「もし宇宙怪獣が侵略してきてウルトラマンがやってこなかったら。」
2011年アメリカ制作
予告編
あらすじ
ジャロッドが目覚めると外から青い光が発せられていた。その光を見るとジャロッドは無意識に光に近づいてしまうのだった。そして窓から外を覗くとそこには、宇宙船から青い光の柱があった。よく見るとそこには無数の人が吸い上げられていた…。
ジャロッドと彼の恋人のエレインは、ロサンゼルスにジャロッドの友達のテリーの誕生日会に参加する為に彼の家にやってきた。
ロスの特殊効果の会社の社長のテリーはばりばりのセレブで誕生日会は華やかだった。
田舎者のジャロッドたちは、憂き目を感じていたのだが、テリーはジャロッドにロスへ引っ越してきて一緒に仕事をする予定だったのだ。そのことを知ったエレインは酷く困惑した。彼女は妊娠していたからだ。
そしてそのままパーティーはお開き。
その翌日のこと…。
青い光のまぶしさで目覚める各々。彼らが外を見るとそこには多数の宇宙船がいた…。
2011年10月19日鑑賞
感想
人気らしいので見てみることにしました。
公開当初は、あたかもメジャー映画のようにしていましたが、内容はとことんB級ですよ。
知ってますよね。
監督が元々VFXの人らしく低予算?で製作された宇宙人の侵略ジャンルです。
ここ最近『世界侵略:ロサンゼルス決戦』『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』とか宇宙から侵略するような映画が増えているのはなんでだろう。(笑)
その中でもとりわけ低予算でこの二つの映画と似たような感じにし利益を生み出そうとして出したビデオ映画のようにな映画なのです。
また俳優陣もとことん無名で、二人ぐらいは海外ドラマで見かけたことがありますけど、どちらかと言えばVFXが主役の映画だと言えますね。
一見映画自体は規模が大きそうですが、前述の2作品とは大幅に違い、連続殺人鬼が出てくるスプラッター映画の殺人鬼の部分を宇宙怪獣にしたような作品でして、高級マンションの一室を右往左往して宇宙怪獣から逃げる。そういう映画です。
人間ドラマ部分はドロドロしたのが少しはありますが、所詮はスプラッター映画の定義で行くので一人ずつ退場したり混乱したりとB級ホラー映画系なので期待はしてはいけません。
どちらかと言えば
宇宙怪獣の人間の襲いっぷりを見て楽しむ映画だと思います。そういう意味では、結構ストイックで面白かったと思います。
また怪獣愛が強いので、怪獣に関わるシーンは斬新だったりします。食べられた人を助けるシーンはかなり斬新だった。(笑)
あと軍隊の能力の謎っぷりとかやっぱり怪獣にはウルトラマンぐらいしか勝てねぇ。っての実感しました。
それでも人間が怪獣を素手で殴り殺したりするシーンは極まっててテンション上がった。
まぁー怪獣万歳映画なので、怪獣最強なんですけどね。
しかも最終的には超絶バッドエンドかと思いきや、かなり余計だと思うけど、怪獣が大好きな映画らしい胸熱な展開がラストに待っているわけです。
そこでの描写もかなりえぐかったけど、まじで胸熱でした。(笑)
まぁー怪作です。
冒頭は完全に『クローバー・フィールド』でして、内容自体も似ているような気がするけどこっちはとことん小規模と怪獣愛を追求した感じで、良い意味でダメな感じでこっちはこっちで良いと思う。
問題は感情移入の無さやウルトラマンがいないので怪獣が絶対主義なとこ。怪獣最強です。
楽しめるか?と言えば絶対楽しめない映画ですよ。(笑)
でも安くてぶっ飛んだ映画みたいならオススメしたいクソ映画です。
得点
6点
映像以外何もかも捨てたSF映画ということで、そういう意味では評価したい。
おっぱいが無いのが残念。触手は勿論ありますが。(笑)
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まだ発売はされていないのね。
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こっちはDVD。
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