ジャック・ブラック絶好調
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに:ご訪問ありがとうございます
製作
2025年アメリカ映画
マインクラフトの世界を味わえる広告映画?!
監督
ジャレッド・ヘス
・ナポレオン・ダイナマイト
・ナチョ・リブレ 覆面の神様
・Mr.ゴールデン・ボール/史上最低の盗作ウォーズ
キャスト
ネタバレ あらすじ
2025年5月24日吹替版劇場鑑賞
2025年26本目
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2011年に発売された最高に売れたゲームの映画化だ!
2011年に発売され、2014年にMicrosoftに買収されたインディーズゲーム『マインクラフト』が発売から14年の月日を経て実写映画化。背景には2023年の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の大成功などもあると思う。ワーナーブラザーズが目をつけ、ジェイソン・モモアもプロデューサーとして参戦し、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』でもクッパを演じ、歌も披露したジャック・ブラックが今回も奇妙な美声を披露、監督にはそんなジャック・ブラックのヒット作『ナッチョ・リブレ』のジャレッド・ヘスをどこからか連れてきて、大ヒットゲームの設定をそろえた冒険映画の爆誕。
超大ヒット:ゲーム映画史上歴代2位
結果的に2025年6月1日現在では北米の興行成績は4億ドルという大ヒットを記録。『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は北米では5億ドルのヒットで及ばなかったがゲームの映画化としては歴代2位を記録。『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』とは2億ドルも差をつけている。さらには北米でのワーナーブラザーズの配球作品においては歴代4位。『バービー』の6億ドルという超大ヒットには及ばないが、映画史にも残るバットマン映画『ダークナイト』『ダークナイト ライジング』に続く第4位という凄まじい快挙。
ここが凄い:世界描写が楽しい
異次元のマインクラフトの世界に人間たちが行くというお話。映画化する時どうなるんだろう?と思ったらそういう感じ。敵として豚のネザーたちがいて彼らと戦うというシンプルな設定で、ゲームの素材収集とクラフトを用い
武器作成や兵器作成などで終盤は戦場シーンなども盛り込んでいる。
前半は独特な四角形のポリゴン型の動物たちの登場がうまいこと映像にハマっていて実写との合成の技術はとても楽しくて見てて楽しかった。
自分は吹き替え版で鑑賞し豚の女王の絶妙な映像の質感などとても良かった。ゲームの概要自体は狩野英孝のプレイ動画見てて知ってて、爆発するキャラとか夜になるとゾンビ出てくるとか、エイコーキャッスルでの一見で大体把握している。
笑える:めっちゃコメディ映画
ゲームの映画化としてクソ真面目にファンタジーアドベンチャー作るか家族で見れる映画作るかとプロデューサーの悩みどころですが、今作はゴリゴリにファミリーやらティーンやらバディたちで見るゴリゴリのコメディ映画。
太った中年のジャック・ブラックが原作の主人公のスティーブとして降臨し、なぜか歌う。やたら歌う。チキンの歌を歌う。めっちゃ笑える。『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾート』でエミー賞助演女優賞を受賞したコメディ系女優のジェニファー・クーリッジがゴリゴリの本筋に絡まないギャグパート担当。幕間で下品で狂気な中年女性を好演し笑かしてくれる。
冒頭から工場破壊やらありえねぇ設定の数々などギャグ要素高めですわ。豚の女王の悪あがきのうまくいかない感じが妙に好きだった。
ここがアレ:現実感のない登場人物
まぁコメディ映画だし真面目に考えると問題なのが、主人公の少年ヘンリーだが母親が亡くなって姉とど田舎に引っ越してくるのだが、姉の仕事がソーシャルメディア担当の広報。その姉の年齢がどう見ても18歳とか。俳優さんの実年齢は23歳と成人しているがそうは見えない。ギャレットの元ゲームチャンピオンで古物商をやってる設定ももっと前に破産してそうだし、性格に問題ありすぎ。プロデューサーも勤めてるのに俺様映画とは程遠いかなり嫌な性格で、今作を見る理由が娘がモモアマンの映画行きたいというので行ったのに性格が意地悪すぎてジャック・ブラックに食われてた。ジャック・ブラックの現実世界戻ったら無職で戸籍もない状態なのどう考えても狂ってるけど最終的にはギャレットの相棒としてアーケードゲームを開発して儲けることに成功と現実感がないが楽しそうで良かった。
全体的にわざと脚本の程度を低くして世界観の映像の面白さを押し出している印象。あとジャック・ブラックが元気いっぱいで良かった。あとエマ・マイヤーズが結構可愛かったので今後気になる。
景気のいい映画は好きだ。
総評
モモアマンは服装はいつも通り個性的で素敵だったけどキャラクターなどがハマってなくて微妙。
懐かしいビッグバジェット空っぽハリウッド映画という素晴らしさ。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 4/10
・映像のアプローチ 8.6/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 5/10
・音楽 6/10
・上映時間と個人的趣味 5.5/10
60点
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