MCUにて最初の失敗作??
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに
製作
2013年アメリカ映画
「惑星直列は何でもあり」というクソ脚本
監督
アラン・テイラー
・ターミネーター:新起動/ジェニシス
・ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア
・帽子を脱いだナポレオン
キャスト
ネタバレ あらすじ
2月2日IMAX3D劇場鑑賞
2014年26本目
2022年11月26日自宅Disney+鑑賞
2022年45本目
マイティー・ソー2
2014年に書いた感想ですが
相変わらずまとまっているので
そのまま転用。
ディズニーというかマーベルの
1大プロジェクトの『アベンジャーズ』後の
『アイアンマン3』に続き第二弾。
やはり『アイアンマン3』同様に
『アベンジャーズ』で
現れた地球というか
アメリカの組織のシールドは全く登場せずに
あくまでも『マイティー・ソー』の
続編の位置づけの作品。
『アイアンマン3』と違い、完結編でもない。
合間に『アベンジャーズ』が入っているという感じか
『マイティー・ソー』の終盤で
ロキの反乱で破壊された違う世界への橋を直し
荒れ果てた世界を平定しているところから始まり
ロキは幽閉されている。
今作では
アスガルドに因縁のある
ダークエルフが復讐しに来るという話。
また地球はアスガルドが守護する
世界が惑星並列みたいな現象のせいで
磁気が狂い、世界の狭間が乱れる。
そこにヒロインが首を突っ込み
まさかの封印された兵器と
融合してしまうという
とことんぶっ飛んだあらすじだ。
また前作では、血のつながらない
兄弟だったソーとロキの骨肉の争いや
ソーのヒーローとしての資格
更にはアスガルドの世界観のリア王感が
アメコミ映画としては
どこか一線を画すもので面白かったが
今作ではそういった独特の人間ドラマは薄くなり
普通のSF娯楽アクションの
アメコミ映画にシフトしている。
特にダークエルフの軍勢の攻撃パターンが
『スターウォーズ』のような銃主体だったり
戦闘機を駆使したりと
前作の中世ヨーロッパとテキサスの変な
コラボのような面白さは、根本的にない。
かっこいいアクションより、笑えるアクション
本作を見て思ったのが
かっこいいアクションよりもディズニーらしさ?
というかなんか肩透かしなおバカ感の詰まった
映画になっていた。
特に終盤のダークエルフとの戦いでムジョルニアがそれだよね。
その直前のダーシーのノリキスでの
転移とかまじ微妙。
もう少し爽快感感じさせる
パワフルさがあると良かった。
また映画の魅力の一つの悪役が
いまいち魅力を感じなかった…。
俳優さんもあまり知らない人だし。
ダークエルフがそもそもいまいち
キャラたってなかったような…。
更にはボスキャラの補佐の黒人が
台詞も特になく
中盤から急に怪物化にされ
ポリコレ的に問題もある
それでもクリヘムのソーが見れて眼福
まぁーでもクリス・ヘムズワースの
ソーが見れただけでも楽しめるんだよな。
あとステラン・スカルスガルドの演技が
はじけ過ぎ!!
まさか全裸でケツ丸出しとか
お前何歳だよ!!
『アベンジャーズ』以降の
彼への嫌がらせは可哀想。
とりあえず一番ビックリしたのは
エンディング中に現れる
ベニチオ・デルトロのキャラクター。
『ガーディアンズ・ギャラクシー』
の悪役のようだが
インパクト強過ぎる。
とりあえずかなり期間が
ロキについては、まぁーそうだよねー程度か。
2022年11月再鑑賞
2021年のMCU映画延期の時期から
『アイアンマン』からMCUを見直して
はや1年以上が経過。
映画感想リンク:◎【85点】アイアンマン【解説 考察 :伝説の幕開け】◎
大台の『アベンジャーズ』を超えて
本作にようやく辿り着きました。
映画感想リンク:◎【89点】アベンジャーズ【解説 考察:これがアベンジャーズの最強の映画化だ】◎
8年ぶりの再鑑賞
8年ですかぁ結構前ですね。
20代から30代ですよぉ。
月日は残酷ですねぇ。
監督はMCUには珍しく
著名な人ではなく
テレビドラマ畑で単発でメガホンを
取り評価も高いアラン・テイラーさん。
キャストはソーの仲間の三戦士の
ファンドラルが交代したぐらいで
それ以外は続投。
そして今作にて二つ目の
インフィニティー・ストーンが登場。
暗黒物質に変える力など
超強力なパワーを秘めている。
宇宙一つぶっ壊せる???
しかしサノスのガントレットに
装着すると幻視を見せるパワーと
パワー系からトリッキーな力へと
格下げされている。
改めて見ると面白くない
と過去に見てもクリヘムが
見れてよかったという感想でして
改めて見ると面白くない
まず
脚本が面白くない
まぁ前述の通り
骨肉争い人間ドラマから珍紛漢紛な
スペースオペラ作品に変更。
これは3のバトルロイヤルにて
ガーギャラを見習って
大幅に見直しされたが
今作は方向性が行方不明。
マイティー・ソーという
シリーズをどうしていいか
監督も製作もよくわかって
なかったのだと思う。
中途半端に地球を舞台にして
しかもジェーンが半ば強引に
暗黒物質と融合して
アスガルドへ強制移動という
強引過ぎる展開。
更には9つの世界が繋がるという
無茶苦茶な設定が
映画の予算とあっておらず
破片などがそれぞれの世界に
行くという感じ。
序盤の戦闘シーンの
着ぐるみとの戦いなど
マジなのかギャグなのか?
その後の露骨な力比べのギャグの
シュールさなど改めて見ると
しんどい部分がちらほら。
わざわざイギリスで戦う必要も
いまいちわからないし
無駄なムジョルニアの移動の
ギャグ感も尺を伸ばしてしまう
原因になっていた印象もある。
更には全然魅力的じゃない
アスガルドでの空中戦。
戦闘機のディティールや
都市部にある砲台など
無駄に機械文明が盛り込まれていて
世界観的に違和感が強い。
アスガルドという
北欧神話をモチーフにしているんだから
ビーム砲などではなくもっと
原始的なアナログハイテク装置
とかでもいいじゃないか?
むしろ後続の『ブラックパンサー』の
ワカンダとかの方が技術的には
優れているように思えたし
作品の迷走が終始凄まじい
これは後続作品で統一されるだろうが
エーテルの力というのが
いまいち分かりづらく。
結局ソーの本気でどうにか
できる程度の力でしか
なかったのか?とがっかり
する部分もある。
クレジット直前の
オーディンがロキになり変わるのも
オーディンのパワーバランス的には
ロキは勝てないだろうと
思ってしまうところもあったり
各惑星にそれぞれ行くのも
酸素とか重力とか
どうなんだろう?と思う節もあって
とことんご都合主義で
緻密さに欠けた
中途半端な映画過ぎて
普通に面白くなかった。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 3/10
・映像のアプローチ 6/10
・映画の美術面 5/10
・キャラクターの魅力 4/10
・音楽 6/10
・上映時間と個人的趣味 5/10
46点
この作品ぐらいから
クリヘムの魅力が爆発してきた印象はある。
次回は『アイアンマン3』を
見直します。
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そうだっけ?結構面白かった
気がすると思っていたが
普通に面白くなくてびっくりした。