「B級ホラー映画好きには不評なので、そっち系の映画でないので注意!!」
2010年フィンランド製作
予告編
あらすじ
北欧フィンランドが舞台の物語。
フィンランドの北の方にある非常に田舎の村があった。その付近にあった山を他国の企業の社長が掘削作業をしていた。
そしてその目的の物に近づくのを感じた時、その企業の社長は満面の笑みで高らかに演説を始めたのだった…。
それを見ていたピエタリは友達とその場から離れる。その社長はこの山がサンタの墓場であると言っていた。恐れたピエリは、サンタの伝承を頑張って調べた。サンタはなんと日本で言う所の「なまはげ」のような存在だったのだ。サンタ復活に恐れるピエタリは、武装をして対策を練っていた。
その翌日、奇妙なことが起きる。それは村の資金源のトナカイが全て何かに殺されたのだ。トナカイの持ち主だったピエタリの父は、この破滅的自体に落胆する。
そして更に自体は悪化する。仕掛けておいたトラップに人間が引っかかっていたのだった。
クリスマスだというのに、破産間際に殺人。災難だらけのピエタリの父は、打開する為にとりあえず友人を呼ぶ。
ピエタリは、友人と遊ぼうとするが、村の子供は自分以外音信不通だった…。
2011年11月24日鑑賞
感想
サンタ伝説。
サンタクロース村があるフィンランドからブラックユーモア溢れるサンタ映画が贈られてきた。
元々は短編映画『レア・エクスポーツ』でサンタがデパートで売られるという内容を長編化し古典的にしたような本作。短編映画を作った方がそのまま長編も監督脚本を担当している。
この映画一体何なの!?
彼女が見たいと言ったので、とりあえず借りて見ました。しかも賞味80分。なんともお手頃。
しかし舞台がフィンランドとあって、とりあえず吹き替え版で鑑賞。
そもそも悪いサンタの物語なのに、何故タイトルが『レア・エクスポーツ』なんだろ?
なんかのスポーツでもするのかしら?しかもジャケットに武装した人たちが…B級感やばそう。
とりあえず始まると、サンタの墓?なるものが存在し、それをアメリカかイギリスの金持ちの社長が掘り出すとか。
ホラーなのか?ホラーなんだなぁ?ここからスプラッターなんだな!?
と思いきや、主人公はピエタリという少年。
この子が真剣にサンタを調べるわけですが、本来のサンタはじじいではなく、なまはげのように悪い子供を食ってしまう怖い存在だった。
ピエタリは、遊びで使うホッケーの鎧とダンボールで武装する。
なんとも楽しい展開。『リトル・ランボー』のような純粋さがあるよね。
しかも気になっていたのだけど、何やらペットをいつも引き連れているのだけどもよく見るとそれが生き物でない…。(笑)人形でもなく、むしろたわしにも見える。(笑)
何だこの映画は、ワクワクするな。
ホラー?それともファンタジー?
しかしサンタ復活に伴い、村に事件が多発。あわや破産状態のピエタリ家。そもそも母親のいない(この映画には全く女が出てこないのが気になるが、フィンランド映画となるとソースが乏しい。)のに、収入源が全滅してしまう。しかも夕飯がクッキー2枚という日本視点から見ると更に驚愕。
トイレは外だぜ。寒いぜ。
来客者にもクッキー。
どうやらこの地方の人たちの主食は厚めの湿気たクッキーのようだ。なんだろオレもそれ食べたい。腹が減ったらクッキー。うん。良い。
どんどん不幸になるピエタリ家。
運悪く、違法行為をして裸のじじいを殺してしまったピエタリの父。息子を守りたい父だが、流石に犯罪を息子に見られるわけにはいかない。
色々隠す父だが、好奇心旺盛で、この事件の犯人がサンタだって決めつけてるピエタリはずかずか踏み込んでくるわけです。
トナカイ仲間を集めて、村を襲う自体を収拾するピエタリの父たち。
そこに近郊で発掘を指示していた会社社長の無線が、破産を救う存在を発見した彼らは一大取引をする。(でも取引なんてしたことないよ。)
ピエタリのペットは絶好調だぜ!!
迫り来る裸のじじいの大群がやばい!!
実は落とし穴に引っかかったのは、サンタではなかった。
無数に出てくる裸のおっさんたち。素足で裸で雪山を駆け抜けるじじいたち。
今まさに裸のじじいから逃れるサバイバル殺戮ゲームが始まった。
ピエタリが頑張る!!
ちょっと不細工で、空想に生きているピエタリですが、友達を救うため、サンタの野望を阻止するため、命を賭けた戦いを敢行!!じじいたちとの決死戦は、どうなるんだろうか?
てかあれはCGだったのかな?雪山で夜に裸のじじいの大群が駆け抜けるシーンがあるわけですが、この画面も奇妙過ぎてなかなか笑えるのだが、あれ実写で撮影したのだろうか?そしたら凍死ものだし、素足だから足完全におかしなことになると思うぞ。
レア・エクスポーツとはなんなのか?
ラストワンシーンで、その意味がわかるわけだが、これは「なかなか騙された」と自分は思えましたな。カタカナにすると紛らわしいね。(笑)
まぁーこれで、ピエタリ家は救われたのですね。そもそも舞台が意外と現代ではなかったように今なら思えるなぁー。まぁー田舎の方が舞台の映画なので、文明が発達していないのかもね。
でも結構大胆な内容で、映画のジャンルも一概には言えないと思うし、裸のじじいはやっぱり見ものだね。
クリスマスイブに見るのも乙かもね。
得点
8点
短しいし笑えるし驚けるので、暇つぶしにはもってこい!!(笑)
ちなみに原語だとピエタリの声がすげぇー低いので少し違和感。吹き替えだと『ホームアロン』風で良し!!
評論家の評価は高いが、一般人。B級ホラー映画好きには不評なので、そっち系の映画でないので注意!!
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