製作
2014年アメリカ映画
知的だけど
ポップコーン映画
監督
2014年11月IMAX劇場鑑賞
2020年9月6日IMAXGT劇場鑑賞 2020年51本目
みんな大好きクリストファー・ノーランの映画だよ!
作家性が強いインディーズ映画の要素と
大作の爆発や重低音、
大掛かりな映像構成をまとめることができる
稀代の映画監督クリストファー・ノーラン。
『インセプション』に続く、オリジナル脚本作品。
その主演を務めるのは、
2011年から
『リンカーン弁護士』『キラースナイパー』
2012年で『マジックマイク』『MUD』など
濃い演技と安定感を披露し、
2013年には、『ダラス・バイヤーズ・クラブ』で
レオナルド・デカプリオを差し置き、
アカデミー賞主演男優賞を受賞。
そんなマコノヒーの2014年の唯一の出演作。
この二人の生み出した
壮大なSF親子愛映画が『インターステラー』だ。

子供を思う親の気持ちは科学を超える

相変わらずの独特な世界設定の一作

『インセプション』では、
人の夢の中に入ることができるという、
ものすごい設定を平然とアクション大作映画で
やってのけたノーラン監督。
今作では、地球が滅亡の危機に瀕している。
週一回ペースで重力?磁気異常?のせいで、
砂嵐がどこでも起きるやばい世界
その結果、疫病のせいで作物は死滅の一歩で、
全世界で食糧危機なわけ。
国自体も機能していないのかね?
元NASAのパイロットのクーパーこと
マシュー・マコノヒーは壊滅していく文明の中、
唯一意味のある職業である農夫として、
唯一の穀物のトウモロコシを育てている。
ちなみに月面着陸は、
ソ連に宇宙開発費を増大させるために、
アメリカの捏造になっている未来

インド軍のUAVを見つけて貴重な食料を踏み倒して、
回収しに行くのだ!!

奥さんを病気で亡くしているので、家族はとても大事!!
特に幼い娘には、家族が必要。
長男はこのディストピアに夢見るよりも
生きることを選択するドライな人。
そんなクーパーさんですが、
謎のメッセージに導かれて、
NASAの生き残りと合流し、
新たに住む惑星を見つけるべく、
家族を残して、宇宙に旅立つのでした。
類似映画って『アルマゲドン』とか『ザ・コア』とかじゃないですかね?
相変わらず、作品の中盤とか引用とかが知的で、
今作も中盤に出てくる、
ワームホールとかブラックホールやら
黒板に出てくる数式、出てくるロボット宇宙船など、
その道のプロたちにアドバイスをいただき、
現実に近いものを表したとかで、
相変わらず知的なサブカルでありながらメジャーで
あることに長けた素晴らしい作品ですが、
根底にある思想はマイケル・ベイやジェームズ・キャメロンと一緒!!
2010年代を代表する大作映画の形を変えたクリストファー・ノーランであると思うわけですが、映画を知的にしてても結局は、地球の危機を現農夫が救うということやら、NASA残党の会議室の隣に、宇宙船工場がドーン!!
重低音がドーン!!
地球の危機なのに、暴徒がいなーい!!
世界の危機を救い続けるのに出てくるのアメリカだけアメリカ万歳!!

その後の映画の展開がディザスターな展開で、
乗組員がとりま無駄に死ぬ。
どうしようもないやつがでてきて、ハプニング!!
などなど著名難解SF映画『2001年宇宙の旅』や
『ソラリス』だったりの要素やら
『ドニーダーコ』風な展開だとかを
すげぇわかりやすく描いて、
こいつはHALか?みたなキャラがアメリカンな
ノリだったりと、
この内容なのにすげぇわかりやすい。
知的なのにメジャー。
相変わらずの虚勢を張ったバカな映画を生み出してくるノーラン!!
マシュー・マコノヒーに泣かされる。
ノーランの映画は、主演俳優がいい。
バットマンシリーズでは、クリスチャンベール。
インセプションではデカプリオ。
プレステージではウルヴァリン。
などなど。
今作でもマシュー・マコノヒーが
孤独無音宇宙に出稼に出てしまった父親の立場で、
相対性理論の独特な世界設定で、
時空を超えた悲しみを体現しながら、
超SFな展開の中でも愛を貫く父親の姿で、
滅茶滅茶な設定も乗り越えてくれる。
これが映画のあるべき姿だ。
でもこの大筋現実的なSF解釈全部無視で、
人間の感情論に落ち着くあたりは
『インセプション』でもそうで。
夢の世界だとか、
インセプションは成功したのか失敗したのか?
よりもディカプリオが奥さんの幻影に打ち勝って、
子供のもとに帰る物語に仕立てたのと一緒
地球破滅の危機を宇宙に行って解決するって物語を、
娘と父の感動ストーリーに
錬金術しちゃうっていうもの、本当に変わらない。
結果、映画的には愛の物語に着地して
超ハードSFはマニア向けに解決している。
むしろ映画マニアからすれば、
その家族愛に帰結するあたりが、
この映画の一番の問題でもあるけども、
マコノヒーの演技が素晴らしくて、気にならない。
本来ならその後の世界やらの辻褄を考えれば、
おかしくてしょうがないんだが、
映画は感動的だし、世界設定も面白く、
難解なSF映画のいいところをわかりやすく描いているし、
相対性理論とか知らないでも問題なし。
そういったマニア向けと一般向けをいい感じに抑えていて、
圧倒的な重低音を観客に浴びせることで、
非常に高い満足度を多くの観客に与えてくれる。
クリストファー・ノーラン監督はとても有能!!
驚きのキャストの数々
テンポが早いシーンと遅いシーンのバランスが悪い。例えば、宇宙船、発射までのプロセスはとても短い。
『アルマゲドン』なら
石油採掘員の宇宙訓練で悪戦苦闘する姿があるが
この映画にはない。

逆に宇宙空間での動作シークエンスなどは長い。
また異星での交流などはだらだらしている。

2ページ目に続きます!

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