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△塔の上のラプンツェル「ドリームワークス風プリンセス映画」65点△


アメリカ2010年アメリカ映画アメリカ

製作総指揮
ジョン・ラセター
中華鍋あらすじ中華鍋
ある島での物語。
その場所には、光り輝く花がありました。そしてその近くでお城が建設され、王国が生まれました。
ある日老婆のゴーテルがその花を見つけました。その花に歌を歌うとなんとゴーテルはみるみる若返り、ゴーテルはその花の力を使い、何百年も若いまま生きていました。
だがある日、妊婦だった王妃様が病気になってしまいました。
その病気を治すための特効薬を探していた衛兵達は、ゴーテルが利用している魔法の花を摘み、その花を煎じて王妃に飲ますと、王妃の様態は回復したのでした。
そして子供が生まれるとその子供の髪は花のように金色に輝いていたのです。
若さが欲しいゴーテルは城に潜入し、彼女になんらかの秘密があると思い、彼女を強奪したのです。
悲しみに暮れる国王たちは、彼女の誕生日に、空に提灯を飛ばすのでした。
そして月日は18年経ったのです。
あの時の子供はラプンツェルとしてすくすく育っていましたが、ゴーテルにより塔に幽閉されていますが、彼女はゴーテルを本当の母親と思い、また外は危ない場所であると思わせられているのでした。
それでも純粋無垢のラプンツェルは楽しい毎日を過ごしていましたが、彼女には最近夢があったのです。
それは彼女の誕生日に、空に無数に現れる謎の光をもっと間近で見たいということでした。
だが彼女がいないと死んでしまうゴーテルはそれを巧みにごまかし、彼女の意志を挫くのでした。
そして物語の焦点は、ある男に移ります。
彼は、お城にあるティアラを盗みました。仲間と共に盗んだのですが、彼は仲間を裏切り、一人逃げるのです。彼の名前はフリン。
そして彼はついに追いつめられるのですが、そこでフリンはある塔を見つけたのです。
そこには勿論…。
2011年3月28日鑑賞【3D版】2011年度1本目
2015年5月10日自宅鑑賞
中華鍋感想中華鍋
ディズニーの最新作、いや50作目という節目の作品。
製作総指揮はジョン・ラセターちなみに本作がディズニー映画製作総指揮2作目。
初のプリンセス映画を2Dアニメではなく3Dアニメで行った作品だよー!!
監督は同社の短編(ボルトの特典)を撮った監督の長編デビュー作というわけで、そういった傾向は、ピクサーらしいなぁーと思うけど、そろそろ手堅く経験者を起用するべきではないのではないだろうか?
巷では、大部評価の高い本作ですが、残念ながら自分は、楽しめはしたものの、手放しで良かったとは思えなかったのです。
確かに高く評価されるべき要素はいくつもあります。
特に顕著なのは、ついにディズニーは従来の手描きミュージカルプリンセス映画をCGで再現することに成功している点では、評価すべきだし、21世紀的要素も強くあると思う。
またその音楽面での評価も忘れては行けない。
従来の、最高作の作曲家を再起用している為、過去作の感動を思い起こさせる素晴らしい楽曲が多々ある。
特に、ディズニーの恋愛ものをワクワクさせる魔法は充分に満たされてる。最高だ!!
また映像の質の高さも凄い。3Dの要素も意識した提灯が飛ぶシーンなども微力ながら貢献してる。
特に凄いのが、手描きのアニメでしか出来ないと思っていた独特のミュージカルシーンをCGで再現に成功しているそれはディズニー映画好きとしては、感動すべきシーンだったと思う。
ただやっぱりアニメで見たいという本末転倒な事を自分は思ってしまうのだ。
さてここまで高評して何が、腑に落ちないって?
そりゃー。
物語ですよ!!!
正直言えば、この映画、本当に作る必要はあったのですか?と思えるぐらい物語が、微妙。
原作はもともとグリム童話。勿論残酷なお話で、夜這のお話だったのですが、勿論子供向けのファミリー映画としてディズニーが大幅に改変したわけです。ですが、子供向けの映画にしても物語は突拍子もない、魔法の花の話から始まり、また私利私欲しか考えていない、ゴーテルが悪役として登場するのですが、そいつを良いやつと誤解したラプンツェルが不憫過ぎて見てらんないのです。終始自分は胸くそ悪かった。
挙げ句にこのゴーテルが、悪役にしては陰湿なのに、無能という衝撃のキャラクター。
魔法も使えなければ、外見も無個性。ただ単に、永遠の若さを保ちたいという、悪にしてはしょぼい。
ディズニー映画というよりドリームワークス映画
これまでドリームワークスで散々見てきた、やたらコミカルでよく動くキャラクターたちが、なぜかディズニー映画でも登場。
というかキャラクターのジャンルがまさにドリームワークス的な醜さがある。
ドリームワークスはむしろ可愛くないとかカッコ悪いとかが、ストーリーですっごくカッコよく見えて、内面にある心の綺麗さを引き出したりするんだけども、それをディズニーがやって、しかもそれがやすっぽい。模倣としか思えない。
非常に残念だ。
これまでのディズニー作品とは違う、商業路線のコメディ要素が強い。
馬のマキシマスはちょとやり過ぎだ。面白いしびっくりするけども。
話が薄くて小話。
キャラクターの濃さが前面に出ているが、物語はかなり短い。わずか1日とかの内容。
森からお城に行って一悶着という、アドベンチャー要素が薄い、小話に収まっている。
前作のプリンセスと魔法のキスや、ボルトとは一線を欠いた作品になっていて、自分はそういう物語の捻りがある作品の方が、好きです。
その原因はキャラクター芸に走りすぎている点は確かにある。
さらにその短いスパンで、恋に落ちたり母親と再会などなど美談ではあるが、説得力に欠ける内容になっている。
ただラストシーンのフリンの行動やラプンツェルの外見の変化などはびっくりするものもあり、インパクトがある。
さすがジョン・ラセター!!って感じ!!
ただ個人的にはかなりコミカルで、正直シュレックと同じようなレベルで、ディズニーがそういうことするのは自分の中で微妙。
ラプンツェルはラプンツェルで、予告などでは、『彼女の髪には意思がある』的な描き方をしておいて、蓋を開けたら、ゴーテルの命令で髪を切る事が許されなかっただけで、ながいからロープ代わりにしか使ってないというのは、映画的アクションギミックを考慮しても残念な部分になっていやしないか?ディズニー映画ってワクワクしたのにこれは何だよ!!?
もっと尺を長くして、キャラクターのバックグランドを強くすべきだろ!!
あと最近慣れてしまったが、本作は王子様がいなくて、ギリギリ姫様は出てくるが、盗賊が王子に婿になる怒涛の展開。
色々ノリで乗り切っていますが、純粋なディズニープリンセスストーリーではなく、かなり亜種な作品だなと。
ミュージカルナンバーもドリームワークスちっくになってしまい、終盤その要素も薄くなってしまって残念だけども、美談だったし映像も綺麗だし、ラプンツェルがちょっと目が大きすぎるけども、18歳で色気があって美人なので、オッケー!!
あと提灯を飛ばすシーンは3Dで見て感動した。
何も考えないでみれば、映像綺麗だし、話も短いし楽しい映画ですよ。
メモ得点メモ
物語の面白さと上映時間 6/10
映画の奥深さと世界観とオリジナリティ 6/10
キャラクターの魅力 7/10
監督の映像演出と印象的なシーン、映像を使った話の描き方 6/10
音楽 8/10
俺の趣味 7/10

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