ブラッド・バード監督の長編実写映画第2作目!!
ブラッド・バードの監督作品紹介
・ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
・レミーのおいしいレストラン
・Mr.インクレディブル
・アイアン・ジャイアント
元々アニメーション出身だった監督。
アイアン・ジャイアントで多くの観客から涙と喝采を贈られた。
その後、ピクサー作品で2作の名作を生み出し。
近年はトム・クルーズの代表作ミッション・インポッシブルシリーズの第4作をJJエイブラムスと作りアニメ出身の技術を使い、流れるようなカット割りで楽しい作品に仕上げた。
ここではIMAXカメラなども使用してて、ミッション・インポッシブルシリーズの今後の方向性を3から4にかけて安定させた。
そんなブラッド・バード監督の実写作品、第2作目。
全米公開時では、なかなか微妙な評価で、少し不安に思った。
内容はテーマパークであるディズニーランドのエリアであるトゥモローランド。そのエリアの概念を映画化!!
厳密にアトラクションではないと思う。
というわけで、古巣ディズニーに戻ったようなブラッドバード。
主演には、ジョージ・クルーニーを迎え。
未曾有とも言えるエリアの映画化に内容よりもブラッドバードの映像感に期待し、筆者は感想。
前置き長くなったな。
感想
微妙だった!!
まず脚本のメインテーマである。
「明日の世界」に対する、最終的な教訓や願いなどは、伝わってくるが。
そこが終盤に唐突に描かれるようなもの。そこまでの脚本が面白くない。
そこにたどり着くまでは、ドタバタアクションで、どこか間抜けで間延びしている、見ていて楽しい程度ではあるが、興奮するほどでもない。
また逆にビックリしたのが、強引に持ち込まれたとも思える、SFアクション要素が、「ターミネーター」のようなロボット暗殺者ものに収まったとこ。
映像のディテールは4K映画らしくとても綺麗で、素晴らしく、中盤に登場するSFショップの世界観は素晴らしく、12月公開のスターウォーズやこれまでのSF映画をフューチャーした素晴らしい場所だったが、いかんせんドタバタ喜劇。
ただバッジを拾った瞬間に誘われるトゥモローランドツアーのワンショットの長回し風は非常に素晴らしく、ブラッドバードのアニメーションの経験を感じさせる。
個別感想
アテナを演じたラフィー・キャシディーはゴールデングローブ賞を受賞した『つぐない』で衝撃を与えたシアーシャ・シャロンを彷彿させるぐらい衝撃的で印象的。
映画全体を支配していた。そんな彼女に涙を流すジョージ・クルーニーはちょっと変な人だった。
あと主人公の女性はちょっとうるさくて、しかも経歴とか不明だし、急に出てきて騒ぐ一方で、ちょっと不愉快だった。仕方ないか。
まぁーそんな感じです。
ディズニーの実写映画は外れが多いなと改めて思う。
ただ子供とかが見たら、人生観ちょっと変わったりするのかもしれない。
主題自体は非常に希望のある作品だと思うので、家族とか親子で見るのはおすすめ。
そういえば、トゥモローランドのスポンサーはコカ・コーラだったと思う。だからコーラがぶ飲みのシーンあるよ!!
得点
物語の面白さと上映時間 4/10
映画の奥深さと世界観とオリジナリティ 6/10
キャラクターの魅力 5/10
監督の映像演出と印象的なシーン、映像を使った話の描き方 7/10
音楽 6/10
俺の趣味 4/10
51点
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