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『エディット・ピアフ 愛の讃歌』を前に見たけど感想をサクッと書く。

エディット・ピアフを前に見た。
マリアン・コティヤールの出生作で、それまではプリズン・ブレイクのスカルの妻とかタクシーの主人公の妻だったのに、この映画で一気に大スターの仲間入り、なんせ超絶有名な賞の主演女優賞獲ってしまったんだから。むしろこの映画以前に彼女を知っているとまじで今の格を知ってても昔はあれに出てたのにと思ってしまう。
というわけで今更ながら感想を書くが、結構面白かった。
実在する歌手エディット・ピアフの生涯を描いた映画で、やっぱピアフ自体は凄いし、マリアン・コティヤールの体当たりぶりもすごい。
映画的には自伝映画の単調な映画化とも言えるが、突如ピアフの恋人のボクサーが死んだ際にデヴィット・リンチ的な演出に入ったので、個人的には満足、そのシーンだけでこの映画はお腹いっぱい。
更にはこんなに優れた歌手がかなりの薬物依存だったりアル中だったりと衝撃的だったかな?
この人幸せだったんかな?とか思うけど、運命の歌と出会った時のゴミ的なキャラから一気に後光出しだすからやばい。(俳優がすごいのか?)
師匠とのわだかまりやら何まで神童の転落と再生、天国と地獄の日々、ホームレスから神の歌声まで登り詰めた人間、流石にすごい人生です。
くりっくしてくだせぇ。
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