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△アンダルシア 女神の報復 2011年度125本目△

$A Little his REDEMPTION.~season Ⅵ~-アンダルシア 女神の報復

日本2011年日本制作日本
製作総指揮
亀山千広
監督
西谷弘
(容疑者Xの献身、県庁の星)
出演
織田裕二
伊藤英明
黒木メイサ
予告編

雪だるまあらすじ雪だるま
現代のスペインの北部のスキー場で、1人の東洋人が自殺を試みる。
しかし彼は生き延びてしまった。
そんな傷ついた彼だが、彼は自殺をしてしまう。その部屋には一人の女性がいた。彼女の名前は新藤結花(黒木メイサ)彼女は自殺した川島直樹(谷原章介)のパソコンを部屋から外に放り出した。
逃げようとした彼女だが、付近に人がいるのを察知した彼女は通報するのだった。
事件現場にやってきた外交官の黒田(織田裕二)。彼は警視庁のお偉方の息子だった川島の死を調べるべくやってきたのだが、現地の捜査官のインターポールの神足誠(伊藤英明)と対立してしまうのだった…。
2011年12月28日鑑賞
雪だるま感想雪だるま
日本のTVドラマ『外交官 黒田康作』の完結編にあたる、劇場作品第2弾でいわゆる日本映画の諸悪の根源テレビ局製作映画だ。
本作が思った以上にヒットをしなかったのを筆者は覚えていて、前作の『アマルフィ』が酷かったという話も良く聞いた。
しかし本作の公開後、一つ奇怪な情報を聞いた
「本作は面白い」
という情報をだ。
そんな真相を確かめることなどできず、ついにDVDレンタルが開始したので率先して母親にレンタルしてきて貰ったわけだ。(苦笑)
そういうわけで鑑賞。
ちなみによくわからなくて、2回見たわけで、色々サイトを巡ったりして情報収集もしたが、
確かに面白い。
いや正確に言えば日本のテレビ局製作映画にしては、映画を製作しようと努力した作品だった。
日本映画なのに全編海外絵ロケ。
という謎の多い企画ではあるわけだが、それも関与してか、情景豊な海外の画が日本という環境より映画らしさがあっているというのだろうか?
まぁーそういうこと言えば園子温監督に失礼だとも思いますがね。
別にそこが良かったわけでもないのだが、一番良かったのは、映画らしいこねたの一つ一つ
本当にこう例えていいものか自分でも疑問だが、往年のヒッチコック的とでも言えば良いのだろうか?
多くの秘密を主人公たちに盛り込み、それをばれないようにキチンと映画に写して、そこを上手く映画内で回収していた。
また台詞が全体的に少ないのも好印象で、気が利いた演出も数々ある。
てか見たのが一ヶ月前で大部忘れているのが悔やまれる。
もうまとめに入ってしまうが、そういう気の利いた例えば終盤でのワインの樽越しの銃撃戦のトリックや、黒木メイサの髪型、伊藤英明の嘘。
などなどの要素も大筋の物語のちっぽけさが台無しにしているわけだ。
上映時間2時間もあるのに、本作は
黒木メイサが悪い奴。
という実際最初に分かりきっていたことを主役である織田裕二が引っ掻き回して、無理やり映画の上映時間が広がったに過ぎず、話自体いまいち広がりが無く、とてもちっぽけな事件を長々と観客に見せているだけになってしまっている。
確かに数々のコネタは優れていたと思うのだが、映画の三大要素の本が微妙であるので、やっぱり微妙な映画である事は確かだと思う。
しかし登場人物一人一人に中身があり、特に黒木メイサね。まぁー織田裕二とのキスシーンは謎ビッチ過ぎたけど、そういった面白さがある唯一のテレビ局映画と考えればやっぱり良い。
でもそうなってくるとやっぱり俳優の演技に注目してしまうわけで、福山の演技がまじで浮きまくるわけだ。
そういえば織田裕二って『踊る~』と比較するとかなり渋い役柄を演じていて、それなりに腕があるよね。
あと補足としては監督の西谷さんが『容疑者Xの献身』もやっていて、あれもなかなか良い映画だったと思うわけで、そういう所作を見逃さない映画を本作でもやってくれたのが良いよね。
しかしあんなんい壮大な海外ロケをやっておいて、あそこまでしょぼい内容にするのだから、なかなか凄い。しかも完結編とは無縁の内容だったと思う。
メモ得点メモ
6
純粋にヒロインなのか悪役なのかよくわからない重要キャラのおかげで、誰が悪で誰が善なのかもはっきりしないまま2時間を突き通して、さほど興味の湧かないラストを披露してくれるわけで、内容が良くなかったわけで、いまいち優れた映画だったと思うが人に勧められない。
『容疑者Xの献身』はオススメだった。

$A Little his REDEMPTION.~season Ⅵ~-アンダルシア 女神の報復

アンダルシア 女神の報復 スタンダード・エディション [Blu-ray] 3730円

アンダルシア 女神の報復 スタンダード・エディション [DVD]2981円

2000円ぐらいなら買っても良かったが、この値段だと売れないだろう。
これで2011年の映画の感想は全て書き終わった。少し色々整理をしよう。
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