「子供向け」
出演
ドゥエイン・ジョンソン
(『スコーピオン・キング』『ワイルド・スピード MEGA MAX』『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』)
マイケル・ケイン
(ノーランバットマン三部作、『プレステージ』『インセプション』『アルフィー 』『サイダーハウス・ルール』)
ジョシュ・ハッチャーソン
(『キッズ・オールライト』『アメリカンスプレンダー』『テラビシアにかける橋』)
あらすじネタバレ有り
叔父と一緒に地球の中心での大冒険から4年後。アンダーソン(ジョシュ・ハッチャーソン)は自転車で暴走した挙げ句、警察に捕まってしまうのだった。
それを引き取った彼の義理の父親のハンク(ドウェイン・ジョンソン)、は自宅で、何故こうしたのかを聞くとアンダーソンは電波な発言をしてハンクはほとほと困った。
しかし父親として関係を良好なものにするべく、ハンクが自らアンダーソンの妄想に付き合うことにした。アンダーソンは、謎の信号を傍受したので、それを聞き取るべく観測所に潜入したと言い、それは暗号になっており解読に付き合ったハンク。二人で解読するうちにそれは、謎の島の座標が指し示された。アンダーソンはそれをおじいさんからの招待状だと喜び、パラオまで旅立とうとしていた。
困ったハンクは、大金をはたき二人でパラオまで行くことにした。
そしてパラオで案内人を雇った二人は、その座標に行くのだが、そこは地獄とも思える竜巻が複数と大荒れの海しかなかった。しかしアンダーソンは嵐に突入することを指示し、一行は嵐に向かい乗っていたヘリコプターは粉砕してしまうのだった。
目覚めたアンダーソンたちは、島にした。あの暗号は本物だったのだ。その島では大きな動物は小さくなり、小さい動物は大きくなっていた…。
2012年8月13日鑑賞
感想
前作から4年の歳月を経て誕生した続編。『センター・オブ・ジ・アース2』いや原題は『ジャーニー2』(笑)
日本の映画業界ではよくある続編のタイトルに困るパターンですね。
元々は1は小説の映画化のようですが、2では小説というよりは、複数のそういった冒険の小説の要素を一つに凝縮したような形。
偶然か知らないが東京ディズニーシーのセンター・オブ・ジ・アースの近辺にある、あのオブジェが本作にも出てくる。配給はワーナーだから実際は関与していないのかもしれない。
ちなみに筆者は1を観ていない。(笑)
監督とか俳優とかは別にどうでも良いでしょう。
ドウェイン・ジョンソンが義理の父という、珍しい役をやっています。血のつながらない息子との交流を持つべく大金を叩いた旅行で、まさかの神秘の島に行ってしまうのだが、そこではなんと義理の父親にあたる妻の実の父と初めて合うというおまけつき。そういうドロドロした要素を盛り込んでいて、ちょっと偏屈な人も少なからず楽しめる。
その妻の父親を演じるのはマイケル・ケイン。
ノーランバットマンで、執事を演じたり『インセプション』で教授を演じたりと影で人を支えたり、頭脳を駆使して助言を与えたりと見守るような役が近年では多い彼ですが、髭をぼーぼーにして映画内で大暴れの好々爺を演じているのには、昔のマイケル・ケインをあまり知らない自分としてはかなり衝撃的で、ある意味良かった。
映画的には、序盤に出てくる神秘の島がほとんどCGという時点でがっかりなわけ、いや一部セットを作ったのかもしれない。
総体的に観れば、真面目な顔して良い歳の映画オタクが観て楽しい映画ではない。
冒頭は確かに色んな古い冒険小説が複合する展開に燃えるが、それを映像化すると所詮物足りないのが普通。
小さい象さんやら巨大なエリマキトカゲに興奮するのは流石に無理な話しだ。
まぁー潜水艦が出たときは驚いたが、敵に魅力が無かった。
あとは程よくうざいキャラクターたらやたら胸が強調されている低年齢のヒロイン(まぁー23歳だが)に困惑したりと物語自体も別に面白くない。
ハイライトは多分蜂と鳥の追いかけっこ。いや全く興奮しないし、蜂の操縦方法は謎だし、CGだし、誰が喜ぶの。
別枠のダメ部門でのハイライトは勿論、ドウェイン・ジョンソンの胸筋ダンス。
誰も喜ばしないし、それで女性が下半身を濡らしたり、恋に落ちてくれるなら良いんですがね。
しかしこの手のファミリー映画の恋愛要素は一度恋に落ちる若者って死ぬまで添い遂げるのが確定だよね。あれですか?冒険のドキドキ効果ですか?いやそれ怖いよ。そういうのが一番怖いです。
しかしあの潜水艦は結構ドキドキした。
まぁー長くてつまんなかったけど。
得点
5点
別に面白そうだから見たとかそういうのは一切無いです。人気だったから消化してみただけです。
海外でもちゃんと評価の低い映画ですよ。胸筋ダンスは3Dだと果物がいっぱい飛んできます。
なので無駄に尺が長いです。hahahahaha.
マイケル・ケインは楽しそうだから出演したに違いない!!
ドウェイン・ジョンソンは『ワイルド・スピード』みたいな男の子向けの大作に出るようにしましょう。
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