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◯【76点】岸辺露伴 ルーヴルへ行く【解説 考察:和風怪奇映画のノスタルジー】◯

祝映画化

はじめに

“まえがき”
閲覧いただきありがとうございます。
本ブログは筆者の鑑賞記録保管を
目的としたブログです。
副収入目的で色々SEO対策をして
おります。
閲覧いただきありがとうございます。

本ブログ記事を読むことで
私が味わった娯楽作品の
カタルシスを追体験できるかも
しれません。

ですがこの記事を読むことで
追体験するのではなく
映画を鑑賞して
自分自身でカタルシスを味わって
ください。
私以上の発見と出会うことが
できるのではないかと思います。
本日はご訪問いただき
ありがとうございます。

製作

2023年日本映画

岸辺露伴 ルーヴルへ行く

キャスト

キャスト一覧
高橋一生
シン・ゴジラ
・スパイの妻〈劇場版〉
キル・ビル Vol.1

安藤政信
・スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
・キッズ・リターン
・バトル・ロワイアル

映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』のストーリーの概要は何か?

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
漫画『ピンクダークの少年』の作者
岸辺露伴(高橋一生)は
超能力を使うことで
人を一時的に本のようにすることで
人の記憶を読むことができ
そこに文字を書き込むことで
人を操ることができる。

彼は作品のリアリティを何より重視し、
創作のために自ら様々な体験を
しなければならないという信念を持つ。

今回彼は美術品について
リアリティを体現したく思い
骨頂品屋にいく。
そこで贋作の話や
美術品泥棒の記憶を見るが
その最中、黒い絵の存在を知り
彼は過去の記憶を思い出した。

黒い絵のオークションに参加した
岸辺露伴と『ピンクダークの少年』
の編集者の泉。
オークションという体験のために
絵を落札したが
それには競合者がいた。

自宅にて泉と絵を鑑賞している最中
何者かが家に侵入し
絵を盗まれてしまう。
盗んだのは先ほどの競合者だった。

しかしその絵を見た犯人は
精神錯乱しどこかへ行ってしまい
そして謎の外傷により死んでしまう。

この黒い絵を見ていた
岸辺露伴は自分が過去に
祖母の下宿で出会った女性
奈々瀬のことを思い出した。
彼女はこの世で最も黒い絵のことを
岸辺露伴に話した。
彼女を見た露伴は彼女に
恋心を抱き、また絵の練習として
彼女を描いた。
だがある日彼女は
自分の書かれた絵を奪い
精神錯乱する。

そして翌日彼女は消えてしまった。

そして現在その絵は
ルーヴル美術館にあるという
噂を元に泉と一緒に
フランスのルーヴル美術館に
いくのであった。

現地にて野口というルーヴル美術館の
職員にアテンドしてもらい
遂に絵の保管場所が判明。
存在しないはずの倉庫に
絵があると管理され。
だがその絵を見つけたと思われる
野口の上司が突如精神錯乱して
目の前で転落事故を起こしてしまう。

岸辺露伴と泉は覚悟を決め
同じくルーヴル美術館の
貯蔵品の調査員の辰巳
(安藤政信)と共に
謎の倉庫Z-13に向かうのであった。

2023年5月26日劇場鑑賞
2023年24本目

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鬼滅の刃

【感想】鬼滅の刃




人気TVドラマ映画化

『ジョジョの奇妙な冒険』の
1992年〜1995年に連載され
2016年にTVアニメ化され
2017年には序盤が実写映画化された
Part4ダイヤモンドは砕けないの
1997年から不定期連載のスピンオフ作品
『岸辺露伴は動かない』が
2020年よりNHKにて制作され放送。
3年、シーズン3まで制作された本作が
遂に劇場映画作品化。

これまでの短編~中編の映像化だったが
今作は123Pもある
企画作品で
日本の漫画家がルーヴル美術館により
依頼された
バンド・デシネプロジェクトの1作。
※バンド・デシネはフランスで言う漫画。
アメリカだとグラフィック・ノベルだね。

実際にカラー原稿が
ルーヴルに飾られた
こともある本作が映画化。
ルーヴル美術館にて撮影もある

ファンにはたまらない至極の体験

スタッフ・キャストは変わらず。
制作には映画配給会社の
アスミック・エースが参加して
地味に劇場展開するやつ。

映画というフォーマットにおごった印象

と高校生からジョジョファンの筆者。
原作は持っているのに
時間を作れずまだ読んでないという
クソっぷり。
ドラマシリーズは全話は見てないが
いつでも全話見れる状態ではある。
2000年代から再誕したアニメシリーズは
全話見ているし
コミックも全話読んでるし
3部までは愛蔵版。
ジョジョリオンは一様全巻持ってる
というスペックの筆者。

テレビドラマシリーズは
結構好きで
特に高橋一生さんが生み出した
オリジナリティのある
岸辺露伴がめちゃめちゃツボ。

金曜の夜で映画が安く見れるし
時間帯的にも行けるということで
興味本位で鑑賞してしまいました。

面白いけど。長いし、間延びしてた。

というのが正直な感想です。

映画という有料コンテンツ。
そして見たい人だけが見るのだし
テレビシリーズ大成功してるし
見に来るっしょ。
あとは好き勝手作ろう。
とご褒美のような感じで
作っている気もする本作。
一応ジャニーズのなにわ男子という
グループの人を
起用しているあたり
ある程度のしがらみは勿論あるが

映画制作としてはかなりこだわりを持って作っている印象

テレビドラマシリーズの
テイストを崩すことなく

映画的なアプローチを追加

日本映画独特な間の撮り方

ハリウッド映画とは違う文芸感

his
テンポ悪くなって眠くなるんでやめてもらえませんかね。

映画だし金を出して貰えばOKという
感じで面白さ追求よりも
こだわりが全開。

主役である高橋一生が前半ほとんど
出てこなくなってしまった時には
物語的な面白さ意外は欠落し
そしてその物語も
日本映画独特の間の取り方で
失速してしまい
めちゃめちゃ眠くなる。

テレビという決められた尺に対して
詰め込むことで
加速度的なテンポを維持できるのに
対して映画というある程度
自由にできる尺というのが
めちゃめちゃコンテンツを
ダメにしてしまっているという
なんとも辛い状況ではないか?と
自分は思うのでした。

長尾謙杜さんの演技自体悪くもなかったが
なんかこの穿った青春感がしんどかった

ただ相変わらずの凝った感じで
舞台となる旅館の間取りとか
めちゃめちゃいいし
建物の風合いも最高だった。

これぞNHKのパワー

というのを感じてしまった。

岸辺露伴ルーヴルに行く

と中盤にて
高橋一生さんが再度登場し
フランスに降り立つ。

ポスター画像にもなってるルーヴルの画すごくよかったです。

おそらく財力的に
一生行くことができない
フランスのルーブル美術館というものを
NHKの財力にて最高画質で
映画に収めていて
これ見れただけでも
俄で美術展に足を運ぶ自分としても
すっごく感動しました。

また相変わらず灰汁の濃い
高橋一生さんの演技や
泉とのやり取りの
意外なほっこりさとか
すっごくよかったわけです。

シリーズ好きなら楽しめるやつ。

エピローグもあるんだなと

とここいらで映画終わるかなぁ?と
思ったらかなり長尺の
エピローグがしっかりあって
結構びっくりした。
また高橋一生さんが
2役で演じることで
過去の妄執に囚われた画家と
現代の天才漫画家という
シンクロという面白さこそあり
それが結果的には
先祖の1人で
切っても切れない縁を
視覚化しているのは
まぁまぁ面白いのだが
キャラクター造形は
完全に別の
優しめの高橋一生さんで
作り上げてしまったのは
なんだかなぁという印象。
そこも同様に灰汁が濃い
キャラクターでも
よかったような気もするし
オリジナル要素に振り切って
現代では狂わなかったという
ような輪廻転生の成功のような
2周目は上手く行ったような
ループものに
こじつけるのも
面白いかもしれないが
それはそれで
原作厨と対立しそうで
ダメなんだろうな?と思うが

ただの視覚化にとどまって

長かった

怪奇映画としての妙

映画好きとしては
ジャパニーズホラーは
現在でもあり続けているが
どこかティーンに寄せた
商業化されてしまい
初代の『リング』などの
悍ましい感じは
漂白されてしまい
文化的なものは
低予算のビデオスルー作品達が
継承するマニアな部分に
なってしまったように思える。

そしてこういった怪奇映画も
なんか角川とかよく
昔は制作していたような
気がするんですが
それもしっかりなくなってしまい
小学校や中学校の時の
レンタルビデオ店の
怪奇映画ゾーンを散策した
あの時の興奮。
そして今作が今でも
レンタルビデオ店があったなら
そこに新作として
追加される感動。

消えてしまった文化のような
ものが今作には確かにあったし
それをもう一度
復活させようとする
製作者たちの気概を
感じることができました。

独特な音楽

今作の特徴的な音楽は
ジャズ出身の作曲家の
菊地 成孔さんが手がけていて
自分はガンダムが好きなんで
『機動戦士ガンダム サンダーボルト』
シリーズで味わったことがあるけど
めちゃめちゃ映像作品に合う。

映画感想リンク:☆【93点】機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY【解説 考察:戦争に適正する人とガンダムというアニメ】☆

☆【93点】機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY【解説 考察:戦争に適正する人とガンダムというアニメ】☆

今作はエンディングでの変調で
あれこの感じ
サンダーボルトに似てね?
って思ったら
エンドロールに名前を見つけて
なるほどと思いました。

そもそもあまり映像作品に
参加されていない方で
結構レアなんだなぁ。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7/10
・映像のアプローチ 8.4/10
・映画の美術面 9/10
・キャラクターの魅力 8/10
・音楽 8.5/10
・上映時間と個人的趣味 6.8/10

76点

よくできてるけど
面白くて見やすい映画を
作る気がなかった印象。
ドラマの拡張版を
めちゃめちゃ楽しんで作った
というのを感じました。

あと映画の後半の倉庫のシーン
栃木県の岩戸みたいな
とこで撮ってるの
知って感動した。

荒木さんのインタビューとか
パンフ載ってるのかな?
めっちゃ読みたい。

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鬼滅の刃

【感想】鬼滅の刃

レンタル

通販

ソフトには特典で本作の
アニメ版とか付いてきそう。

his0809
育児で更新頻度落ちてます。

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