◎【85点】バック・トゥ・ザ・フューチャー【解説 考察 :伝説のエンタメ映画】◎

バック・トゥ・ザ・フューチャー

製作

1985年アメリカ映画

金曜洋画劇場で
何度も見た人が書きました。

監督

ロバート・ゼメキス
フォレスト・ガンプ/一期一会
・コンタクト
フライト
・キャスト・アウェイ

出演

マイケル・J・フォックス
・バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2
・バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3
・さまよう魂たち
クリストファー・ロイド
・ロジャー・ラビット
・殺人ゲームへの招待
・アダムス・ファミリー2

あらすじ

1985年10月23日のアメリカのカリフォルニア州にある架空の街ヒルバレー。
高校生のマーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)はヘビーロック好きのギター演奏が趣味で、
通っている高校の音楽イベントに出るために、コンテストに自分のバンドで出るが、学校側からうるさいと言われ不採用。
恋人のジェニファーと意気消沈しているが、翌日の遠出のデートを楽しみにし、それぞれの帰路につく。

しかし帰宅したマーティが見たのは、明日のデートに使用する車が大破している惨状だった。
父のジョージがその上司で高校時代の同級生でいじめっ子のビフの車を貸して事故を起こしたのだ。
挙句に父はビフに脅されて、ビフの代わりに会社の書類を帰宅してから作成している。
太ったアル中の母のロレインはその光景を意に介さず、
いつものことしてマーティの兄と姉と悪口を言いながら過ごし、
兄は近所の飲食店のバイトに向かう。
家族に嫌がらせをする金持ちのビフ。
負け犬の父、ブサイクな母そしてビフこの光景が毎日続くことに嫌気がさすマーティだった。

その深夜マーティは友人の風変わりな科学者のエメット・ブラウン博士ことドク(クリストファー・ロイド)に
忘れ物をしたため代わりに持ってきてほしいと頼まれ、
ショッピングモールの駐車場にやってくる。
ドクと合流したマーティ。
ドクは改造したデロリアンをタイムマシーンにしたとマーティに伝え、愛犬のアインシュタインを使い実験をすることにする。
ドクの指示でこの一連の実験を撮影することになる。
そして加速したデロリアンはマーティにぶつかる寸前で消失。
その1分後消失したデロリアンがまばゆい光とともに再び現れる。
デロリアン内部の時計は現実と1分遅れており、タイムトラベルが成功した。
燃料とするプルトニウムを用いたこの車。
マーティは防護服をまとい燃料交換の手伝いを行う。

興奮する2人だったが、そこにリビア人のテロリストの集団が襲撃しにくる。
ドクは彼らを騙してプルトニウムをアメリカの政府施設から盗ませ、
偽の報酬を渡したのだ。
ドクは殺されてしまい、マーティは逃げ延びるためにデロリアンに乗り込み、
タイムトラベルを行ってしまうのだった。

マーティはドクがこの理論を思いついた1955年の11月5日を設定しており、
その時代にやってきたマーティ。

ドクと再会するために自分が普段過ごす裁判所付近に来たマーティ。
85年と55年の差に驚くマーティ。
行きつけのカフェで過ごすマーティは、そこで高校生のジョージと出会う。
しかしジョージはビフにひどいいじめをうけており、
ジョージはそれを受け流しながらいいように使われていた。

父を追いかけたマーティは父が木に登って覗きをしていることを知り唖然としていると、
マーティは車に轢かれてしまう。
その車を轢いたのは母ロレインの父だった。
高校生の母に看病されるマーティは思い出す。
本来なら父のジョージが車に轢かれてロレインと出会い、
2人はだんだんと恋に落ちていく。
しばらくしてその場から去ったマーティはドクの家を目指す。

1955年のドクに再会したマーティは未来からきたことを信じてもらえず、
ドクの秘密や撮影したビデオを見せて信じてもらう。
そして1985年に帰ることを相談するが1955年ではプルトニウムは手に入らない。
途方に暮れるマーティだったが、この1週間後に裁判所に雷が落下したことを思い出す。
マーティとドクはそのエネルギーを使い再度のタイムトラベルを実行する。
しかしマーティはあることに気づく、本来の時間軸なら父と母は出会っているが、
自分がその歴史を変えてしまったことで2人は出会っていない。
このままでは2人は結ばれずマーティも生まれない。
85年に帰る前に変えてしまった2人の出会いも元に戻さないといけない。
奮闘するマーティだったが肝心の母のロレインは息子のマーティに恋をしてしまうのだった。。。

2019年6月17日自宅Blu-ray鑑賞 2019年53本目



伝説のエンタメ映画再鑑賞

via GIPHY

IMDbTOP250を見ようということで再鑑賞した本作。
感想自体も10年以上ブログを運営しているが初めて書く。
過去にイギリスのAmazonを使って購入した
バック・トゥ・ザ・フューチャー 25thアニバーサリー Blu-ray BOXの1作目を使用。

バック・トゥ・ザ・フューチャー 25thアニバーサリー Blu-ray BOX [Blu-ray]
ジェネオン・ユニバーサル (2010-10-26)
売り上げランキング: 5,376

2019年7月13日時点で250作品中42位という高評価映画の本作。
30代の自分としては、自分を育ててくれた映画の1本。
幼稚園小学生中学生の時に毎年1回は見ていたと思うし、
また当時ではオールタイムベストに入れていた作品だし、
今でもオールタイムベストに入れたいぐらい好きな映画。

製作総指揮はスティーブン・スピルバーグ。
というかスピルバーグの製作会社アンブリン・エンターテイメントの作品。
そして配給はユニバーサル・スタジオ。
監督脚本はロバート・ゼメキス。

ユニバーサルとアンブリンの黄金期の映画の一つであり、
ユニバーサル・スタジオ・テーマパーク内でもアトラクション化された作品で、
アトラクション要素がぴったりな、
わくわくのアドベンチャー映画。

ただ過去にタイムトラベルした高校生が、
父と母との仲を取り持ち過去に帰るだけの話でもあるのだが、
それをこうもわくわくした映画にしているのがすごい。

キャラ立ち異常、忘れられないキャラクターたち

via GIPHY

立役者としてはキャストのマイケル・J・フォックスとクリストファー・ロイド、

via GIPHY

そして父を演じた風変わりなクリスピン・グローヴァー。
シリーズとを通しての悪役顔のトーマス・F・ウィルソンのステレオタイプなのだが、
キャラ確立が見事な点だと思う。

しかも本3作に出た俳優はそれ以降、
そこまで有名な映画作品には出てないが、
俳優として見ると一瞬で『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の彼だ!!
となるぐらいなので、すごい。

マイケル・J・フォックスに関しては当時若者向けの映画で多数活躍していたが、
本シリーズの3作目の撮影中の事故が原因ではパーキンソン病を発症してしまい、
人気テレビシリーズを多数受け持っていたが、後に降板。
しかし当時の状況や闘病時のエッセイなどがベストセラーとなり、
その人気の高さは今も潰えてないと思う。

音楽がすごく良い

音楽はアラン・シルヴェストリが担当。
ロバート・ゼメキス作品では多数担当しており、
『フォレスト・ガンプ』でも音楽を担当。
『アベンジャーズ』でも楽曲を担当し、印象的な楽曲を多数作成している人で、
本作では煽りに煽りまくって映画を盛り上げまくってる。
そのパワーはジョン・ウィリアムズに並ぶ。

終盤の雷落下までの一連の流れまでの楽曲が見事。

それ以外にも父と母の思い出の魅惑の深海パーティー、
いわゆるプロムでの盛り上げで、
ハードロックに演出したチャック・ベリーのジョニー・B.グッドの演奏のくだりの盛り上がりも
本作の最大の見せ所。
そこで大暴れするマーティことマイケル・J・フォックスの音楽と俳優のケミストリーは映画史に残る
史上のエンターテイメント作品のハイライトだと思う。

via GIPHY

序盤からのさりげない伏線張りが見事

始まって30分くらいのちょっとしたドラマパートに多数の伏線がさりげなく盛り込まれているのがすごい。
序盤の裁判所の時計塔復興のシーンやら市長選、
そして家族との会話の中での父と母の出会いの何気ないありきたりな会話の数々が、
いきなり映画の重要なプロットとなっていくとこが見事。
「あの時話してたことを全部壊してしまったから、あの時の会話通りに修復しなきゃ!!」
タイムパラドックスを修復するタイムトラベルものとしての
アトラクション要素や緩さが足されて、エンタメ映画として非常に見事。

また最初の学校のシーンでのマーティと教師のやりとりで、
「マクフライ家はだいだい落ちこぼれ」と指摘され
「自分の世代で変えてみせます。」と言い放った結果が、
まさかの過去に戻って、修復以上のことをしてしまうなどのさりげない会話からの回収が
本当にすごい。

じっくり見るとジョージに泣かされる

ついついマイケル・J・フォックスのイケメンぶりに魅了されたり、
音楽にドキドキしちゃったりで見逃してしまうが、
父ジョージの変化には泣かされる。

あんだけ虐められて、あんだけ受け流して、
そしてマイペースを極めながら、
すぐにどっか行ってしまおうとするジョージ。
意外と風変わりな演技以上に細やかな人間的弱さをうまく表現しているキャラクターなのには驚く。

そんな彼が、マーティの思惑で母ロレインと結ばれるように仕向けられるが、
最大の敵いじめっこのビフが立ちはだかる。
絶対的な壁に対して、恋い焦がれるロレインの泣き顔にさすがのジョージも勇気を振り絞り、
ビフに立ち向かう。
普通ならあそこまで虐められてよく立ち向かえるなぁ。
結局のところお情けでロレインと結婚はもともとできてたが、
そもそも本当にマーティたちってジョージの子供なのか?
と思ってしまったりする。
恋に夢見るロレインはジョージと出会って、いじめの対象になった結果がアル中のデブだったのか?
しかしロレインの泣き顔を見たジョージは自己の倫理観を見つけ、
人としての自分と向き合ったというのか?
あのシーンで全てが変わり始めるという見事な展開だった。

それ以外にも
魔改造されたデロリアンや爆発頭のドクなどなど、

via GIPHY

歴史改変音楽要素などなど見応えたっぷり。

最終盤のデロリアン2号機の登場での空中浮遊など

via GIPHY

最後の最後まで楽しまさせてくれるし、スタイルの劣化もいっさいなく、
最高に楽しい映画だなと改めて思った。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 8.5/10
・映像のアプローチ 8/10
・映画の美術面 9/10
・キャラクターの魅力 9/10
・音楽 9.5/10
・上映時間と個人的趣味 8.4/10

85点

AMAZONレンタル

バック・トゥ・ザ・フューチャー (字幕版)
(2013-11-26)
売り上げランキング: 17,349

AMAZON通販

バック・トゥ・ザ・フューチャー 25thアニバーサリー Blu-ray BOX [Blu-ray]
ジェネオン・ユニバーサル (2010-10-26)
売り上げランキング: 5,376

アマゾンレンタルで再度ストーリーの詳細を調べてたが
自分が持っているこのボックスのアマゾンレンタルの画質よりも非常に高かった。
30thボックスでは廉価版と中身が一緒なので、その廉価版と25thが中身が一緒なら同じものなのだが、
その詳細が不明なので、とりあえずこちらのリンクを貼っておく。

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

広告

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA