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◎【80点】劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来【感想:すごく面白いけど映画としては歪】◎

日本映画史を揺るがす最終決戦が幕をあける

はじめに:ご訪問ありがとうございます

“まえがき”
閲覧いただきありがとうございます。本ブログは筆者の鑑賞記録保管を目的としたブログです。副収入目的で色々SEO対策をしております。本ブログ記事を読むことで私が味わった娯楽作品のカタルシスを追体験できるかもしれません。ですがこの記事を読むことで追体験するのではなく映画を鑑賞して自分自身でカタルシスを味わってください。私以上の発見と出会うことができるのではないかと思います。本日はご訪問いただきありがとうございます。

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過疎ブログになりました!

製作

2025年日本映画

アニメ映像としては神!しかし映画としては???

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
1910年代の日本のどこか。

鬼が存在する世界にて
鬼の始祖の鬼舞辻無惨により
家族を殺され残された妹の禰豆子を
鬼にされてしまい彼女を救うために
鬼狩りの鬼滅隊になった少年の炭治郎。

鬼舞辻無惨を誘き出し、持久戦で朝日を浴びせようと試みた鬼殺隊を指揮する頭目の産屋敷 耀哉の決死の自爆と鬼側の協力者と最強の鬼殺隊の柱悲鳴嶼の策で無惨を立ち止まらせることに成功するが彼の部下の上弦の鬼の鳴女の力で異次元空間の無限城に逃げられ、鬼殺隊と柱の残存勢力が全て囚われ、残された上弦の鬼たちとのデスマッチが幕をあけるのであった。その中には新たな上弦となった元鬼殺隊の獪岳もおり、彼は雷の呼吸の使い手ながら鬼に堕ちた。その罪の責任を彼の師匠は取り介錯なしに切腹し、激痛の中失血死した。鬼殺隊の弟弟子の我妻 善逸は彼と遭遇し決着をつける。同じく上弦の鬼の弍に遭遇した柱の1人胡蝶 しのぶは、彼が姉の仇であると確信し、復讐のために戦うが、鬼滅隊の呼吸という強化方法に耐性のある血鬼術で空気を凍らせ肺に深刻なダメージを与えられ敗北し食われてしまうのであった。

そして炭治郎は自分の兄弟子である柱の冨岡 義勇と行動を共にしていたが彼らの前にかつて自分の命を救ってくれた柱の1人煉獄 杏寿郎を殺した上弦の鬼の三、猗窩座が現れる。猗窩座の最強の攻めに対応する冨岡、炭治郎は確殺の攻撃を冨岡に何度も救われる。その戦闘の最中でも炭治郎は観察と推測を繰り返し続け、猗窩座の攻撃を避けることに成功する。戦いの中寿命を削りながらもさらなる力に覚醒する冨岡ではあったが、圧倒的な猗窩座の能力の前に冨岡も負傷し刀が破損、しかし炭治郎は記憶の中で限界まで研ぎ澄まし殺気を消して動く動作を過去に自身の父親が披露してくれたことを思い出し、その技術を再現し猗窩座を追い詰めるのだった。首を切られた猗窩座だったが圧倒的な闘志にてそれでも活動はやめなかった。死を覚悟した2人であったが、猗窩座は人間だった頃の記憶が蘇り、悲しき過去の記憶に触れながら活動を自らやめることを決め消滅するのであった。その中でも虎視眈々と無惨は回復を続ける。

2025年7月18日劇場鑑賞
2025年35本目

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概要:日本映画興行収入歴代NO.1の映画の続編が劇場に降臨

2020年に劇場公開した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』はTVシリーズ25話の続きでありながらも最終興行収入404億円という日本の歴代興行収入1位を達成した。偉業を成し遂げたアニメ映画になった。その1年後劇場版を冒頭のエピソードを追加し分解しTV版化され完結後に遊郭編が幕開け。遊郭編完結から1年で刀鍛冶の里編がスタートいずれも11話程度と初期の立志編とは違い1クールに全振りという方向にシフト。刀鍛冶編完結から1年後、アニメオリジナル描写を多数追加した柱稽古編がスタート、わずか8話と短い内容になったが最終回は1時間スペシャルと気合が入っていた。そして待つこと1年で遂に最終決戦の舞台、無限城編がシリーズ映画2作目として劇場に降臨。2020年から5年の月日が経っている驚愕ですが

his0809
『ガンダムUC』だって4年で済んだのに5年ってなかなかやばいね
ついに続きが!死闘が!幕をあけるのであった!
残された最強の鬼たちは3人。しかし追加で格上げされた善逸の宿命の敵とも言える兄弟子も参戦し、最初から最後までクライマックスとも言える作品の1作目が幕開けだぁ!!
自分も毎週アニメを楽しく鑑賞し最終回はリアルタイムで見たので、原作未読勢という最高に楽しめる立場で、安く見れる初日に鑑賞してきました。
his0809
流石にIMAX版にはしなかったです
公開3日で71億を達成という偉業は現在も続いているようで、おそらく『無限列車編』ほどのヒットは見込め無さそうですが、歴代興行収入ランキングに入ることは間違い無いですね。

感想:面白かったけど映画としては歪だった

最終決戦でこれまであまり全力を出してなかった柱たちがその本領を発揮するのでやはりめちゃめちゃ楽しいです。

his
風柱の不死川実弥と蛇柱の伊黒小芭内活躍は今作もお預けですが
特に今作は主人公炭治郎の兄弟子の水柱の冨岡義勇が大活躍、『無限列車編』で裏ボスのように唐突に登場し炎柱の煉獄杏寿郎を勧誘し殺害する最強とも言える猗窩座が再来炭治郎と冨岡の2人を同時に相手位にする最強っぷりを披露する。また蟲柱の胡蝶しのぶ、雷の呼吸を使える我妻善逸の宿敵にそれぞれ対峙し、決戦を迎える。
内容としてはたった3戦に加えて移動中のそれぞれの柱の活躍が描かれるが上映時間は2時間35分とTVシリーズ約7話程度とかなり力が入っているが、まだまだ完結からは程遠く思える。

戦闘だけで7話分もあるわけなかろうに

鬼滅アニメの様式美とも言える、回想・戦闘・モノローグ(観察)の連続。戦闘中キャラクターの思考の理由である思い出を思い出す。そこから戦闘のヒントを得て、強くなる。これまでの肉体的な努力に対し、過去に見ていた技術を体現させるという非常に丁寧なロジックを丁寧丁寧に描いてく。またドラマ面も補うために鬼たちの過去もしっかり描かれ、戦闘狂の猗窩座に対して映画を見終わると柱たち級の悲劇を味わった悲しき存在であったことを知り、大物声優石田彰さんに相応しいキャラクターであったと納得できる。この独特のテンポで鑑賞者に濃厚なドラマ体験、見るだけで作品の8割を理解できるような内容(それ以外はガイドブックなどで補うやつ)こそが鬼滅の刃という作品であり体験であることはもちろんわかってるし、

もはや映画というかTV放映の先行上映

OVAの先行公開となんら変わらなく、映画も見るの好きだから初日に鑑賞したというやつでもある。正直TVとしてはなんとかわかる、週刊連載の体裁、長期連載の超人気シリーズ『ワンピース』が得意としているジャンプ作品の連載伸ばしの伝統的な手法とも言えるが、『ワンピース』に関しては、映画版ではその展開はやらないし、それは映画であることを配慮しているとも言える、今作はあくまでも原作コミックの映像化作品が劇場フォーマットでやっているだけなので、普通にやるのだ。多くの映画を見てきた自分としてはこの戦闘、回想、戦闘の続きという構成はめちゃめちゃテンポが悪く感じた。さらには序盤の善逸戦の後には黒暗転などもあり、もはやテンポという部分は意図していないし、そこで1話が終わったようなノリ。

普通にテレビシリーズで劇場版3作を総集編して25話でやるのではないか?

という違和感さえ感じた。『無限列車編』ですでに行われている手法なのでおそらくやるのではないかと思う。

his
OVAシリーズだった『ガンダムUC』でもやってたよね
むしろ『無限列車編』の映画としてのバランスの良さはすごかったなぁと思った。夢という設定により回想≒夢という絶妙な手法でテンポの悪さを除きつつ、その夢を終わらせるために何度も自殺するという炭治郎さの異常性の面白さ、敵を倒したと思ったらさらなる強敵猗窩座の襲来で最高潮の盛り上がりの脚本力の高さ。それに比べると淡々と普通に物語を進めていた印象。映画としては歪かな。
his
猗窩座戦まではTV版を合体させたようなぶつ切りな印象も受けた。

ここが凄い:神作画!

誰がどう見てもめちゃめちゃ凄い神作画。3DCGももちろん多数あるし画面いっぱいに広がる映像が美麗。特に凄いのは無限城の描き方、名前の通り無限に増殖、移動する背景がめちゃめちゃ凄いし、長めの上映時間も飽きさせない印象でした。また今作で活躍する柱、胡蝶や義勇などのそれぞれの戦闘スタイルや演出も違うし、劇伴もそれぞれに合わせている。映像作品として至高の個性の出し方!これが日本のテレビアニメの全力だ!というのを感じさせる素晴らしさ。ただ見た劇場が4K上映ではあるが画質が悪く感じた。IMAXやDolbycinemaでの上映などはさらに美麗な映像を楽しめるんだろうなぁと思った。

his
次回作はIMAXで鑑賞して素晴らしい音と映像を堪能しようと思います。
おそらく2回目、3回目でも楽しめる演出と書き込みの凄さ。童磨の血鬼術の描写とかも凄いし、それを食らった胡蝶さんの演出もすごかったです。普通にUHDのソフト買うかもしれません。ただ個人的には死闘の描写としては遊郭編の最終回1話前の渾身の力で妓夫太郎を倒す炭治郎と宇髄天元の戦闘シーンの方が興奮しました。

ここが凄い:やっぱり声優さん凄い

鬼滅と言えば豪華すぎる声優陣も見どころ。今作では色々私生活でトラブルを抱えていた櫻井さんの義勇が大活躍。猗窩座を演じた石田彰さんは昨年の『ガンダムSEEDFREEDAM』のアスランも良かったが、悲しき過去もあって大活躍。個人的に一番凄いと思ったのは童磨を演じた宮野真守さんがずば抜けてキモかった。不愉快だけど魅力のある声色でどうやってこの声を造ったんだろうといううまさに惚れ惚れした。

ここが凄い:え?今後どうやって上弦倒すの?

やはり原作の凄さというのを実感した。上弦の三である猗窩座の死闘、首を切って終わりかと思ったらその後も普通に動いて戦ってた。玉壺や半天狗などとは違う圧倒的な格上の力を見た。見ていて、え?これで倒せないとなるとこの上の存在、特に黒死牟なんてどうやって倒すんだよ!と思った。童磨も普通に胡蝶倒しちゃったし、原作未読として彼らの攻略法についてはめちゃめちゃ期待できると思った。そして猗窩座に対する圧倒的な絶望感を与える展開、やはり作者の吾峠呼世晴さんすげぇなあと舌鼓。今作でボロボロの義勇さんなど、上弦を倒したらより最強の無惨がいるのにどうやって倒すのだろうか??まだまだそれぞれの過去もいっぱい描かれるだろうし物語として今後もとても楽しみだなぁと思った。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7/10
・映像のアプローチ 8.8/10
・映画の美術面 9/10
・キャラクターの魅力 8.5/10
・音楽 8.3/10
・上映時間と個人的趣味 8/10

80点

面白かったけども映画ファンは楽しめない人もいるだろうなぁ。
平日の夜でほぼ満席で、隣にはカップル、友人たちときてる人で映画始まるまではいちゃいちゃしたりお菓子もぐもぐしてたけど始まった瞬間シーンとなって鬼滅すごいなぁと感じました。
OVAシリーズの上映のように次回予告や公開時期の提示とかあるかなぁと思ったら全くなくて通常のテレビシリーズよりは短いスパンで作るとして、次回は来年の冬とかになりそうな予感もしました。

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his0809
育児の影響で更新頻度落ちてます。

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his0809
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