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【海外ドラマ】WWⅡ最前線 カラーで蘇る 第二次世界大戦【感想】

製作

2019年アメリカ海外ドラマ

概要

第二次世界大戦の記録映像と
戦争の研究者たちによるコメント映像を
用いて当時の背景を描いた作品。
1話50分
全10話

2021年4月5日Netflixにて鑑賞完了



第二次世界大戦を描いた映画のお供に

次何見よっかなぁーと
IMDbを見ていたhis。

今回は2019年からNetflixで配信中の
『WWⅡ最前線 カラーで見る 第二次世界大戦』を見ることにしました。

IMDbにて2021年4月23日時点でも
6000人ちょっとしか見てないですが、
好評の本作。
TOP123位という結構高い位置にある。

古いドラマもいいけど
新しいのも見なきゃぁと思い今回は選定。

第二次世界大戦を記録映像等を用いて
映像作品化した本作。

戦争史を解説する研究者たちの意見もあり
第二次世界大戦の惨さや
指揮官たちの人格の背景や
駆け引きなどが描かれる。

映画として
多くの映画作品が第二次世界大戦の映像化を
試みている。

その背景に潜む真実を知るためにも
本作を見るのは効果的だった。

正直前半面白くなかった

第二次世界大戦を描いた本作。
1話、2話はヨーロッパ戦線の序盤、
まだ武器のお披露目会的な側面や
見知らぬ人々の小競り合いが描かれて、
そこまでツボにはまらなかった。

しかし3話から日本軍が参戦。
海外作品だけあって、
日本軍が政府中枢の傀儡として
使い捨てのように市民たちが
戦地へ赴かれ、
中枢は自身の思想に酔い
世界を支配しようとしているように
描かれている。

ここまで日本が悪として描かれて清々しい

現代でも民主主義を語ってはいるものの
大人になってちゃんと見てみれば、
上流階級同士の結託や
下流階級の選択権を減らし、
上級国民に対して特権を常に
維持できる仕組みがちゃんとできている。
その面影が戦時中からずっとあった。

随所に盛り込まれる日本の狂った思想に
洗脳された日本兵の異常な強さ。
情報統制された日本において
信仰心というものがいかに強いか
というのを感じられた。

あまり見ることのなかった日本批判の第二次世界大戦というのは面白い

大量の白骨遺体

上記により挫折しそうになりながらも
楽しく見るれることが
できるようになった本作。

回が進むことで戦争は苛烈になった。

ヨーロッパ戦線特に
ロシアとドイツの戦いは
映画といえばアメリカという側面もあり
あまり見受けることができなかった。

スターリングラード戦線の恐ろしさはやばい

極寒の地での持久戦という
想像しただけで地獄なのだが、
そこでのジリ貧ドイツと
当初弱かったロシアが、
日本同様の上層部の地獄の指示により
捨身戦法、
そして寒育に育ちの耐久性を用いた
まじで地獄の戦いが描かれる。

最終的にはナチスドイツを囲み
兵糧戦になったが、
それでもヒトラーの命令により降伏が
できないという超絶地獄の中、
ゴロゴロ落ちてるナチスドイツの
餓死死体の数々など、
無茶苦茶生々しくて興味深い。
血だらけの人体欠損よりも
こういった餓死や食中毒、
もしくはすでに絶命して放置された
白骨遺体の数々が記録映像に映し出される。

空中戦

パールハーバーしかり
ミッドウェイしかり
ロンドンへの空襲しかり
ドレスデン爆撃しかり

空中からの爆撃の映像が多数あり。

映画化も難しいであろう空中戦については
新鮮味がすさまじい。

パールハーバーでは山本提督が
とても高い評価を受けている点など
面白く思えたが、
ドレスデン爆撃という
戦争におけるミステイクという
戦争を遊びと思える狂気のような
愉快犯とも思える狂気の空襲も
第二次世界大戦には存在していることに
震え上がった。

日本人としてどうしても
広島と長崎の核攻撃というのが
頭の中に残るが、
特に何もない街に対しての
異常なまでの空爆で
街一つ消すという
連合国側の暴挙が存在していた
ことに恐ろしさを覚える。

本当に記録映像?

ふらふらと情報収集をしていると
本作の映像が、
映画作品から出典していることも
あるようで。
それ記録映像じゃないじゃないか!
と思ったわけです。
その真偽は不明。

戦争に潜む人間の姿

今作を見て驚いたのが
ヒトラーが薬漬けだったということ。
常軌を逸した戦争のラスボスだけあって、
その精神はやはり破綻していて、
医者から処方される薬は
覚醒剤だったという。

だからこそ恐ろしい無限爆撃や
ソ連への侵攻など
そしてホロコーストなどが
あるのかなぁと。

アメリカ軍ではちょこちょこ
司令官が入れ替わり、
その背景では仕事のできるやつと
できないやつだとか
部下いじめだとかそういうのがあったりと
戦争の最中でも手綱の取り合いという
おぞましい駆け引きが存在していることは
流石に盲点だった。

his
権力争いはどこにでも存在するんだなぁ

第二次世界大戦映画の空白を埋めて

冒頭の部分にかかるが、
今作の詳細な情報の数々は、
多くの戦争映画の背景に潜む
紛れもない事実。

映画の中で描かれた話題一つ一つが
ここの戦争に潜むドラマに結びついていく。

ある種必見の作品ではあるが、
クソ長くてクソだるいことは間違いない。
戦術としても面白いし、
侵攻図としても面白い。

例えば『この世界の片隅に』にて
艦隊戦に負けたという話題。
もしかしたらミッドウェイのこと
なのかもしれない。
などそういった補完にも繋がるため、

我慢してみた甲斐のある作品だと思う

そんなわけで次回は一度見たけど
『バンド・オブ・ブラザース』を
見直そうと思う。

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