「残酷無比な続編。」
アクション映画として爽快だった!!
つうわけで、映画館ではスルーしましたが、Blu-rayで鑑賞しました。
前作の監督のマシュー・ヴォーンはプロデューサーに転向して、監督はジェフ・ワドロウに変更。
ジェフ・ワドロウさんは、批評家受けの悪い映画を2本くらい作った監督で、多分バイオレンスアクション系の監督かな?あと脚本も書けるタイプの監督。
一応原作コミックも続編あるから、原作あるのかな?ちょっとグロ過ぎて読んでないけどもね。
自分としては、マシュー・ヴォーンが監督じゃなくなったのと、批評家受けが悪かったからスルーしたわけですが、鑑賞してみると結構面白かった。
続編作る理由がないのが映画の冒頭で露呈!!
これはビックリした。
映画の冒頭があまりにも不自然で、映画の続編が作らることになったから、話がつづくことになったと主人公が語るように始まって、その時点でクソ映画なわけで…。
また
ヒットガールの青春描写超つまんねぇ!!
誰得?ってぐらい、全然面白くないよくある展開。
ヒットガールが思春期ガールに溶け込むべく、奮闘するというどうでも良い展開…。
ヒットガールのクロエが成長し過ぎて、体重そうで、ラスト意外全然戦わない。
ゲロゲリ棒は怖過ぎるが…。
前作を台無しにする怒濤の展開!!
もう前作を陵辱するぐいらいの極悪な展開。
あの人は冒頭であれだし、中盤もあの人死んじゃうし…。
ただマザー・ロシアが素晴らしい!!
全体的に低能で暴力的な脚本だが、その低能らしさから生まれるキックアスのチームに対抗して生み出される極悪犯罪者たちを強引に悪党にするネーミングとそれを具現化するぐらいのインパクトを披露するマザー・ロシアがめちゃくちゃ強くて危険で凄い!!
芝刈り機をパトカーにぶん投げる恐ろしさ!!
そういうブラックユーモアがいい感じにペラペラで痛快。それでいて暴力的で、アクション映画としては中身がなくて面白かった。
結局はヒーローのコスプレした人が対立してボコボコにしまくる映画!!
でしかないわけで、前作のツケを強引に払った程度の物語。
作品としてはダメだけどもエンターテイメントしてはそんなに悪くなかったと思う。
得点
物語 0/10
作品の上映時間の長さとテンポとそれに伴う映画の奥深さ 6/10
キャラクターの魅力 7/10
監督の映像演出と印象的なシーン、映像を使った話の描き方 7/10
音楽 7/10
俺の趣味 7/10
でも楽しかったよ!!
50点
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