ほう。これが3DCGのドラゴンボールですか
はじめに
製作
2022年日本映画
今回はピッコロとご飯が進化
「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」のストーリーはどのような内容ですか？
ネタバレ あらすじ
2023年7月16日自宅Amazon Prime Video鑑賞
2023年34本目
ついつい見ちゃうドラゴンボール
2022年劇場公開の
ドラゴンボールの映画化作品
『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』
がAmazonプライムビデオにて
見放題作品となったので
早速2023年の7月の連休に
鑑賞しました。
2018年公開の『ドラゴンボール超 ブロリー』
2015年公開の『ドラゴンボールZ 復活の「F」』
2013年公開の『ドラゴンボールZ 神と神』
は劇場鑑賞してきましたが
今作はちょっとターゲット層から
ずれてしまったかなぁと思い
スルーしました。
この劇場映画シリーズは
『ドラゴンボールZ』
の後継作品『ドラゴンボール超』の
一部となりそのまま
テレビシリーズ化されたわけですが
ブロリー以降は
テレビシリーズの続きという流れのようで
『ドラゴンボール超』の劇場2作目で
時系列としては最新の模様。
ただこの後に『ドラゴンボールZ』の
最終回に繋がるというので
『ドラゴンボールGT』自体は
まだまだ正史になりうる模様。
原作者の鳥山明さんも脚本を担当し
久しぶりの悟飯をフューチャー。
そしてまさかのピッコロさんが
狂言回し。
古川登志夫さんが大活躍というやつ。
ただ近年のマーベルや
DCのヒーロー映画を
意識してか
題材として
スーパーヒーロー要素を扱い
敵キャラ？の新型人造人間と
Dr.ヘドがヒーローに憧れている
という設定で武器などが
ビームガンとか出てくる。
シリーズとしては初の全編3DCG作品
ゲームとかではムービーでやっていること
だと思うし
前作のブロリーの戦闘シーンでも
使われていたというわけで
その担当だった人が
全編を監督することになったわけ。
自分も見ていて違和感を感じなかったが
３CGで作る必要なんてあったのか？
と思うところは強くあった。
動きにぎこちなさなどはあるが
まぁゲーム映像のムービーなどで
慣れてしまっているので
見れなくもない。
そんなことよりも
内容のインパクトがきつい。
ピッコロさん大活躍に新生人造人間
初期でのピッコロさんの
凶悪っぷりからは
考えられない
義理の父親ポジションの
ピッコロさん。
父というかおせっかいな師匠。
悟空も悟飯も放置の
孫のパンの面倒を人一番
見るピッコロさん。
治安維持の為に
レッドリボン軍に潜入して
ギャグ要素も担当する
ピッコロさん。
挙句に
神龍にお願いして
潜在能力を解放してもらう
ついでに
オレンジ色の巨大化能力も
手にするピッコロさん。
古川登志夫さんがマジで大活躍
オレンジのコスチュームに
灰色の体という
もはや人の姿というより
ウルトラマンに酷似した
ボディというか
デザイン感は昔っから
変わってないんだなぁという
見受けられた。
近年の主要キャラの
悟空やベジータはお休みという
驚愕のシナリオで
ご飯が久しぶりに
覚醒モードを披露。
終盤には悟天とトランクスも
合流し久しぶりの
ゴテンクスが登場。
めちゃめちゃスピンオフ
ドラゴンボールZの劇場版でも
悟空死亡時期の
『ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ！！ ぶっちぎりの凄い奴』
『ドラゴンボールZ 危険なふたり！超戦士はねむれない』
『ドラゴンボールZ 超戦士撃破！！勝つのはオレだ』
も悟空は不在だったが
いいところで演出として登場。
むしろ前者2作は世代的にも
すっごく楽しめたし
傑作の印象。
『ドラゴンボールZ 超戦士撃破！！勝つのはオレだ』
はアトラクション要素や
バイオブロリーがネタ的な側面も強く
お祭り感のある作風で面白かった。
今作に関しては
敵側の魅力不足
トーンが終始ギャグ
と悟空というストイックな
戦闘狂が不在なことで
超シリーズの良さがなくなり
往年の鳥山明さんのギャグ作品の
ノリを終始ピッコロさんが
担いでいる印象が強かった。
敵が物足りない
前半は
ガンマシリーズ2体VS
ピッコロと悟飯。
後半は巨大なセルVS
他のキャラ全員。
ゴテンクスはデブ状態という
なつかしギャグ。
これまでの作品だと
ムキムキの敵が立ちはだかり
みんなが仙豆で復活できることを
いいことに惨たらしい扱いを
されて
見ている側も主人公達を
応援したくなるほどの
窮地に立たされる。
冒頭から
レッドリボン軍のマゼンタと
Dr.ヘドは往年の鳥山明さん
らしいチビキャラだったし
セルマックスは人格のない
暴走キャラで
ガンダムゲームの
ボスキャラみたいでした。
ガンマシリーズの声優さんが
神谷浩史さんと
宮野真守という
イケメン声優なのが
悪役感薄いのものなぁ。
前作は戦闘が多くて
すっごく好きでしたが
今作も戦闘こそ
盛り上がるが
ちょっと物足りなかったなぁと。
ただ
『ドラゴンボールZ 復活の「F」』
『ドラゴンボールZ 神と神』
もギャグ要素は多いわけで
せっかく金色になったフリーザも
悟空とベジータの魔強化の前で
フルボッコだったりして
可哀想なことになるし
テイスト自体は前作が
異色だっただけで
ブレてはないんだなぁ。
まるでゲームのキャラを増やすための作品のような
悟空が髪青くなったり赤くなったり
灰色になったりと
新たなるモードが
で続けているわけですが
今作では悟飯が
髪が灰色になって増毛。
ピッコロがオレンジと
格ゲーに向けての
プレイアブルキャラ増加とか
ソシャゲー向けの
新たな課金コンテンツ向けに
ストーリー追加したのか？
と思うようなところを
結構感じる。
そんな悟飯の決め技が
魔貫光殺砲だったのは
味わい深くてよかったです。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 5/10
・映像のアプローチ 7/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 7.5/10
・音楽 5/10
・上映時間と個人的趣味 7/10
65点
地味に過去作の回想映像というか
再現映像がとてもよかったです。
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映画感想リンク：◎【80点】ドラゴンボール超 ブロリー【感想:中盤全部戦闘で最高】◎
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