カンフー連続殺人事件=最強決定戦!!
たまには母親と映画を見に行こうと思い、予告編を見て、これなら母親も楽しめそうだなと思い、
見に行ったら、これが最高に面白くてやばかった!!
内容は、主人公であるハーハウ(ドニーさん)は、自身の流派の繁栄のため、他流試合をしたが、対戦相手を殺してしまう。自首した彼は刑務所に模範囚として服役していた。
だがある日、殺人事件が起きる。
その事件の内容を知ったハーハウは、この事件担当のロク警部を呼び、この事件の展開を予知するような発言をし、捜査に協力するため、出所させるように指示する。最初は疑ったロクだったが、ハーハウが予知したうちの一人が殺されてしまう。
その結果、ハーハウは捜査協力という形で釈放され、ロクと一緒に犯人を捜す。
というわけで、どっかで見たことある殺人事件映画なわけですが、その犯人が功夫使いで、殺し方が、功夫の種類なわけで、さらにその殺人自体が、試合の結果、殺されるという、殺人事件であり、カンフー映画であり、結果的にカンフー最強決定戦なわけです!!
もうね。似ている映画としては『ザ・レイド』
あれってマンションに入ったら、住人全員犯罪者で、そこからはひたすら生きるために殺し合いという、真っ直ぐな映画で、面白いやん。
こっちはもうベースは殺人事件なのに、殺し方が、カンフー最強決定戦ってわけで、真っ直ぐで、見ていて面白かったわ。
特に戦う相手が、みんな達人という設定なわけで、戦いもそれに匹敵するパワフルなもの。
犯人が相手と同じ技で戦うという制約を用いて、色んな種類のカンフーの最強の戦いが拝めて、最高でしたヨォ。
ただ終盤手前になって、事件の動機や実はハーハウの隠されていた秘密の解説のドラマパートが一気に披露されるんだけど、それがちょっと長めで、テンポを著しく悪くしていて、それまでの興奮していた気持ちを一気に落とされて疲労を感じさせてしまう。
あとドニーさんが最後まで全然活躍しない、むっつり野郎でした。
それで殺人犯としてのワン・バオチャンがマジで凄まじい、設定上障害を持っていながらも、それを感じさせながら、むちゃくちゃ強い。
その複雑な役回りで様々な技を使うのでマジですげぇ。ドニーさんよりも頑張った助演男優賞ものです。
というかカンフー映画ってやっぱりすげぇなぁーと。
カンフー映画って自分の世代的には、ジャッキーとジェット・リーなわけですが、近年だとジェッキーはご老体で、ジェット・リーはアクション卒業みたいになってて、ちょっと空白だったんですけど、この度、本格的なカンフー映画で、さらには、監督がカンフー映画界で活躍してきた人をカメオ出演させるという本気プリ。
軽い気持ちで、映画館に行ったけど、すごくいい映画に会えたよ。
あとやっぱりドニーさんが一番強かった。
またカンフー映画って時代劇が多いじゃん。そんで、現代に持ち込むとちょっと惜しい感じになりがちだと思うんだけど、今作は現代でもカンフーが描かれても全く違和感ない作品。
最高すぎる。
得点
物語の面白さと上映時間 8.5/10
映画の奥深さと世界観とオリジナリティ 7/10
キャラクターの魅力 9/10
監督の映像演出と印象的なシーン、映像を使った話の描き方 9/10
音楽 7/10
俺の趣味 8.5/10
84点
見終わってカンフー習いたくなったよ!!
本編も100分と短めで、ちょうどいい。
とりあえず、人にどんな映画かって言うなら、とりあえずエセカンフーを披露しちゃうぐらいに最高。
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