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パラノイドパーク

パラノイドパーク
「映画とは映像で全てを伝えるということ。」
2007年米仏
監督
ガス・ヴァン・サント
story
アメリカのポートランドに住む16歳の高校生のアレックスは、授業中急に呼び出された。
そこには、警官が待っていた。
事件は一ヶ月前に起きた。
あの日、パラノイドパークで。
感想
思ったよりは、見やすく普通に面白いと思える作品。
何だろうか?前作のラストデイズやエレファントのような答えの無いような映画では無く、原作有りきの本作。だから普通に映画なんだが(割と退屈な)、やっぱり監督一つでこうも深みが出るか!!と思わずにはいられない。
見ていて思ったのは、台詞がめちゃめちゃ少ない。でも主人公の気持ちは存分に伝わってくる、映像と音で!!
つまりそれこそが本来の映画というもの!!
そしてそれこそが一番難しいこと。素人がやれば、痛いぐらいの評価だけど、ガスがやっちゃうあたりが熱い!!まさに巨匠!!そして映像一つ一つの小さな巧みさ、心を表現する上でのこの繊細さ。面白い。うなりたくなる点は本当にいっぱいある。あの恋人に別れを告げるシーンのサイレントとか、あのうつろな目とか、シャワーだとか。一つ一つが丁寧で繊細で、面白い。
ただ内容的にはたいしたこと無いんだよね。(笑)
でも本当に何気なさすぎて、監視員の真っ二つは、余計にインパクトを感じた。そのインパクトもアレックス本人の感情に酷似するものだろから、その感覚を作ったガスはやっぱすげえ。つうかサイズがまさかのハンドカメラサイズこの演出はわからなかった。
でもたぶんおれが評価した以上にスケボーシーンはすごいらしい。あとラストの行動は、破滅的で大好き。うん。好き。でも映画の話自体はありふれ過ぎて対したこと無い。
得点
7点
これこそ映画。忘れてたテクニック。ちなみにおれガスの映画ほとんど見てません。(笑)

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