キル・ビル Vol.1
(世界の映画オタクが選んだ映画を見る編65)79
「話や、やってることはB級。でも映像美学は確実にS級。」
2003年米
監督
クエンティン・タランティーノ
出演
ユマ・サーマン
ルーシー・リュー
千葉真一
栗山千明
STORY
結婚式の途中で、かつてのボス、ビルに夫とお腹の子供を殺された通称ブライドは4年間の昏睡状態から目覚め、ビルとその仲間に復讐をするため行動を開始する。
感想
4年ぶりぐらいに見たけど、この映画かなり面白いね。
最初見た時は、グロくて痛いしくてstoryもつまらないし、何より外人が日本語しゃべってんのが不快で仕方なくて、超つまらないなぁって思った。んで今見ると、要するにこの映画わざとナンセンスに作ったんだなぁと実感。異色なものを掛け合わせまくったわけですね。
いやぁ。かなり笑えました。千葉真一とかユマ・サーマンとかルーシー・リューとか何なんでしょうか無駄に笑えます。
あと無駄にグロくて足とか手とかオモチャみたいに飛んでいって、ユマ・サーマンもアホみたいに殺陣してて笑える。笑える。しかもユマ・サーマンの殺陣とか超かっこいいし。
なんでこんなナンセンスなのにかっこいいのかなって思ったら、カメラアングルと繋ぎと音楽とセットの風景、要するに絵面がかっこいいわけなんですね。
要するにタランティーノってすごいんですね。
音楽がめちゃめちゃ良いのね。
あとルーシー・リューの過去のアニメ。昔はグロくてクソだなって思ったけど、こいつはスタイリッシュだ。と。
しかも実写の中にアニメを混ぜちゃうのも。なるほど。と思えます。というか構成が良い。
今見るとめちゃめちゃ画期的な映画です。本当に。
作品。みたいな。でも話が無駄につまらないし、無駄に性的だし。でも映像はめちゃめちゃ面白い。すごいね。
得点
9点
青葉屋の戦いはマジでかっこいい。でもかっこいいなぁって思ったらユマ・サーマンがカタコトの日本語喋りだして…。
困った。困った。
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