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◎【80点】善き人のためのソナタ【解説 考察:監視と盗聴で感化】◎

怖いおっさん一気に肩入れ

はじめに:ご訪問ありがとうございます

“まえがき”
閲覧いただきありがとうございます。
本ブログは筆者の鑑賞記録保管を
目的としたブログです。
副収入目的で色々SEO対策をして
おります。
閲覧いただきありがとうございます。

本ブログ記事を読むことで
私が味わった娯楽作品の
カタルシスを追体験できるかも
しれません。

ですがこの記事を読むことで
追体験するのではなく
映画を鑑賞して
自分自身でカタルシスを味わって
ください。
私以上の発見と出会うことが
できるのではないかと思います。
本日はご訪問いただき
ありがとうございます。

ちなみに直近のGoogleコアアップデートで
過疎ブログになりました!

製作

2006年ドイツ映画

芸術家に心動かされたら。。

監督

フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
ツーリスト
・ある画家の数奇な運命

キャスト

キャスト一覧
セバスチャン・コッホ
ダイ・ハード/ラスト・デイ
ブリッジ・オブ・スパイ
・ある画家の数奇な運命

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
1984年ヨーロッパの東ドイツ。
ドイツは第二次世界大戦の敗北を
きっかけにアメリカとソ連の冷戦に
巻き込まれ民主主義国家の西側と
共産主義の政府に支配され抑圧された
東ドイツに分かれていた。

東ドイツにて国家保安省こと
シュタージに在籍するベテラン尋問官の
ヴィスラーは大尉にまで上り詰め
国家保安省死亡者に尋問の授業などを
行うほど国から信頼を得ている。
彼の上司であるゲルビッツ中佐は
ヴィスラーに西側諸国の思想を
東ドイツに持ち込む危険な存在として
劇作家のドライマン
(セバスチャン・コッホ)が
監視対象になる。
彼には恋人で女優のクリスタがいるが
彼女はハムプフ大臣のお気に入りであり
彼女の立場を利用し彼女を
レイプして楽しんでいた。
そして彼は邪魔者のドライマンを
捕えるために監視対象にした。

ヴィスラーはドライマンの家に
盗聴器を仕掛けドライマンのアパートの
屋根裏部屋で盗聴任務を行うが
ヴィスラーは才能のある劇作家の
ドライマンとクリスタの生活に魅了され
またクリスタがハムプフ大臣に
脅されている事実を知り
ドライマンとクリスタに同情し始める。

そしてある日ドライマンの愛する
劇作家が国により7年間の創作活動を禁止
され遂に自殺をしてしまった。
それに対し政府に怒りを覚えた彼は
かねてからの西側諸国と関係のある
作家たちと協力して東ドイツの
抑圧的でディストピアの実情を
雑誌に寄稿しようとするが
ヴィスラーはそれを止めずに
徐々に加担し始めてしまうのであった。

2013年12月8日DVD自宅鑑賞
2013年144本目【短評忘備録シリーズ37】

2024年10月29日自宅U-NEXT鑑賞
2024年52本目

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2013年鑑賞時:思った映画と違った

原題は『他の人の人生』。
ちなみにこの『善き人のためのソナタ』は主人公が
監視する男が亡き友を思って弾いた楽曲のタイトル。

てっきりのこの曲を主人公のおっさんが
最後あたりに泣きながら
弾く映画だと思っていた…。(笑)
今作はドイツ映画。

ドイツが第二次世界大戦にて
敗北したことでイギリスと
アメリカとフランスが統治
する地域とソ連側が統治
する地域で東と西で別れ
米ソの冷戦の影響もあり
東と西に別れていた時、
ソ連側が支配する
東ドイツを舞台に
反乱分子は政府が監視するのが
ルール。
主人公はその手の中でも
トップクラスの実力者の
50代ぐらいのおじさん。
でもこの凍てつく心を持ったおっさんが、
監視することになった女優と戯曲作家の
二人に徐々にのめり込んでいき…。

というかなーりゆるい映画。

女優と戯曲作家の恋愛がもつれると
助太刀に言ってしまうようなおっさんで、
かなり愛嬌のある映画
根底には冷戦下のドイツの生きづらさと
仕事人間が芸術家に触れることで

via GIPHY


徐々に荷担していく様が
普通に面白く
何度でも見れそうなぐらいトーンが明るく
ヨーロピアンな『愛、アムール』のような
衝撃作というわけでもなく
監督がこの後ハリウッドで『ツーリスト』なんて
映画を作ったのもちょっとわかるぐらい
若干変な映像感覚が
存在する親しみやすい映画。
無駄に魚眼つかっている?
吹き替え版で見たけども
石塚運昇さんが最高でしたわ!
ラストシーンでは涙腺が
崩壊するぐらい泣きました。
「贈り物ですか?」「これは私のだ。」
この「私のだ」に内包された
意味が結構ツボ。
「これが私のした正しかった唯一のことだ」
とも思えるだろう。
最後の最後まで感化されちゃった
主人公は冷戦終了後もやはり
寡黙な人生を送るが、
その選択の後悔の無さの一貫性が、
胸をうつ。こんな男にはなれそうにない。

2024年鑑賞

2024年10月31日時点で
今作は北米の映画データベースサイト
IMDbのTOP250にて61位に入っている本作。
41万人が鑑賞し平均評価8.4/10点という
超高評価作品。

前回鑑賞から10年経ったので
この度再鑑賞した。

相変わらず変なだけど見やすい

冷戦下の共産主義国家にて
西側への亡命者や協力者を監視対象として
対象にバレないように
家への盗聴、入口などは全てカメラで監視。

そんな一流ベテラン捜査官の主人公の
次なる対象は劇作家。

しかしその劇作家が対象になった理由は
劇作家の恋人に政府の役人が執着し
彼を消すために仕組んだやらせだったが
がっつりそれに気づいた主人公が
今までの人生台無し覚悟で
彼を救うことにしちゃうわけです。

最初の鑑賞では
まだまだウブだったのか
なんて熱い展開なんだ!

と目頭を熱くしましたが
30代のおっさんになって鑑賞すると
いやいや今までの人生を全て無駄にして
たまたま出会った可哀想な芸術家を
救うことの違和感。

his
夜勤担当の部下が芸術家の監視はセックス多めで最高!とか言ってて
主人公も2人のメロドラマにあっさり感化されてんの笑える。

全く舞台芸術などに無関係で
凍ついた仕事人間だった彼が
情熱的なカップルのイチャイチャやら
作品の読誦などでめっちゃ感化し
優しいおじさん化。

his
やっぱ現実的じゃないよなぁと思ったけど、
この監督伝説のクソ映画『ツーリスト』の監督だった!!

そのDNAは確かにここにあった。

エピローグまで熱い映画

10年ぶりで映画の内容
全然覚えてなかったですが
めちゃめちゃテンポよくて
さらっと見てしまい
見終わった直後からもう
記憶が朧げ。

しかし話がどうなるか
気になって本当にさらっと
見てしまったが
まさかの恋人が
唐突な交通事故という
飛び出し自殺。

そこからの怒涛の
エピローグで
悪口言った若い人も
しっかり地下で
手紙開封の仕事している
無駄な芸の細かさ。

その後も主人公が
めちゃめちゃ
給料少なそうな仕事を
細々とやりながらも
まさかの
自分が救った人が
自分を題材にしたかもしれない
物語書いてて
それ買って
ウキウキになるという
キャラ崩壊がやばいが
まぁそこ含めて
どうなっちゃうの
この映画?って感じで
面白かった。

女優さんの艶かしさ良し

ちょっと熟女感あるが
いい感じの肉付きで
たまらんっす。

女性目線ではしんどい
車で役人におさわりされるとことか
妙にエロいっす。

あと背中がエロいっす

しかし決して乳首は見せない
素晴らしさもよかったす。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 8/10
・映像のアプローチ 8/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 8/10
・音楽 8/10
・上映時間と個人的趣味 7.6/10

80点

映像感も良く
俳優さんの顔芸感も良い。

閉塞感のある時代感は
考証されているのかはわからないが
独特で味があっていい。

多分数年後も話を
忘れて楽しめると思う。

なぜかはわからん

俳優さんが今作公開の翌年に亡くなってるのめちゃめちゃつらい

通販

his0809
育児の影響で更新頻度落ちてます。

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