13年ぶりの続編。そして全5作予定…
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに
製作
2022年アメリカ映画
待ち望んだ続編というわけではなく
技術系映画監督の最新作として
監督
ジェームズ・キャメロン
・アバター
・タイタニック
・ターミネーター2
・エイリアン2
ネタバレ あらすじ
2022年12月27日ドルビーシネマ3D版鑑賞
2022年47本目
製作をしてたのは知ってたが本当に公開されるとは
いつか公開されるとは思っていたが
ついにその時が来るとは思っていなかった。
13年の月日を経て
伝説の3D映画を普及した作品
『アバター』2がこの度
日本でも公開。
『アバター』後
数多の3D映画や
IMAXが普及され
それ以降の映画体験は
技術革新が目覚ましい。
その最中
満を持して登場したアバター2は
キャメロン監督の余生全てをかけ
彼の思想を織り交ぜた壮大な
一大叙事詩へと成り果てる
上映時間3時間越えで最新技術を堪能せよ
前作から12年の歳月を経て
更なる技術革新が進んだ映画業界。
いや映画だけでなく映像作品、特に3DCGを用いたゲームの
解像度とフレームレートが大幅に進化した
自分は今作を
ドルビーシアターにて鑑賞。
前回は再上映でIMAXでも体験したが
IMAXより明るさと発色の高いが
画面サイズは大きくならない
ドルビーシアターにしました。
また今作は
IMAXとドルビーシネマにて
HFR版として
48fps版が鑑賞可能。
以前にはIMAX版にて
『ホビット』が48fpsで公開。
映画というよりはテレビのような
雰囲気が出てテレビゲームの
ような感じが出てしまって
なんともなぁというところと
3Dはより自然に見えるという思い出。
映画感想リンク:☆ホビット 思いがけない冒険 2013年1本目「伝説がマニアックに始まる」☆88点
今作もやはり3D映画としての鑑賞を
大事にしたということか
3Dはとても見やすく
驚くことに3時間もあるのに
眼精疲労少なめでした!
あるかもしれません。
そして映像ですが
前作以上に幻想的。
舞台が重力がぶっ壊れた森から
海に移動。
独創的な海洋キャラクターや
海の世界。
そしてほとんど人間が出てこなくなった。
昨今のPS5の搭乗による4Kネイティブの
ゲーム映像を味わっていると
ますますゲーム映像感が高まり
超良質な画面でCSゲームの大作を
鑑賞しているような気分でした。
画質が向上して
映像体験および映像作品として
映画体験に追いついてしまっていると
いうことだと思います。
キャメロン監督による
映画を新たな次元に押し上げる行為は
映画よりもテレビゲームの方が
大きく影響を受けたと思うし
結果的にキャメロン監督の
作品制作はむしろ
追い抜かれてしまったのではないか?
自分はそう思ってしまったのです。
それでもキャメロン監督の熟練したエンタメ映画力
とキャメロン監督の技術の追求が
意外なところで
クロスオーバーしてしまった印象で
エンタメ映画の体験に課題を
感じてしまう部分もあったが
それでもキャメロン監督の力量は
やっぱりすごいなぁと思うのでした。
そもそも論キャメロン監督の
思想や趣味がとても反映されている
シリーズの本作。
アバターであるナヴィのデザイン自体
かなりしんどい部分がある。
普通に気持ち悪いなぁと思う
ギリギリのラインだと思うし。
それを普通に家族のドラマに落とし込み
さらにはエンタメとしても
パワフルなSF映画として成立させている。
海のシーンの海洋生物との交流の面白さや
戦闘シーンの迫力。
人類の駆使するロボットの
デザインの素晴らしさ。
衝撃の船の沈没と脱出シーンという
ターミネータシリーズや
エイリアンシリーズだけにとどまらず
『タイタニック』も複合させる
さらには元々海というものに
並々ならぬ興味を持ち
環境保護の姿勢も強く。
そもそものアバターが
環境破壊についての反対表明のような
内容の作品で
今作は海洋生物の保護という部分で
人間と兵器を侵略者の象徴として
描いていたが
それでもメカも魅力的に
描いている点が本当にすごいわけですが
上記のフィルモグラフィーと
監督の思想がしっかりミックスされていても
しんどみをそんなに感じさせず
3時間楽しく見れるあたり
やっぱりジェームズ・キャメロン監督
すごかったと思いました。
しかし話は焼き直しか?
と映像や展開こそ面白かったが
やってることは1とあんまり
変わらないという残念さはあるわけです。
敵も前作同様のクオリッチ大佐が転生。
出てきた時点で
不幸な目に遭いそうな人がいたり
劇中の世界観の魅力映像てんこ盛りなど
基本的には1と
一緒のカタルシスしか得られないのは
残念極まりないなぁと思うのでした。
今はPS5が発売されてるんですけど!!