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【感想】やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

製作

2013年・2015年日本のテレビ向けアニメ

由比ヶ浜さんが幸せになれない
本編はまちがっている

あらすじ

時は現代。
千葉県の公立学校の高校2年生の比企谷はクラスで友達がいない。彼女もいない。孤独を愛するぼっちだ。
彼は中学校の頃から自意識が強く、それでいて繊細で、寂しがり屋だった。
すぐに人を好きになった彼は、当時のクラスメイトに告白をした結果、クラスで痛い存在に。
そのことをトラウマに思った彼は、女子が特に苦手になり、好きになる前に自分から嫌なことをして距離を置く。
それでも学力も高い彼だが、あまりにも傾いたものの見方をする彼に生活指導担当の教師・平塚は目をつけ、
彼を奉仕部へと無理矢理入部させる。
奉仕部には部員が1人だった。
同学年の完璧な容姿を持ち高い学力を持ちながらもいつも冷静な雪ノ下ただ一人だった。

平塚の指示に断られず入部することになった比企谷だが、早速雪ノ下に嫌われる。
しかし平塚はこの2人に奉仕活動の成果で競争をさせ、負けた方はなんでもいうことを聞くルールを課すのだった。

強情な2人はそれを引き受ける。

ある日、2人の元に比企谷のクラスの由比ヶ浜がやってくる。
彼女はクラスの中でもトップのカーストに属するギャル系だが真面目な少女だ。
彼女の手作りクッキーのお手伝いをする2人。
雪ノ下は彼女に美味しいクッキーの作り方をレクチャーするが由比ヶ浜は料理のセンスがなかった。
偏った視点を持ちながらも聡明な比企谷は、そもそも美味しいクッキーを作る必要はないことを2人に告げる。
人が人を思って作ったものをもらうだけでも人は十分嬉しいという、点こそが大事だとプレゼンし彼女たちは納得する。

依頼を達成した2人のもとにまたも由比ヶ浜がやってくる。
辛辣なことを言う雪ノ下に本物の人間らしさを実感した由比ヶ浜は、雪ノ下を親友として、一緒に過ごす日々を選択する。
だが由比ヶ浜は、過去に比企谷と接点があり、そして比企谷が友達がいない状況が続いた発端に関係していたのだった。
しかし由比ヶ浜は違う面からも比企谷を認めていた。
比企谷はそれを自ら全否定し、おかしな関係の中、雪ノ下たち奉仕部に依頼が舞い込んでくるのだった。

2019年11月1日Amazon primeにて続も含めて視聴完了



どんどん引き込まれてくる比企谷節

何か何も考えないで適当にテレビで流したいなぁー。
と色々と他の作品名称を見ていた際に、本作を発見。
試しに見たら、どハマりした。

まぁこんなブログをやっているわけだし、
自分もやはり自意識過剰で繊細なところはあるけども、自己顕示欲みたいなのはあると思われる。
それでいてそこそこ賢いが、大学は出ていないというかなりの穿った人間なので、
本作の主人公である比企谷にはめちゃめちゃどハマりしてしまったわけです。

もちろん自分も高校時代はぼっちを極めたくないけど極めざるおえない事態に陥ったわけで、
高校1年生の時、騒ぎまくっていた結果、学校に目をつけられて、自分のいたクラスが離散して、
自分は全く友人がいないクラスに飛ばされる。
結果高校2年生で、たとえばABCDEの5つがあって、自分がAとしてそれが離散、結果BとCの半数ぐらいのクラスに自分がわずかなAの残党として入るわけだが、そこでAのクラスメイトがほぼいない、さらにBとCのグループが確固たる状況にて、
もうひたすらに孤独。
どうにかCのカースト下層グループに馴染むことに成功したが、心ここにあらず、その前にCグループの更なる下層カーストの女子とも交流を図ったりとめちゃくちゃしんどかった。
それ以来人間不信のままもうおじさんになってしまった。
やはり俺の青春は間違っている。

というわけで、ひねくれた比企谷の気持ちなんかわかるし、
腹立つキャラの連続にイライラしながらも
天使過ぎる由比ヶ浜さんがマジで最高。
それに対してしかたないことですが、真のヒロインである比企谷にちょっと似てるけど境遇が違う雪ノ下さんという姫を救うナイトの物語としての根幹なわけで、もはや絶対結ばれることのない由比ヶ浜さんを思うと不便でならないので、
ギャルゲーを購入して、由比ヶ浜さんとハッピーエンドを迎えたいと思うぐらいには、
巨乳で元気いっぱいで一途な由比ヶ浜さんが好きです。
巨乳なのがマジでいいです。

はい。

そんなありえもしない青春というものに想いを馳せざるおえないわけですが、
物語は終始ドロドロ。
特にこの比企谷がなかなかの困った思考。
自分だけが傷付けばいいと自傷ぐせがあるというか、どこか現実と距離を置き過ぎて、現実じゃないところに心を置くことができるけども、
本当は傷ついているという、まぁめんどくさい大人になりかけの青年。
それが多数の人と関係を持つことで、逆にマイナスになってしまうけども、彼の合理的な自己犠牲の数々により物事は解決しまくるわけ。
でもそれを見た由比ヶ浜さんは変わりに悲しんだり怒ったりと、本当にエモい。

もう先が気になりすぎて一気にシーズン2まで見ちゃいましたよ。
シーズン2では絵のタッチが変わって、比企谷がシャープになってイケメン度が増してしまい残念。

またシーズン1にて周囲に対して何も求めず、それでも高い目標を強いた結果、ほとんどの仕事を自分が抱えることになってしまった雪ノ下を
得意の自己犠牲の本音発言にて周りからヘイトを集めながらも雪ノ下に同情を集めさせる作戦で彼女を救うわけ。
それ以来真のヒロインが覚醒し始めたが、修学旅行で比企谷くん暴走。
由比ヶ浜さんの一途な恋心さえ踏みにじる妙手を発動し、依頼者を救うが、本当に大切なものを救えていないことに比企谷くん全く気づかない。

うん。深くて面白い。でもこのアニメ見てめっちゃはまってる30代のおっさんやばいなって思いながらずっと見てました。

またそこからの3つ巴の生徒会長戦。結果的にこれも悪手だったのかもと思わせてしまう原作すごいなぁーと。
そこからはちょっと怠めのクリスマスパーティーでだんだんと真のヒロインの辛い過去が明かされ始めるが、
由比ヶ浜さんのアプローチは極限までいってしまい、まさかのシーズン2最終回で由比ヶ浜さんのターンになるかと思いきや、
比企谷がいつもどこか距離をおいて見下していた彼が「本物」がほしい、だからそれはやめてくれと真のヒロインを救ってしまう。

その前のクリスマスパーティーで孤軍奮闘するが間違いに気付いた比企谷が美女2人に謝罪するシーン、おっさんめっちゃ泣きました。
比企谷の葛藤と成長というか自分じゃない自分へ変わろうとする変化、それに対する声優のアプローチのテクニックがすごいなぁと。
その好演も含めて、比企谷くんの心情変化の葛藤がガンガン伝わってきて、泣けました。

それでね感想書くからもう一度見ようと思ったらプライムビデオの見放題終了してしまったんですよ。
しんどくないですか?

そんなもやもやしてたらなんか原作の最終巻が発売されたらしいじゃないですか?
そしてテレビアニメの完結篇が2020年春から放送開始っていうじゃないですか?
すっごくベストタイミングで本シリーズ観ちゃったなって思うんです。

でもネタバレであっさり由比ヶ浜さんがアー!らしいので、

由比ヶ浜さんが幸せになれない
本編はまちがっている

だからPSVITAでハッピーエンドを迎えたいと思ったきもいおっさんなのでした。
(時間なくて攻略できそうにもないから実際は買わないが。。。積んでるゲームが山ほどあるんじゃい!)

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