27年ぶりの続編「重すぎ」
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに
製作
2024年アメリカのTVアニメ
精神的にきついことの連続、過酷だX-MEN!
ネタバレ あらすじ
2025年6月1日自宅鑑賞完了
概要:X-MENのアニメが27年ぶりに復活!激重展開で驚愕
1992年10月から1997年9月まで放映し5シーズン合計76話のアニメシリーズの『X-MEN』がまさかの27年の時を経て大復活。作品の権利を持っていたフォックスが凍結状態にしていた本シリーズがディズニーによるフォックス買収をきっかけにディズニーのVOD配信サービスのディズニープラス向けに再開発。当時の製作陣を呼び戻しシーズン5最終話直後から物語を再スタートする驚愕の展開。
プロフェッサーXを失ったX-MENはサイクロプスがリーダーとしてミュータント差別と戦う。サイクロプスとジーンは赤ちゃんを設けて出産間近で逆にサイクロプスとジーンは引退も考えるのだが、プロフェッサーXの遺言で宿敵のマグニートがまさかのX-MEN入りという衝撃の1話のラスト。
さらには、最強ミュータントの一人のストームがマグニートへの攻撃を守りミュータント能力を失ったりジーンの出産と母親展開からのそのジーンは偽物だったという展開や触れたミュータントの力を自分でも使えるようになる女性ローグが父親ぐらいの年齢差のあるマグニーとと恋仲になったり、それを知った親友で恋仲とも言えたガンビットが男らしくも悲劇にあったり、さらには人類のミュータント粛清への愚行がめちゃめちゃ起きたりと
引くほど重い展開が目白押し
映像も当時の風格と現代の技術力での美麗化や素晴らしい音楽など見応えたっぷりだが『インビシブル』と似通ってる気もする。
概要:1話完結は4話だけで9話は続いている
小話のような話は4話のゲームの中に入って悪者を懲らしめるだけで、他はミュータントVS人類の進化をめぐる戦い、過去シリーズで出てきたヴィランのミスター・シニスターとの戦いと決着。という過去シリーズで残した怨恨とさらなる脅威との戦い。
終盤:地獄
びっくりするぐらい地獄の展開の連続の今シーズン。サイクロプスが愛したジーンはクローン、息子はクローンとの子供だった。敵対する二人のジーンだけど、最悪なことに息子の母親は人類の進化のためにX-MENを虐殺しようとした男により犠牲になるし、ガンビットも退場という地獄過ぎる展開。怒りに燃えたマグニートは再び人類抹殺を考えるようになるし宇宙の彼方から人類の暴挙に御乱心しプロフェッサーが帰還。そしてミュータント抹殺マシーンのセンチネルの強化版は人類そのものをセンチネルに変える存在へと変貌し、無数に現れる人間センチネルにミュータントがマジで駆逐されそうになるという本当に地獄のような展開。もともとそういう人類との進化とその軋轢のような物語テーマが原作にもあり分かり合えない二つの思想とそれでも人類のためにあろうとするプロフェッサーXとマグニーたちの対立が描かれ熱い支持を受けている原作コミック。シーズンフィナーレにはまさかのシーズン2へのクリフハンガーでX-MENたちがタイムスリップ。実写映画『X-MEN:アポカリプス』で見たアポカリプスに関連しているのかしら?
総評
面白かったです。各キャラの戦闘能力の描写がとても魅力的に描かれて見応えたっぷり。ジーンのフェニックス要素とかジーンがほぼほぼ女性版スーパーマンだったり。最終盤ではゲストでキャプテン・アメリカとかデアデビルとかシルバーサムライとか出てきて90年代の雰囲気を纏いながらも現代的な映像技術の凄さを堪能できる。一応過去シリーズを全部見ないでも楽しめる内容だった。
ちなみに今更ですが2025年6月29日時点で今作は北米の映画データベースサイトIMDbのTOP250のTV部門にて94位に入っている本作。4万6000人が鑑賞し平均評価8.7/10点という超高評価作品です。

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