Multiplex広告:記事は下部から

△トランスフォーマー/ロストエイジ 50点 「120分だったら最高だったのに!!」△ネタバレ注意

「この映画にはブロックバスター映画の美学がある!!」

トランスフォーマー/ロストエイジ
アメリカ2014年アメリカ映画アメリカ

公開初日にIMAXでみました。
「どうでも良い映画だったZE!!」
いや、多分それこそが、この映画を良い意味でけなしていると思う。
「長い!!長過ぎる!!」
これは勿論、悪意味で、そのおかげでどうでもよさが数倍に跳ね上がる。
つまんないわけではないが、本当にどうでもいい。
人間ドラマなんて、そこらへんの映画を真似した程度でもどうでも良い。
むしろこの映画に中身なんてものはない!!
むしろ求めてなんていない!!
これで良いんだ。マイケル・ベイは良い仕事した!!
だが長過ぎる!!!
というのが総評。
「景気も良くなり、シリーズ最高の制作費で最大の乱痴気騒ぎ!!!」
というわけで、シリーズ最高の制作費というか絶対ほとんど中国の投資だと思うけども、シリーズ最高の壊しっぷりを披露してくれるわけですよ。
てかもうここが一番の注目ポイント。前作では、景気が悪かったせいか、トランスフォーマーという変形の要素が金かかるから、一切変形しないエイリアンの侵略映画になりさがってしまったのに対して、今作はちゃんとロボットが変形したりしまくって、色んなロボットが大暴れする、生粋の中身のないブロックバスターハリウッド映画だった!!素晴らしい!!
真剣に考えると物語は深く練られていたような。
ちゃんとストーリーラインを考えると
前作のメガトロンのシカゴ侵略を機にアメリカ政府はトランスフォーマーに対して敵意を持つ。という名目で、トランスフォーマーたちの兵器を狙い、軍事力を高めようとする。
そんで、名目は悪のトランスフォーマーをターゲットにしてアメリカの特殊部隊は殲滅作戦をするわけだが、そのターゲットが人類の味方をしている方のトランスフォーマーだった。
なぜなら作戦を指揮している奴らが、実は宇宙からきた賞金稼ぎの中立トランスフォーマーと協力していて、正義の味方のトランスフォーマーのリーダーのオプティマスを捕まえる為に狙っていた。
挙げ句にアメリカにある会社は、その正義のトランスフォーマーの死体を下に人造トランスフォーマーを作って、強大な兵器を生み出そうとしていたのだった。
逃亡中のオプティマスはぼろぼろのまま身を隠していたが、アメリカの田舎に住むマッチョ系発明家のマークウォルバーグに拾われるが、そこにアメリカの組織が襲撃。
マークウォルバーグは復活したオプティマスに救われるが、彼らの家は崩壊。
オプティマスは、仲間の命を狙う人間に怒りを覚えるが、自分の命を助けてくれたマークウォルバーグ一家は絶対守ることを決める。
残った正義の味方のオプティマスの仲間たちはわずか。
それでもオプティマスたちは、この襲撃の真相のヒントをつかみ、シカゴにある人造トランスフォーマーを製作している会社を突き止める。
起動する人造トランスフォーマーは、人間の操縦が出来ると思われていたが、その手から離れる。
人間たちは、シカゴで見つけたメガトロンの死体を下に人造トランスフォーマーを作成した。
だが全ての人造トランスフォーマーはメガトロンの思い通りに動くようになってしまっていた!!
そして死んだはずのメガトロンもまたガルヴァトロンとして転生するのだった。
ガルヴァトロンの襲撃と、中立のトランスフォーマーの賞金稼ぎによって、オプティマスは捕らえられてしまう。人間たちはその報酬として、物質全てをトランスフォーマー化する爆弾を貰うのだが、それは生命体を全てトランスフォーマーへとする驚愕の爆弾で、人類自体の危機につながる。
それを中国に運んだアメリカの会社であったが、ガルヴァトロンが暴走し、その爆弾の争奪戦へと連なるのだった。
オプティマスを助けた仲間たちは、賞金稼ぎに囚われていた最古のトランスフォーマーの恐竜軍団を説得し、仲間として、香港で大暴れするガルヴァトロンの部下たちを倒し、追って来た賞金稼ぎも倒すのだった。
自分の命を狙う賞金稼ぎの依頼人である創造主に怒ったオプティマスは単身宇宙の彼方へと旅立つのだった!!
という珍しく話のある作品。
それでも3時間は長いよー。
途中の人間ドラマ大幅カットとかでも良いし、中国に行くのは良いんだけども、そこで中国人が喜びそうなサービスが本当にだるくてね。そこが酷かった。
でもこの手の映画の軽薄さのある人間ドラマの他にもロボット映画らしいプロットがあるのは良いと思う。
3D映画としても面白かった!!
IMAX3Dで勿論鑑賞したけども、眼鏡で視力を補正したせいか、冒頭からすごい飛び出て来た!!
恐竜が迫ってくる感じに圧倒されたし、途中になんどロボット達に銃口を向けられたか!!
俳優陣が好み!!
主演を務めたマークウォルバーグが地味にツボをついてくる。
途中のスローモーションでの変顔とか凄かった!!
あとヒロインがちょうどいい可愛さでよかった。
もう一人の男は印象が薄かった。マークウォルバーグが濃過ぎるのか?
でも宇宙船から脱出のロープのシーンとかいらなかった!!
スタンリー・トゥッチも結構好き!!今作は俳優がいい感じに濃いけどもあっさりしてて面白い!!
お前の声、渡辺謙かよ!!
というわけで、サムライの超えが渡辺謙だと知って笑えた。「先生」
恐竜のロボが近代都市を蹂躙する!!
もっと早くに出てくるかなーと思ったらラストバトルの助っ人として登場。
でもこいつらが、近代都市の大空や車道を闊歩するシーンには少年の記憶が呼び起こされて、非常に興奮してしまった。
しかもその周りに変形ロボットたちがどしどししてて、本当に最高だった。
今作は色んなロボットの戦闘シーンを大事にしていて、満足の行く出来でした。
でも磁力攻撃とかまじ中だるみでした。
空中戦の緑色のロボットの砲撃とかかっこ良かった。
バンブルビーは残念ながらキャスト変更の影響で個性半減。その分前作のような気だるさが緩和されたけどもね。
ラチェットの虐殺は心を痛めた。
あと不満としては映像の動きが早すぎる。これはIMAXで見たから多分脳が処理できなかったんだと思うけども。
そしてやっぱりアップの映像が多い。もっとマスターショットのようなちょっと遠くから撮った映像が多い方がおれの好みでした。
文句を言うのが烏滸がましい、だってマイケル・ベイの映画だぜ。
正直ね。本当にどうでもいい映画なんだよ。
物がどれぐらい壊れて、どれぐらい銃弾を撃って、どれぐらい敵のロボットが壊れたか、どれぐらいインパクトのあるアクションやらロボットのキャラクターが出るか。
それがこの映画の求めるべき境地で、それを本作は前作よりちゃんとやりきった。
ブロックバスター映画の美学!!
をちゃんとやっている。金を払う価値のある見せ物なんだよ。
ただ一つ言えるのが、本当に上映時間が長い。
時間を無駄にした感もあるので、注意が必要だぜ!!
メモ得点メモ
物語 7/10
キャラクターの魅力 8/10
監督の映画に対するビジョン 7.5/10
音楽 5/10
俺の趣味 6/10
上映時間が無駄に長いし中国に媚びるので特別減点-15

50
3時間とか『ロードオブザリング』のような味わい深さがないと本当に拷問です。
またシリーズとしては、
2、4、1、3って感じかな。
1はシンプルで力強いけども自分の趣味としては4の方が燃え上がった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA