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◯【69点】アントマン&ワスプ:クアントマニア【解説 考察:『リック・アンド・モーティ』化】◯

『リック・アンド・モーティ』と
『マンダロリアン』に汚染されるMCU

はじめに

“まえがき”
閲覧いただきありがとうございます。
本ブログは筆者の鑑賞記録保管を
目的としたブログです。
副収入目的で色々SEO対策をして
おります。
閲覧いただきありがとうございます。

本ブログ記事を読むことで
私が味わった娯楽作品の
カタルシスを追体験できるかも
しれません。

ですがこの記事を読むことで
追体験するのではなく
映画を鑑賞して
自分自身でカタルシスを味わって
ください。
私以上の発見と出会うことが
できるのではないかと思います。
本日はご訪問いただき
ありがとうございます。

製作

2023年アメリカ映画

等身大のヒーロー

監督

ペイトン・リード
アントマン
・チアーズ!
イエスマン “YES”は人生のパスワード
マンダロリアン

キャスト

キャスト一覧
ポール・ラッド
アントマン
40男のバージンロード
・ウォールフラワー
・僕と生きる人生

キャスリン・ニュートン
明日への地図を探して
・ザ・スイッチ
名探偵ピカチュウ
・ビッグ・リトル・ライズ

ジョナサン・メジャース
・ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路
・ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ
・ホワイト・ボーイ・リック

ミシェル・ファイファー
・恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
バットマン リターンズ
・ヘアスプレー
・ホワット・ライズ・ビニース

エヴァンジェリン・リリー
アントマン&ワスプ
ホビット 決戦のゆくえ
LOST

マイケル・ダグラス
恋するリベラーチェ
ウォール街
・氷の微笑
・トラフィック

ビル・マーレイ
・ロスト・イン・トランスレーション
天才マックスの世界
・ライフ・アクアティック
ムーンライズ・キングダム

コリー・ストール
ミッドナイト・イン・パリ
アントマン
ハウス・オブ・カード 野望の階段
・PUSH 光と闇の能力者

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
サノスとの決戦後、アントマンである
スコット(ポール・ラッド)は
自伝作家として大成功を収め
住民たちに愛され
恋人の相棒のワスプである
ホープ(エヴァンジェリン・リリー)と
一緒に幸せに暮らしていた。

ホープはピム粒子を用いて会社を創設し
その力を兵器ではなく食料問題や
住居の問題に取り組んでいた。

スコットの娘の
キャシー(キャスリン・ニュートン)は
反抗期を迎えサノスのデシメーションに
より消滅しアベンジャーズのおかげで
復活したが人権を侵害されてしまった
人々を救う抗議活動に参加。
結果的に彼女は警察に対して
攻撃を行い捕まってしまうのであった。

スコットは彼女に会いに行き
彼女を留置所から連れて帰る。

ホープの自宅に戻って家族団欒する。
実はキャシーがホープの父で
ハンク(マイケル・ダグラス)と一緒に
量子世界について研究を
行っていることをスコットと
ハンクの妻で
かつて量子世界に30年以上囚われていた
ジャネット(ミシェル・ファイファー)は
初めて知るのであった。

彼らは量子世界に対して信号を送る
実験を始めジャネットはすぐさま装置を
強制停止させる。

しかし量子世界に住むものにより
信号は受信され
そこにいた全ての人、そして研究用の
蟻たちもろとも
吸い込まれてしまうのであった。

キャシーを救うべくスコットは
彼女の側を離れなかったことにより
家族はキャシーとスコットと
ホープ一家にて別れることになった。

だが量子世界はかつてジャネットを
救いに来た時とは全く違う環境だった。
ジャネットは彼らに秘密にしていた
ことがあったのだ。

量子世界は
マルチバースから隔離された世界。

ここでは別の生物が多数いて
独自の文明が超発展していた。

そしてこの地には征服者と呼ばれるもの
カーン(ジョナサン・メジャース)がいた。
科学者だった彼は
多次元のカーンとの戦いの末に
量子世界へ追放されてしまった。
壊れた装置を治す為
ジャネットに協力を仰ぎ
あと一歩で完成させようとした矢先
装置の一部によりカーンの過去の記憶に
触れてしまったジャネットが
カーンは多次元にある文明を焼き尽くした
破壊者であることを知るのであった。

彼を野放しにすることで
ジャネットたちの次元が破壊されて
しまうと考えエネルギー装置を
ピム粒子で超巨大化させて
カーンをこの世界に閉じ込め
カーンの支配から量子世界を
救おうと彼女はずっと
戦っていたのであった。

スコットの力に目をつけた
カーンはキャシーを捕らえて
エネルギー装置を元の姿に
戻させようとするのであった。
そしてカーンの部下には
スコットたちに因縁のある
ある男がいるのであった。

2023年2月17日IMAX3D版鑑賞
2023年10本目





はい!アントマン3でーす!

『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
に続いてMCU31作目として
2018年の『アントマン&ワスプ』の続編
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』
を鑑賞しました。

監督はシリーズ全作を監督している
ペイトン・リード。

主演と助演も続投だが
『アベンジャーズ/エンドゲーム』に登場した
主人公のスコットの娘のキャシーの役者は
ティーン映画にて活躍している
キャスリン・ニュートンに変更。

新たにキャシーを迎えた
アントマン一家は強大な敵に
遭遇してしまうというお話。

今作は量子世界に囚われたジャネットの過去が紐解かれる

前作までは
物を小さくしたり
小さくなって要塞を攻略したり
チームで小さくなったり
大きくなったり
蟻を利用して戦ったりと
ドタバタ劇が描かれていた
シリーズでしたが
3作目では
2作目の終盤で現実世界に帰還した
ジャネットのいた量子世界が舞台。

量子世界は隔絶された別宇宙だった?

アントマン2で描かれた量子世界は
分子構造よりもさらに小さいという
無茶苦茶な世界だったが
そこでは普通に生物やらなんやら
戦争やら何やらと異世界が広がっていた。

また海外ドラマの『ロキ』が原因で
そのような世界へと歴史改変されたのか?

それとも元々そうだったのか?
うまいことジャネットがそのことを
黙秘続けていたようで

his
改変か?本当にその過去があったのか?

劇中でハンク・ピムは前に来た時と
世界が変わっている!
と発言していたので
『ロキ』にてカーンが死んだことで
次元崩壊で閉じられた歴史が
発生した可能性もある。

映画感想リンク:【海外ドラマ】ロキ【感想】

量子世界を支配し
現実世界に復活し
別次元の自分を殺害して
次元を含めた征服王になろうとする
カーンとアントマン一家の
避けられない戦いが描かれるというのが
今作ということ。

SF化してコレじゃないと思う人もいる

と新キャラのキャシーと
父たるスコットの冒険というドラマは
ある種1作目から続く
等身大の人間の物語として変わらないが

ペイトン・リードが
今作の監督の前に
『マンダロリアン』シーズン2にて
SFギャグ回とルーク再誕の神回を監督して
スター・ウォーズの影響をバッキバキに
受けまくったせいか?

はたまた脚本家が傑作カオスSFアニメの
『リック・アンド・モーティ』出身の人だから

めちゃめちゃごちゃごちゃした混沌なSF

his
正直『ソー:ラブ&サンダー』もSFコメディ色があったしタイカ監督がギャグ寄りで
似たような要素でしかも過去作と路線変更でしんどい思いした人もいるかも

登場するキャラクターの
スター・ウォーズっぽい楽しさと
『リック・アンド・モーティ』っぽい
間の抜けた混沌っぷりがなかなかでした。

そこに

衝撃のフェーズ5開幕による次なるサノスと思える”カーン”の登場ですよ

相変わらずクッソ忙しいMCU。

しかもアントマンと言えば
普通の人間なのに
そんな奴が別次元のアベンジャーズを
殺害しまくってるというカーンに
勝てるはずないだろう!!
と見ていてどうなるんだこれ!?
と結構ハラハラしたりしました。

ポール・ラッドの等身大のヒーローさが良い

と巷ではそんなに評判良くない本作ですが
2000年代のウィル・フェレルや
セス・ローゲンの作品たちの作品を
愛してきた私としては
いずれの作品でも活躍していた
ポール・ラッドが
父親として娘のために
完璧じゃないにしても
頑張って困難に立ち向かう姿は
とてもよかったです。

映画感想リンク:奇人たちの晩餐会USA 2010年度140本目

コメディ出身らしいギャグ演出としての
量子世界の暴走による
可能性の分離でスコット増殖の展開にて
31に勤務するスコットが出て来るたび
笑ってしまいました。

『リック・アンド・モーティ』に毒されるMCU

『ロキ』にてマルチバースの概念が
解放されてしまったMCU。
別次元からの侵略者やら
別次元の自分やらが登場し始めても
おかしくないわけですが
その担い手の
マイケル・ウォルドロンさん。
『リック・アンド・モーティ』出身でした。

映画感想リンク:【超人気記事】リック・アンド・モーティ シーズン4 完走しました!【解説 考察:全話レビュー!単発系でまとめ切った】

リック・アンド・モーティ シーズン4 2

メインクリエイターではないものの
エミー賞受賞エピソード
などにも関わり。
その後も
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
でも脚本を担当という
マルチ・バースの担当をしている。

そもそも論
『リック・アンド・モーティ』なんて
マルチバースの最たるものでして
シーズン1の後半で主人公たちの
世界がウイルスにより怪物化して
文明が崩壊。
主人公のモーティとその祖父で
マッドサイエンティストの
天才発明家のリックは
別次元で丁度実験で死んだ自分達と
入れ替わり暮らし始めるという
調教学の展開が描かれ。
挙句にそもそものリックも
本当のモーティの祖父ではなく
別次元から自分の妻と娘を殺した
リックを探していたが
うまくいかずたどり着いた先で
リックと出会ったという物語。

また毎回リックに宇宙の果てに
連れてかれては謎の宇宙人たちと
殺し合いをしては
文明崩壊に近い状態までやって
自宅に帰るという展開なわけ。

そして今作ではその
『リック・アンド・モーティ』に
参加しているライターが脚本。

エミー賞獲得したエピソードを
共同で作った模様。

もはやガッツリ引き抜いてきたというわけ。

またそれらしいギャグやキャラクター
モチーフやらが随所に盛り込まれていて
テレパスの無駄なスコットとのやり取りや
ゼリー状の怪物や
得体のしれない操縦棍を操るとこや
ビームが出る戦士の顛末など
よくよく思えば『リック・アンド・モーティー』
っぽい要素の集合体ですよ。

しかもこの2人が
アベンジャーズ5の
『アベンジャーズ ザ・カーン・ダイナスティ』
アベンジャーズ6の
『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』
の脚本を務めるわけですから
このごちゃごちゃSFカオスから
しばらくMCUは抜け出せないわけですよ。

his
これはこれで面白くなると思うが後光のようなものが輝く死闘のような展開は
拝めなくなる思われるが。。。

長くなったのでページ分けました。

his
終盤までのざっくりとした感想は次のページに続きます。

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