★この記事をまとめるとこんな感じ★
製作
2002年ブラジル映画
見たことないけど
気になる人のための映画ガイドです。
監督
フェルナンド・メイレレス
・ナイロビの蜂
・ブラインドネス
・360
あらすじ
1960年代〜1980年代のブラジルのリオ・デジャネイロから政府の政策によりスラム街に住んでる人々が
「神の街」という新興住宅街の地域に強制移転され、その地舞台に犯罪に手を染めるストリートチルドレンが、
街を支配し、彼らがテリトリー争いで抗争を起こす実在のブラジルのスラム街をオマージュした作品。
物語は神の街で育った少年ブスカ・ぺを主軸にし、
彼の兄とその友人たちの犯罪トリオから、その部下だったストリートチルドレンのリトル・ダイスは、
ある時一線を超えて大量殺人を起こす。
それを機に、タガが外れたリトル・ダイスは小馬鹿にしていたブスカ・ぺの兄を殺害。
数年後。
行方をくらましたリトル・ダイスが帰ってきた。
自らをリトル・ゼと名乗り、街を薬物販売して支配していたセヌーラのシマを奪い、
一大勢力として神の街を支配する。
しかしリトル・ゼの親友であり二番手だったベネが若者文化にかぶれてしまったことで、
軟派になり、多くの人に愛されたが、リトル・ゼに迫る凶弾に巻き込まれ亡くなってしまう。
それ以来リトル・ダイスとセヌーラの抗争は激化するかと思われたが、
リトル・ゼは道中で退役軍人で堅気のマネの恋人をレイプし、その家族を殺害したことをきっかけに、
マネはリトル・ゼを襲撃し、リトル・ゼの戦力は半減する。
逃げ場のないマネをセヌーラは勧誘。
マネはギャングの幹部となり、セヌーラとリトル・ゼの抗争は多くの人々や子供達を巻き込み、
神の街を分断していく。
2019年4月23日自宅Blu-ray鑑賞 2019年39本目
Blu-rayを購入!!
長年Blu-ray化されてこなかった本作『シティ・オブ・ゴッド』。
2003年に日本公開されて、年末にDVD化された本作だが、
Blu-ray化に関しては全く音沙汰ないが、
2019年という日本公開16年目にして今更ながらBlu-ray化!
今はUHDの時代だぞぉ!!
そんなわけで内容も全然覚えてなかったし、
ちょうど再鑑賞したいと思っていたのでBlu-rayを購入!
再鑑賞!!
流れるような犯罪活劇!!
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ブラジルのスラム街を舞台に、冴えない少年だったブスカ・ぺを主人公にし、
この街で犯罪を生業として生きるストリートチルドレンのギャングの勃興と薬物による破滅と抗争と世代交代を描いた
ブラジルのスラム街の一大叙事詩。
年齢もルールもない、警察は取り締まりも行わない。
無法状態の中で、子供達のルールが逆に街の治安を守る。
異常ながらも現実の地続きである神の街。
刺激的過ぎる物語は、犯罪映画として一級品。
過去に見た傑作ギャングの一大叙事詩の『グッドフェローズ』のような流れるような物語展開と
とめどなく続く暴力描写の数々。
それを大人ではなく子供達が行うというアンバランスさが本当に刺激的。
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その少年たちが大人になり、そして刻一刻と変わる人間模様。
一瞬一瞬の映像に衝撃があり見応えたっぷり。
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久しぶりに見たけどすっごく面白かった。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 8.5/10
・映像のアプローチ 8.5/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 8.5/10
・音楽 8.5/10
・上映時間と個人的趣味 10/10
89点
ブルーレイを買いましたが、ソフトのみで特典なし。
映画評論家の評論解説の紙が1枚入ってますが、
映画の製作背景などが書かれててよかったです。
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