MCU以外のマーベル映画を否定するディズニー
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに:ご訪問ありがとうございます
製作
2024年アメリカ映画
ネタ満載。でもこれでいいの?
制作
ション・レヴィ
ライアン・レイノルズ
・フリー・ガイ
・アダム&アダム
監督
ショーン・レヴィ
・ナイト ミュージアム
・12人のパパ
・リアル・スティール
・ベガスの恋に勝つルール
キャスト
ネタバレ あらすじ
2024年7月28日劇場鑑賞
2024年34本目
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MCUに吸収されたヒーロー
2018年の『デッドプール2』から
6年の月日を経て続編
『デッドプール&ウルヴァリン』
が公開。
2019年3月20日に
『デッドプール』シリーズというか
X-MENシリーズの版権を持っていた
20世紀フォックスが
ディズニーにより購入され
20世紀フォックスにより
制作されていたマーベル映画
シリーズは一旦全て打ち切り。
『デッドプール』に関しては
生き残りが決定したが
MCUのタイムラインに加入することが
前提となり山ほどある単独作品の
公開の順番待ちになることになり
6年という歳月がかかってしまった。
また今作では
『X-MEN』シリーズの人気キャラで
すでに卒業作品とも言える
『ローガン』も過去に製作され
てしまったヒュー・ジャックマン演じる
ウルヴァリンも登場する。
ディズニーのものになったMCUとして
2大人気アイコンを手中に収めた異色作とも
言えるのではないかと思う。
ショーン・レヴィとレイノルズの映画
3作目となった『デッドプール』だが
製作はずっと主演のライアン・レイノルズが
勤めているが、1作目では
CGの気鋭クリエイターが監督し
グロ描写やアクションに巧みなCGを盛り込み
自然な合成が見事で
リアリティと面白い映像が共存する
ソリッドなアクション映画になった。
2作目ではスタントマン出身で
ジョン・ウィックシリーズの立役者の1人の
デヴィッド・リーチが担当し
アクション面もパワーアップしつつ
ライアン・レイノルズの
『デッドプール』へのアプローチや
絶妙なギャグの数々など
やりたい放題でめちゃめちゃ面白かった。
そして今作では
直近で複数タッグを組んだ
ファミリー映画の巨匠ショーン・レヴィ。
プロデューサーとしても
『ストレンジャーシングス』を
製作して大成功しているので敏腕なんだが
監督作の雰囲気が軟派なのでデッドプールと相性悪い
監督と製作者の作家性が出ることは
仕方がないことだと思いますが
観客が『デッドプール』に求めていたことなのか?
との問いに対しては違うのではないかと思ってしまった
FOXマーベル映画のネタ満載としても、それでいいのか?デッドプール3
おしゃべりクソ野郎が
超強力な自己再生能力と
超高い身体能力を持っている
それがデッドプールなわけだが
今作の物語は過去2作とはやや違う。
1作目ではオリジンと絡む
恋人との物語。
2作目では擬似家族の物語。
3作目ではどうする??と思ったら
ネタ特化型のマーベルカメオ映画だった。
類似のネタとして
トム・ホランド版MCUスパイダーマン
3作目の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
でも後半で過去にスパイダーマンを
演じたトビー・マグワイアと
アンドリュー・ガーフィールドが
別アースのスパイダーマンとして参戦。
そりゃまぁ別アースのヴィランが
召喚されてしまったら
彼らの参戦も予見されるところはあった。
逆に今作では
海外ドラマ『ロキ』の設定
というか『ロキ』のせいで
アースの概念がMCUに持ち込まれ
それを管理するTVAという組織が登場。
それを逆手に
『デッドプール』のアースは
20世紀フォックスが生み出した
『ローガン』の世界線と一緒。
そのアースが『ローガン』の影響により
消滅がはるか未来に決定しているが
早めに消しちゃうという
クソ展開
TVA(ディズニー)の判断により
MCU入りが決定したデッドプールは
MCUへのアースへ移籍が決定。
2作目で作った擬似家族という
かけがえないのない愛する人たちが
消えることが許せず
それにはむかったデッドプールが
『ロキ』で持ち込まれたヴォイド空間に
落とされてしまうが
そこにはまさかのMCUとは全然
関係なかった
20世紀FOXが過去に生み出した『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』のヒューマントーチや『ブレイド』のブレイド、『エレクトラ』のエレクトラ、『ローガン』のローラなどなど『X-MEN』シリーズのパイロやらトードやら忘れ去られた実写マーベルキャラたちが現れる
まぁ『X-MEN』のキャラに関しては
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
にて別アースのプロフェッサーXが惨殺
されておりましたが。
とネタ満載ではあるものの
根底のテーマは
2後に何故かMCUアースに移動して
アベンジャーズの加入面接を受けたが
落選したことをきっかけに
自分のアースに戻ってきても
ヒーロー活動も傭兵活動も
やらなくなって
自分の本心とのバランスが取れず
彼女と別れて平凡な人間に
なってしまったという
2後に全然望んでない展開になったデッドプール
ハッピーエンドが許されないという
メタ的思考からの
TVA(Disney)によるスカウト
というメタネタからの
ヴォイド空間にディズニーにより
絶対復活させられない
忘れられた存在として地獄に落ちた
20世紀FOXやニューラインシネマの
マーベル映画のキャラが登場し
デッドプールの為に戦うという20年の時を超えて再び銀幕に蘇るヒーローたち
またメタ的なネタとして そういったネタとしての デッドプールの超人的なアクションや 結局ウルヴァリンも別アースの新キャラで
救う必要もないんだよなぁ別に。
(流石に『エレクトラ』はスルーしましたが。。。)
制作を予定されたが中止になった
X-MENのキャラクターの
チャニング・テイタムが演じるガンビットが
自ら「おれは生まれていないかもしれないが
ここにいたんだ」というメタネタを盛り込み
大立ち回りを披露してくれる。
ウルヴァリンとの共演だけじゃなく
20年前ぐらいのマーベル映画たちの
ヒーローもでくるという
ネタも盛り込んできたがその結果デッドプールの物語としてはかなり薄い
軽口のバランスも別になく
超能力バトルやらに巻き込まれたり
そもそも監督がアクション別に得意でも
なくウルヴァリンとデッドプールのバディ映画として温いやり取りが進行する
仲間を救えなかったという
温いキャラクターでもうなんか温い。
またブレイド役の人とは今作初だが
ウルヴァリンは過去作でずっとネタにしてたし
ジェニファー・ガーナは直近で共演したり
チャニング・テイタムは1個前の映画にも
ネタ的に登場させたりと
そして『ブレイド』に関しては
アメコミ映画初出演で
若手だったレイノルズが最終作の3で共演。
立場が逆転して映画スターとなった
彼が詐欺をして干された
ウェズリーをヒーローとして
カムバックさせる素晴らしさよ。
監督ももはや友人だし温い。
なんだこの温さ!そしてどんだけいいやつなんだライアン・レイノルズ
大量のデップーも登場
原作でもデッドプールコープなど
別次元のデッドプールとチームアップする
というネタがあるが
今作では一応敵として
レディやら別アースやらの
ガチマニアックなデッドプールが
ワンシーンで多数登場し
ウルヴァリンとデッドプールの
大立ち回りの連続アクションに結ばれる。
またレディプールの声優は
ライアン・レイノルズの妻だったり
息子も二人登場したりと
何故かマシュー・マコノヒーも
声優で参戦という謎。
チームライアン・レイノルズが
相変わらずですが
ライアン・レイノルズは
かなりデッドプールを愛しているというのは
びんびんに伝わってくる。
映画としてはネタが先行していて
中身がペラペラだった気がするが
全然嫌いではない。
でも期待してたウルヴァリンのマスクがかなりダサくてがっかりした
結局MCUのタイムラインは進まない
とMCUに『デッドプール』が編入され
タイムラインに絡んでくるのか???と
期待したところもあったが
MCUの設定を盛り込んだものの
謎の新要素「アンカー」という
クソみたいな設定やら
『X-MEN』が『X-MEN:フューチャー&パスト』の
せいで時間軸改変があったが
それは別アースなのか???というあたりや
『デッドプール2』で用いたタイムマシーンは
アースの概念とは別なのか???
そしてTVA抜きで別アースに過去の時点で
デッドプールはどうやって移動したのか???
そして「アンカー」は代替が効いたのか?
結局デッドプールのアースは緩やかに
滅んでいくのか???
また過去シリーズでは
なんだかんだ作品が増えるごとに
MCUのタイムラインが若干進んでいる
ようになっていたが
今作は番外編という感じで
『ロキ』シーズン2後の
TVAがどうなってるかぐらいしか
描かれていなかった。
デッドプールとウルヴァリンの物語も
何方かと言えば元に戻った
壊れた関係が修復されただけで
進んでる感じはなかった。
TVAと世界の危機も修復されたが
結局MCUの大きな動きは
全くなかったので
今後の作品を見るのに
そこまで必要ではなかった。
全体的に新キャラの物語が主という感じで
単体としてのネタしかなかった印象
製作者の自由度が高過ぎる昨今の映画問題
と今作正直好きなのだが
映画としては微妙だった。
内容的なネタ要素多めで
ストーリーが薄かったというか
他のゲームからいろんなキャラが
出てきて共演するだけの
作品だったという印象。
また映画としてのメリハリが悪く。
デッドプールの映画化だから
というわけですが
無駄な話が多い。
だらだらとおしゃべりして
テンポを損っている。
映画の作風として
製作者の愛が爆発して
キャラ同士の関係を
腐らしている点が
多数あって悪くはないのだが
劇場でこの間延びした会話の数々が
めちゃめちゃだるい。
家で映画流してる感じで
見る分にはいいのだが
座席に金払って真っ暗闇の中
貴重な時間を使ってみるとすると
全然ありがたくないのだった。
エクステ版とかならいいんです 本当に最近こういう ・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 6/10 65点 ネタとしては面白かったし 鑑賞後に過去のMCUを再び TVで放映中のアニメも見たい時に見れる!Huluで今すぐ視聴!2週間無料トライアル実施中!
むしろこういう
会話でのキャラの掘り下げやらを
ダラダラやるのは
海外ドラマのような長尺には
向いているが
アクションと物語と会話の
バランスを取る必要のある
映画というフォーマットには
全く向いていないように思えた。
その辺りも製作者の自由度が高過ぎるのが如実に出ている印象
未公開シーンとかでもいいんです。
初見の面白いか面白くないか?
の判断する際にこういうバランスは
やめてほしいんです。
製作者の意向が強くて
尺が伸びまくる映画増えたよなぁ。hisSCORE
・映像のアプローチ 7/10
・映画の美術面 6.5/10
・キャラクターの魅力 7.5/10
・音楽 6/10
・上映時間と個人的趣味 6.5/10
デッドプールへの愛はすごく
良かったのでソフト買うか
迷うレベルではる。
見返したくなったので
良かったのではないかと思う。広告