△【映画レビュー】スーサイド・スクワッド「脇役たちの宴」【65点】△


アメリカ2016年アメリカ映画作品アメリカ
監督
デヴィッド・エアー
(『フューリー』『エンド・オブ・ウォッチ』『トレーニングデイ』)
出演
ウィル・スミス
(『メン・イン・ブラック』『アイ,ロボット』『アイ・アム・レジェンド』『幸せの力』)
マーゴット・ロビー
(『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』『フォーカス』)
ジョエル・キナマン
(『ロボコップ』『ラン・オールナイト』『デンジャラス・ラン』)
ジャレッド・レト
(『ダラス・バイヤーズクラブ』『ミスター・ノーバディ』『レクイエム・フォー・ドリーム』)
ヴィオラ・デイヴィス
(『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』『プリズナーズ』『ダウト〜あるカトリック学校で〜』)
ジェイ・コートニー
(『ダイバージェント』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』『ダイ・ハード/ラスト・デイ』)
アダム・ビーチ
(『父親たちの星条旗』『ウインドトーカーズ』『カウボーイ&エイリアン』)
ベン・アフレック
(『アルゴ』『ザ・タウン』『ゴーン・ガール』『グッド・ウィルハンティング/旅立ち』)
◯普通のハリウッド大作映画でした◯
なんだろ。
あれだけ、「この映画はすごく個性的な映画だよ!!」「すごいポップでカラフルだよ!」って宣伝している割には、よくある普通のハリウッド大作映画に収まっていて、まぁ普通に堪能したんだけど、そのカラフルさだとかポップさとかはまぁどこいった?
って感じだけど、普通に悪い奴らが仁義通して、地球を守るという典型的なチームアクション映画だった。
本当に普通だった。
まぁ確かにマーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインがかなり狂ったキャラクターでも、マーゴット・ロビーの外見が最高・オブ・最高で、キャラクターも可愛い感じで、すごくキュートですごく可愛くてセクシーでメロメロ〜って感じになったし、尺もだいぶ割いていて、彼女の代表作になりうるほど魅力的だった。
逆にマーゴット・ロビーとW主演とも言えるのがデッド・ショット役のウィル・スミス。
これが役自体はデッド・ショットなんだけど、ウィル・スミスの経歴のせいか?それともウィル・スミスが演じてしまったからなのか、ナチュラルに悪い奴に全くなってない。むしろ銃を使うテクが超やばいキャラをウィル・スミスが演じた程度になっており、アメコミのキャラとはなんか違う。コスプレしたウィル・スミス。
いつものウィル・スミスなんだよな。
でもガンアクションは最高にカッコよくて痺れたんだけどな。この面は原作ファンは賛否両論かな。本当に根本的キャラクターが良い人すぎて殺人鬼らしさが薄い。
△ジョーカーのコレジャナイ感△
今作では、バットマンの映画『ダークナイト』に続き、3人目のジョーカーが登場。
ちなみに本作はDCコミック映画シリーズであるDCエクステンデッド・ユニバースに連なる3作目にあたり、今後バットマンの単独の映画化に際して重要な役どころになると思われる宿敵のジョーカーを演じるのは、アカデミー賞俳優でありミュージシャンのジャレッド・レト。
役作りなども話題になっていたが、今作では、メインの悪役ではなかった。
主演であるハーレイ・クインのキャラクターを彩る重要な脇役であり、今までのジョーカーとは違う役どころで、彼女を取り戻すために、めちゃくちゃな行動を起こすという、悪さが足りないキャラクター。
また前回の『ダークナイト』ではバットマンの光と影で表裏一体であり、切っても切れない関係、ある意味では恋人のような立ち位置でいたが、今作では街にいる有力な犯罪集団のボスだけど、凄まじく頭がおかしくやばい人程度に陥ってる。
コミックスでは出てくるたびに、バットマンファミリーを地獄に落としている存在だったり、バットマンを助けてしまうようなバットマン愛全開だったけど、今作ではマーゴット・ロビーの愛に心打たれて、愛する人を救いに来た王子様。
しかも素顔のシーンも登場し、凄まじくイケメン。
★DCエクステンデッド・ユニバースのジョーカーを考察推測★
個人的には、今作のジョーカーは本物のジョーカーではなくて、ジョーカーによって頭をおかしくされた二代目ロビンのジェイソン・トッドなのではないか?と勝手に思っている。バットマンは原作が『ダークナイト リターンズ』だし、40代ということもあるし、ジョーカーの年齢も40代ぐらいじゃないと辻褄が合わない気もする。
ただ映画においては、そういう考察もあっさり無視してファンをがっかりさせるのが常なので、だったらいいなぁー程度。
△前半音楽がヒットした洋楽を多用して最高だったのに…△
前半のキャラクターそれぞれの紹介部分だったり、彼らの日常には洋楽を彩ることで、
かなり印象的に仕上がっていて、見ていて楽しかったのだが、中盤からのアクションメインになってからは普通のハリウッド大作の映画に変わって、重要なアクションシーンに対して全く効果的なアプローチをしてこなくて、かなりがっかり。
まぁふつうにアクション見たなぁ。程度に落ちた。
△変な映画△
この映画は結構変な映画だなって思った。
序盤がある意味、ハイライトで、それぞれのキャラクターの背景が描かれる。
時間軸も現代より過去。
そこで悪さをして大活躍をする彼らをバットマンが成敗する。
音楽も相当盛り上がっている。
その最中、急に映画は終盤のような出来事が起きる。
もう序盤から終盤のような地球崩壊レベルの展開。
普通だったら、小規模の事件が起きて、それを解決するのに初タッグみたいなことがあるけど、そのまま即席チームとして出動。このあたりは、悪い奴らを使うという端的な表現でいいかもしれない。
でも現場がもはや最終決戦状態で、これこの映画もう終わるのでは?とか思ったら、そっから映画のトーンが一気に変わって、『バイオハザード』とかゾンビを倒すみたいな、なんか怪獣兵士たちをコテンパンにしながら、ゴールに向かっていくという、個性もクソもない普通のアクション映画。
これにはびっくり。
また悪い奴らを描いていて、相当パンクな作品になるかな?と思いきや、悪い奴らだってみんな心にトラウマを抱えて、頑張って生きている人なんだ!!でも頭おかしいんだよ!という普通のドラマをこじつけてくれて、なんかチームとは違うけど、一致団結して邪悪な奴らを倒すわけで、本当に普通。普通オブ普通で変な映画だった。
ジョーカーもなんか違くてね。
全然濃くない。キャラクターのディテールは濃いんだけど、薄っぺらいというか、本当に普通なんだよなぁ。アートディレクションがキャラクター造形に絞っていて、映画全体の雰囲気とかは、とことん普通で、街を舞台にしてコスプレしている強い奴らが戦うっていう普通なんだよ。
でも敵の固さとか結構違和感で、バットや素手やブーメランで壊れるやつや、銃弾でも壊れない奴がいたり、そういう映画でした。
メモ得点メモ
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど  4/10
・映像のアプローチ 7.5/10
・映画の美術面 6/10
・キャラクターの魅力 8.5/10
・音楽 8/10
・上映時間と個人的趣味 7.3/10
65点
普通に楽しかったが、物足りなさはある。
スリップノットさんが原作でも同様の扱いと知ったので、原作準拠な作品として感銘を受けている。

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