出資者の熱意が暴走しているほどの情報量
★この記事をまとめるとこんな感じ★
製作
2026年アメリカ映画
え?2時間未満の映画なの?体感2時間20分だわ!
2026年4月26日吹替版劇場鑑賞
2026年11本目
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概要:マリオ映画その2はニンテンドーユニバースの幕開け?
2023年の大ヒット映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の続編が2026年4月24日に日本でも公開。
前作は北米で5億7000万ドルを記録し年間チャート2位という大ヒット。世界合計を見ると13億6000万ドルを記録し特大ヒット。
2026年5月10日時点では北米では歴代17位、世界では20位という物価がどんどん上がっているとはいえ、社会現象レベルのヒットだと思う。
2026年4月1日北米で公開された本作。前作ほどのヒットはできなかったが4億ドル超えの大ヒット。世界合計でも9億ドルと娯楽映画としては超大成功という印象。
監督は前作から引き継ぎ。
物語は、2007年にWiiで発売された『スーパーマリオギャラクシー』を引用し、前作のニューヨークの地下と異世界が繋がっていた設定からさらにパワーアップし、その異世界は宇宙にも世界が広がっていた!という状況の中、ピーチ姫の出生の秘密や、強大な力が明かされていく。
また別次元からの来訪者として『スターフォックス』シリーズの主役のフォックスが登場。それ以外にも『ピクミン』からもピクミンたちが登場し、ニンテンドーユニバースが幕開けしたか?と思わずにいられなかった。

やばい:凄まじい情報量に眼精疲労でダウン
本編98分なのでエンドロールを除くと93分程度と比較的短い映画。
なのだが、体感2時間20分かと思うほどに濃密だった。
1シーンごとの映像の情報量が多く、場面転換ごとにそれぞれ異なる世界が描かれる。冒頭のメキシコ風の世界やハイテクなクッパJr.の戦艦、ゲートウェイ・ギャラクシーでの地下街やカジノ、ゲームオマージュのシーンの緻密さや演出、スターフォックスの世界、恐竜の登場するヨッシーアイランドを彷彿とさせるベビーマリオのくだりや終盤のクッパJr.の星などなど、90分とは思えない情報量の詰め込みっぷり、潔く次回送りでいいのではないか?と思うようなシーンもあるので、やり過ぎってぐらいのシーンと演出量に異常な疲れを感じた。一緒に見ていた4歳の娘もその量の多さやなかなか進まない話に飽きてしまい、途中で一緒に見ていた妻に話が進まないと愚痴を漏らしていた。私も見終わって眼精疲労で頭痛が発生し、その日は辛い日を過ごしたが、この情報量の濃さは映画として通しで真剣に見る分には体力的に厳しかったが、その目まぐるしさという点では非常に素晴らしいものだったと思うので
絶対UHDは購入して、家で複数回の再鑑賞はしたい!
と思った。
任天堂ゲームファンには絶対おすすめできる作品ではある。
ただし、一本の映画として見ると、その過剰さはかなり人を選ぶと思う。
考える:映画とはなんなのか?ファミリーイベントとしては満足
今作を見て流石にこれはダメだろうと思ったのが、クッパJr.に攻撃されてマリオとルイージがベビーになってしまった挙句想定外の星に墜落したシークエンス。
そこで一悶着あるわけですが、それ丸々カットでもよかったのではないか?と思ってしまった。
そもそも90分台の映画なのに、体感ではかなり長く感じた原因の一つがこの寄り道だった気がする。
まじで赤ちゃんになったマリオとルイージがわーわーして寝てる恐竜起こしてというアクションシークエンス。
別にそれ次回作でも良くない??任天堂の別ゲーキャラ出しただけでもサービス精神が止まらず、ベビーマリオも出しちゃうって、そこどうにか映画としてのクオリティ維持のコントロールできなかったのか???ネタとして赤ちゃんにしちゃう武器も実際に任天堂が作ったガンコンというネタもあり凄いんだが、それでもですよ。
そういうネタの連続披露に終始していて、楽しいのだけど映画としてはどうか?ピーチ姫の出生の秘密が明かされるとか、クッパJr.とは?みたいな部分あるかなぁと思いつつも話としては、ゲームのシナリオのようにペラペラで、あくまでも映像演出を楽しむ構造で、ゲームムービーのようなものが延々と続くと感じる人もいるのではないか?と思いました。
これを映画としてどう評価するかはかなり難しい。娯楽ファミリー商業映画としては間違いなく成立している。でも、映像で物語や感情を積み上げるタイプの映画として見ると、全然違うものに見える。
映画館で見る価値がなかったとは思わない。ただ、家で好きな場面を何度も見返す方が相性のいい作品かもしれない。愛が暴走した映像作品として、これはこれで映画だったのだと思う。
妙なドラマ要素で中身がある?
とはいえ、ドラマがないわけでもない本作。今作のメインヴィランは、クッパJr.。え?そもそもクッパって結婚してるの?という点については触れておらず、しっかり息子として登場し、寄宿学校に行ってたというなんとも後付けっぽい設定。息子もいるのになんでピーチ姫に求婚しているの?という1作目の矛盾点など流石イルミネーションの映画というところもあるが、今作でしっかり更生してしまったクッパが過去に歪んだ教育によりめちゃめちゃ歪んだ性格のクッパJr.は、無邪気に人も殺しかねないやばさがある。それを見て、更生して息子に間違いを指摘できないクッパの父親としての葛藤が妙なドラマになる。結局諭すことなく父として息子の理想になろうとして再びマリオに立ちはだかり、ほねクッパとしてもマリオとルイージに立ち向かう姿など悪役の矜持を見せてくれてよかったわけではある。
同様に後付けの設定になるが1作目でもぼやかしてたピーチ姫の出生の秘密。まさかコズミックパワーを持った存在ってどういうことよ??というところ、記憶を取り戻し姉を救うなどの暖かい物語も出てきたりとありきたりではあるが、彼女を救うために奮闘する終盤の姿など映像含めて感動的でした。
マリオたちのドラマとしてはほぼなく、前作のエピローグで登場したヨッシーがメインになるかと思いきや、追加キャラとして処理されていただけという、もったいなさも感じるがヨッシーはとても可愛かった。逆にドンキーは登場が冒頭にカメオ程度で、やや物足りないか。

もはやマリオが強い理由が1作目と違い「ゲームの主人公だから強いに落ち着いてる」のも、この映画が映画として考えると不出来では無いか?と言われる理由もわかる。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 5/10
・映像のアプローチ 9/10
・映画の美術面 9/10
・キャラクターの魅力 5/10
・音楽 6/10
・上映時間と個人的趣味 8.6/10
72点
正直かなり面白かったです。それは自分がゲームが好きだからというのはあるのかなぁと思う。
見る人を選ぶ作品だけど、マリオの映画が見たい!家族で見れる映画を見たい!という人はいいと思うけど、娘は楽しかったけどすっごく長く感じて途中退屈だったとのことでした。
ネタバレ あらすじ
最後に:ご訪問ありがとうございます
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