ハロルドとモード/少年は虹を渡る 2010年度63本目

ハロルドとモード/少年は虹を渡る [DVD]1300円

DVD化に際しまして再アップ!!凄いぜ!!買おうか迷う!!映画界に吉報が駆け巡ってるぜ!!
「素晴らしき哉人生。」

果てしない未来へ~seasonⅤ~-ハロルドとモード 少年は虹を渡る

アメリカ1972年アメリカ制作アメリカ
車STORY車
19歳のハロルドの趣味は死んだふりと、葬式に行くことだった。
そんな息子を哀れに思った母親は彼を精神科医に連れて行く。
だがハロルドは一向に変わることはなかった。
だがある時、葬式に行くと、毎回同じ人がいることに気がつくハロルド。相手も同じく気づき、ハロルドと交流を持とうとする。
それは80歳手前のおばあさんのモードであった。
彼女はハロルドとは逆に生きることを謳歌する素晴らしい女性だった。
そんなモードとの交流でハロルドはじょじょに変化して行くのだった。
2010年7月26日鑑賞
車感想車
日本ではDVDにもなっていない、アメリカの映画史にはそれなりに高い位置で刻まれてる。傑作映画。
映画自体を一言で、表すなら「生きることは素晴らしい。」ということ。
このテーマを映画内で描くことって思いのほか少ないというか、描いても、妙に辛気くさく、湿っぽい話になりがち、じゃあ逆に本作の何が、指示のもとかと言えば、この映画のジャンルは極端に言えば「コメディ」と捉えることが出来ることだと個人的には思える。
一応映画の時代的言うと、1970年代でアメリカンニューシネマの時代。
今での、画一的なハリウッドの映画スタイルを破壊すべく、どこまでも過激に走った時代の一本。
まぁー気づいたかもしれないが、本作は、老婆と青年の恋愛という荒唐無稽な内容でもある。
そのぶっ飛び具合と更に、主人公のハロルドは、自殺の真似事を何度も何度もくり返す。
そんな絵空ごとを、上手く「物語」として成立させてる点も忘れてはならない素晴らしい面だ。
むき出しのパワーを上手く内包されている映画で、そのアメリカンニューシネマの中では、やっぱり抜きん出た一本だと思う。
とにかく、ハロルドとモードの交流がとても素敵で、死という象徴的な空虚さを求める、空っぽのハロルドと、美しさや自由を求めるモード。正反対の二人がそろうことでようやく、一つになれたのだろうか?
それでもやっぱりハロルドが自殺紛いするのには理由があったり、モードにも自分の中にルールがあったりと全く一筋縄では行かない映画。
映像自体にも、70年代の空気感と、まだ発展していない町並みの緑の多さなどの映像がとても素晴らしい。奥行きのある映像の多さにも心が揺さぶられる。
そして劇中歌がとても素晴らしいことにも注目していただきたい。
映画そのものを歌っているような歌で、曲調も素晴らしい。


テンポも良く、コメディ要素のハロルドの自殺での「腹切り」の展開がかなり良いです。
あとジャガーと霊柩車の合体のセンスの良さは、すごいです。
そしてラストの暴走もなかなか、そして一人音楽を奏でるハロルドの後ろ姿は、成長と悲しみを背負い、それでも彼は前に進めたと、安堵の涙が流れます。
メモ得点メモ
9点
何故日本ではDVDが無いのだろうか?でもどうせ皆見ないんだろうな。

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