来。
貿易会社の宇宙船ノストロモ号は、恒星ゼダスからの資源鉱石2000万トンと7人の冷凍睡眠状態の乗組員を地球へ輸送していた。
ある時、何者かの信号を受信した船のメインコンピューターは乗組員を目覚めさせ、そこを調べに行くように指示を出す。その星に降り立ったクルーは、そこで破損していた古びた巨大な宇宙船を発見し、その中を探検する。
そこには、巨大な異星人の白骨した死体があった。そして調査を更に進めていると謎の卵上の物体を乗組員が発見、それを調べるとそれは急遽孵化し、乗組員のヘルメットごと突き破り顔面に付着するのだった。緊急事態に乗組員を船に回収し、着陸時の損傷を修理し飛び立つノストロモ号。
そして死んだと思った乗組員だったが、復活。仲良く飯を喰っていると突如苦しみだし、なんと腹から謎の生物が突き破って現れた。そしてその生物は船の何処かへ…。
その危険な生物を捕まえようと船を捜索する乗組員だったが、生物は脱皮し、より凶悪な存在へと変貌をとげ、次々に餌食になっていくのだった…。
2012年10月20日鑑賞
感想
久しぶりに鑑賞したぁー。多分総計2回目の鑑賞。初めて見たのは2011年だったと思う。
それまで怖くて見れなかった一本ですが、勉強の為に見た時、あまりにも完璧な映画過ぎて驚いたのが記憶に新しい。
また今思うと2012年の夏に公開された『プロメテウス』を鑑賞してから見ると、初めて見た時と情報の捉え方が変わってくるなぁーとまじまじ。
とりあえず『プロメテウス』は『エイリアン』のリメイクと言っても問題は無さそう。
基本構造も結構似通って居るし、結局は『エイリアン』を2012年の技術で事細かに細部までリデザインし直して、20年程の月日で変わったスリラー映画としての演出を盛り込んだとも言えるなぁーと。
『エイリアン』の監督は、皆知っているリドリー・スコット。しかし思うとこれ、長編作品監督二作目っぽい。しかも一作目はイギリス映画なのに対して、今作はアメリカ映画ということを考慮すると、これがハリウッド初監督作品。うほー。
皆が良く知る『エイリアン』ですが、『エイリアン』と『エイリアン2』は完全にジャンルの違う映画であることはご存知でしょうか?
やはり元々は宇宙系の怪物が人間を殺しまくるというB級映画を作るつもりだったようですが、監督のリドリー・スコットが真剣に作ってしまった結果、『2001年宇宙の旅』のような知的な映画に感化されたかの如く、かなり真面目に人間が未知との生物と遭遇することによって起きる壮絶なホラー映画になっている。
また『エイリアン2』においては、エイリアンが完全に商標されているのではないかというぐらい、大量に出現し、それを倒しまくるという監督のジェームズ・キャメロンらしいマッシブな物量的大量破壊エンターテイメントに仕上がっており、1でいう一匹の未知の生物に遭遇して対処が出来ないまま襲われて行くような恐怖感は唾棄されている。
そこからエイリアンは完全なキャラ映画として当初の企画意図を組んだかのようにB級感を出した『プレデターVSエイリアン』の様な形に昇華された。ちなみに『エイリアン3』とかは筆者は未見。
もう今の文章でだいたいの本作の感想はかけたとも言えるけれども、更に言うと、全体のデザインがやばい。
宇宙船のデザイン、外部内部共に見ているだけでテンションが上がる。
当時の最高の精度を得れるスタッフを雇ったに違いない。現代からしてもそのハンドメイド的な未来感のどこか懐かしい感じがやはり映画好きとしては嬉しい。
そこを縦横無尽に駆け抜ける登場人物たちも皆良い感じ。
エイリアンの怪物としてのデザインも逸脱。素晴らし過ぎて、エイリアンを男性器に例える評論家もいるし、やっぱり良い映画は違うなぁーと驚嘆。
まぁーでも冒頭はやや退屈。
宇宙映画を真剣に制作したとも言える展開。
そして未知の生物である外宇宙生命体ことエイリアン。
それを復活させることにより襲われるわけだが、そこまでのテンポは悪い。まぁー未知との遭遇系と考えれば全然イケル。
またエイリアンに襲われるだけでなく、ロボットとも戦うという展開もあるのは上手いなぁーと思う。
映像も普通に面白いしね。
終盤の展開も良い。
『プロメテウス』と比較してみる。
ただもしかしたら『プロメテウス』を鑑賞した直後、もしくは『プロメテウス』を見る前に本作を見ると、どちらかの評価は下がるかもしれない。
だって、流用されているもの多いもん。
特に冒頭の展開は、『プロメテウス』は『エイリアン』をスケールアップしたようにも思える。
あとは、巨大宇宙人やらその宇宙船はそのまま『プロメテウス』に登場してくる。
あと微妙につながっていない『プロメテウス』と『エイリアン』だったり。そもそもお互いにクリエイチャーが違うわけでね。
とりあえずお互いの鑑賞は間近に無い方が良いと思う。
あと本作の鑑賞は2回目より1回目の方が良い感想がもてたね。結構同じような所ぐるぐるする映画だと思うから、2回目だと道を覚えている感が強くてね。(笑)
でも面白過ぎてBlu-ray買っちゃっての再鑑賞なんだよね。あ。今回はディレクターズカット版。
劇場版だと繭が無いらしい。
得点
9
非常に面白い映画だと思っています。
外宇宙での新たな生命体に直面するまでに、それまでに起きるハプニング一挙一動のリアクションを忠実にそして細かく如実に描く。
未知の惑星におりたち生命を捜索する過程の細かさも良い。
うむ。猫をあんなに印象的に使う映画なのも良い。(笑)
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