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◯【80点】ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー【解説 考察:任天堂の異世界おじさん】◯

ユニバも任天堂も本気でマリオの映画作ってきた

はじめに

“まえがき”
閲覧いただきありがとうございます。
本ブログは筆者の鑑賞記録保管を
目的としたブログです。
副収入目的で色々SEO対策をして
おります。
閲覧いただきありがとうございます。

本ブログ記事を読むことで
私が味わった娯楽作品の
カタルシスを追体験できるかも
しれません。

ですがこの記事を読むことで
追体験するのではなく
映画を鑑賞して
自分自身でカタルシスを味わって
ください。
私以上の発見と出会うことが
できるのではないかと思います。
本日はご訪問いただき
ありがとうございます。

製作

2023年アメリカ映画

ゲームの音楽が輝きまくる

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ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
2020年代のアメリカのニューヨーク。
イタリア系アメリカ人の
マリオとルイージは水道工事会社から
独立して起業した。
2人はオリジナルのTVCMを作成し
起業成功を願った。

しかし身体能力が高すぎる
マリオに比べ
ルイージはドジで臆病で不器用で
運が悪かった。
そんなルイージをマリオは
大事にしパートナーとして
信頼していた。

だがマリオの父はマリオを
認めていなかった。

ある日、ニューヨークが
浸水被害にあった。
それを治めることで
会社の知名度を高めようと
したマリオは
ニューヨークの地下で
原因たるバルブを発見するが
寸前のところで
渡っていた配管が故障し
さらに落下してしまう。

そこで巨大な水道管を
見つけたルイージとマリオ。
その水道管はなんと
異世界へのゲートであった。
異世界にワープした
ルイージを追うマリオだが
ルイージはクッパが治める
ダークランドに落ちてしまう。
マリオはその隣の
キノコ王国に落ち
ルイージを救いに行こうとする。

だがこの世界では
クッパがペンギン王国を
襲い強大な力が手に入る
スーパースターを手に入れており
次の狙いはピーチ姫がいる
キノコ王国であった。

ルイージは運悪く
クッパ軍団に捕えられ
牢屋に閉じ込められる。

マリオは運良く
ピーチ姫の知り合いの
キノピオと知り合い
彼の導きにより
ピーチ姫の城まで辿り着く。
しかし城では
クッパの進行に対抗し
隣国のジャングル王国に
軍隊を借りるための
交渉をしに出向こうとしていた。
マリオはルイージを
助けてもらうために同行を依頼し
ピーチ姫の厳しい身体テストに
なんとか合格し
キノピオ交えた3名は
ジャングル王国に行くが
彼らはピーチ姫の依頼を断るが
王様の息子のドンキーコングとの
決闘に勝利すれば
軍を貸すことを約束し
マリオが決闘に参戦することに
なるのであった。

またカメのクッパは
スーパースターを手にし
ピーチ姫に結婚を
申し込もうとしており
断られればキノコ王国を
焦土にしようと考えていた。

2023年5月5日吹替版鑑賞
2023年21本目



誰もが知ってるTVゲームが現代技術でアニメ映画化

1981年に
アーケードゲームの
『ドンキーコング』に登場した
プレイヤーキャラが
後々マリオと呼ばれるようになり

1983年にはルイージと共に
1面のループゲームタイプとして
登場。

1985年に
ファミリーコンピューターにて
単独作品として
横スクロールのアクションにて
『スーパーマリオブラザーズ』
が登場し社会現象になり。

任天堂の看板キャラクターとして
40年以上愛される存在に。

1986年には早々に
アニメ映画化され
1990年より2023年現在も
『スーパーマリオくん』として
漫画が
コロコロコミックで連載している。
1993年には実写映画化までされたが
それ以降は音沙汰なく。

近年の『ソニック・ザ・ムービー』の
ヒットに呼応されてか
はたまた
ユニバーサルスタジオジャパンにて
マリオエリアを開設したことが
背景にあるのか
ユニバーサル傘下の
イルミネーションこと
『怪盗グルーの月泥棒』というか
『ミニオンズ』シリーズの会社が
現代の技術で
3DCGアニメ映画として
2023年に公開。

監督はDCコミックスのアニメ作品の
経歴がある2人が共同監督。

マリオの生みの親たる
宮本茂さんもプロデューサーとして
関わりマリオの造形や
世界観の造形に大いに
意見を出した模様。

アメリカから始まる

と前情報無しで
批評家評価と北米評価は
高くなかったものの
やはり発祥の地である日本では
評判良かったので
自分もこのGWを活かして
鑑賞してきました。

前より映画に時間も割けないので
吹替版にて鑑賞。

マリオは刹那・F・セイエイや
夜神月を演じた宮野真守。
最近では『鬼滅の刃』での童夢の
演技が凄くて感動しました。

映画はどんな感じにまとめるのかな?
と思ったら

普通にニューヨークから始まった

いやまぁ急にファンタジー映画が
始まるかなぁ?とまぁ
冒頭は『スーパーマリオ64』で
出てきたペンギンが出てくるわけですが

via GIPHY


そこからニューヨークに舞台を移し
水道工事屋として会社から独立した
移民2世のイタリア系アメリカ人の
マリオとルイージが
貯金をはたいてCMを作り
早速仕事が舞い込むわけですが
ルイージがまぁミスるわけで
足をひっぱるわけで
でもマリオ的には
ダメな弟がいるから
勇気が持てる。

でもそんな内情を
マリオの父にはばれていて
ルイージを巻き込んだと
揶揄されるという
なんともしんどい父と息子の確執。
そして家では子供っぽい部屋で
ゲームをするマリオさん。

his
ゲーム=子供っぽい大人
ゲームの映画化でその描写の
辛辣さえぐいっす。

via GIPHY

挙句に売名のために
ニューヨーク浸水という状況に
原因解明のために
地下に潜るという

意味不明な無茶っぷり。

しかし

ニューヨークの地下は不思議な世界に繋がっていた

his
ナルニアかな?

というわけで
意外としんどい人間模様が前提にあって
TVゲームでお馴染みの
マリオたちの世界へ移動
ルイージは運悪く囚われの身で
彼を救うべく
ピーチ姫と協力することへ。

ドンキーコングたちも参戦

とクッパに立ち向かうべく
ドンキーコングたちに
協力を求めるため
ドンキーコングの世界へ。

予告編からドンキーたちの登場が
明かされていたが
今作ではゲストとして
ヨッシーたちも登場
さらにマリオカートを
再現したようなジャングルキングダム。

さらにはドンキーコングと
マリオが戦うという
『大乱闘スマッシュブラザーズ』
的展開へ。

その後もマリオの
アイテムを駆使した戦闘で
ドンキーに打ち勝ち。

via GIPHY

レインボーロードを渡り
『マリオカート』ミーツ
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

知ってるゲームのモチーフ、音楽が濁流のように雪崩れ込む

his
自分の中に自然と摂取してきた任天堂の成分がドーパミンを誘発していく

イルミネーションも本気

『ミニオンズ』や『シング』で
有名なイルミネーションさん。

キャラクターの悪ふざけや
デフォルメや等身の変な感じが
印象的だったが
すっげえ丁寧にマリオのアニメ
作ってる。

冒頭の犬の件はイルミネーションらしさが
あって逆に退屈でしたが。

クッパ、ドンキーに限らず
キノピオやキノコの住人たち
ピーチ姫やマリオ
そしてクッパの配下たち
終盤ではさらに印象的な
マリオのキャラたちも登場。

物語のキーアイテムも
ゲームからの引用も多く
アクションシーンは
どこかスマブラを彷彿。

これまでのイルミネーションの
絶妙なデフォルメ手抜きなどは
感じられず
しっかりとマリオの世界に
注力しているし
後半のピーチ姫の結婚式での
ドンキーとマリオのアクションも
見応えたっぷり。

映画内で練習と称して
スーパーマリオブラザーズの
ステージを意識した構成の
一連の練習で徐々にマリオが
スキルアップしていく感じなど
ゲームをプレーして上達する
現実感を味合わせてくれて
カタルシスとしてよし。

自然とポリコレ混ぜ込みまして

と『スーパーマリオブラザーズ』では
ピーチ姫はクッパに攫われ
マリオが救いに行くという
トロフィー的な扱いであった。
古い価値観ですね。

しかし現代のアニメ化に際して
ピーチ姫自らも戦う気満々。

via GIPHY

マリオ以上の運動能力を
序盤から披露し
レインボーロードなどでは
運転スキルを披露。
マリオが行方不明になると
キノピオと2人で切り抜けようと
諦めない。

そんな女性優位感を
スタンダードに混ぜ込んでいて
マーベルコミックスの映画や
海外ドラマのポリコレ押し付けとは
違うのがいいです。

クッパの歌声よ!

と今作のクッパ歌う!
そしてピアノを弾いて
ゲーム音楽を再現など
サービスがすごい。

via GIPHY

まぁクッパの元々の声優は
ジャック・ブラックで
歌うのが大好きというのもあるが
その曲がなかなかのパンチを
聴かせてくれました。

ピーチ、ピーチ、
ピーチ、ピーチ、ピーチ。

というめちゃウケる歌を
声優の三宅健太さんが熱唱。

この声優さんめっちゃ
歌上手いんだぁと結構驚きでした。

もっと任天堂キャラカメオ登場するかな?と

思ったわけなのですが
意外と出てこなかった。
ディズニー映画の
『シュガー・ラッシュ』要素
あるかなぁ?と思ったわけですが
意外にも出てこなかった。

カービィやらゼルダやら
ワリオやらヨッシーやら
結構任天堂キャラ
出てこなかったなぁ。

これ逆に単独作で今後の
アニメーション化を狙ってるのかな?
と思ったわけです。

ゲームで言えばバグった世界

映画としては
まさかの現実世界に
クッパたちが事故が原因で
やってきてしまうという展開。

これが意外にも
ニューヨークをマリオと
そしてルイージが救うという
ヒーロー映画としての
カタルシスが発揮。

his
『インクレディブル・ハルク』を思い出しちゃった。

これまでマリオを認めてなかった
父もマリオを認め
マリオたちは
街を救うヒーローに
なって
ゲームの主役たる存在に。

しかし最後の最後では
あの世界に帰還したマリオたちは
配管工として働くという
ちょっとよくわからん感じでした。

いやまぁどうして
ニューヨークの地下が
こんなことになったのか?
そしてピーチ姫は
なんでこの世界に
紛れ込んでしまったのか?
などなど疑問に思うところもあるし
話自体はそこまで重要じゃなくて
いかにマリオたちが
映画を駆け巡るか?
という『ミニオンズ』にも
近い内容だったわけで
見ていてご機嫌にはなるが
話があれなので
気持ちよくなって
睡魔と戦いました。

ゆくゆくはアベンジャーズのように
『大乱闘スマッシュブラザーズ』の映画化?

と都合よくニューヨークの地下は
任天堂ゲームの世界と
繋がっているととか
やって
最終的には
アメリカを舞台に
各ゲームキャラが大暴れして
世界を救うという
『大乱闘スマッシュブラザーズ』の
映画化も全然できちゃうんだよなぁ。

今じゃMCUはクソナード向けの
大河映画になっちゃったから
ここは低年齢層向けに
ヒーロー全員集合映画を
作ってみても面白いし
任天堂のゲームの
大体的なマーケティングにも
なるだろうしね。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 5.8/10
・映像のアプローチ 8.8/10
・映画の美術面 9/10
・キャラクターの魅力 9/10
・音楽 10/10
・上映時間と個人的趣味 8.6/10

80点

定額配信に来たら
もう一度見たい作品。
ユニバーサルなので
後々Amazonプライムに
入ると思うが絶対見たい。

でもわざわざマリオのゲーム
やりたいとは思わなかったんだよなぁ。

任天堂のゲームって
なんかリターンが少ない気がして
一過性の娯楽過ぎるんだよな。

しかし見て良かった。

通販

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