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○【75点】コードギアス 復活のルルーシュ【ネタバレ感想解説 考察 】○

コードギアス 復活のルルーシュ

製作

2019年日本映画

監督

谷口悟朗
コードギアス 反逆のルルーシュ
コードギアス 反逆のルルーシュ R2

あらすじ

これは全てC.C.のたったひとつの望みがもたらしたあるはずのなかったお話。

自ら悪の権化となることを仕組み、
幼馴染であるスザクとともに平和のために命を捧げた皇帝ルルーシュ。

それから1年。
世界は平和になった。
だがルルーシュがゼロとして作り上げた超合衆国の世界人道支援の名誉顧問として
難民キャンプを訪問していたルルーシュの妹であるナナリーとゼロになったスザク。
そこに謎の集団の人型ロボット兵器のナイトメアフレームが襲撃。
超天才パイロットであるスザクはその襲撃をナイトメアフレームに搭乗し迎え撃つ。
スザクの圧倒的な技量により襲撃は退けられると思ったが、
彼の動きが読まれたかのように彼の移動地点にトラップが仕掛けられており、
スザクとナナリーは何者かによって捕縛されてしまうのだった。

ルルーシュにギアスを授けた不老不死の女性C.C.。
彼女はルルーシュが亡くなってから世界各地を旅していた。
彼女の求めるものは、まだ見つからなかった。

彼女がやってきたのは中東の小国ジルクスタン。
この地は、資源が少なく、軍事力を使い、傭兵家業を国全体が行い、
財を成し繁栄してきた国だ。
この地にあるだろう場所に接触しようとホテルで過ごしていた矢先、
彼女のホテル周辺で特殊部隊の襲撃に遭遇してしまう。
ジルクスタンの特殊部隊の襲撃対象はかつてC.C.と行動を共にし、
打倒ブリタニアをした黒の騎士団のエースパイロットである女子大生になったカレン。
そしてルルーシュの侍女であり護衛であった咲世子だった。
その襲撃に巻き込まれたC.C.。
襲撃者の1人は特殊能力のギアス使いであり、カレンにギアスを使い、
咲世子を敵と認識させる。
しかしC.C.の正体を知った襲撃者たちは、襲撃を止め出直すことにするのだった。

C.C.と合流したカレン達はC.C.の同行者を発見し衝撃を受ける。
それは心を失ってしまったルルーシュだった。
かつての面影のないルルーシュに戸惑うカレン達。
C.C.の目的地はカレン同様、ナナリーが捕まっている大監獄だ。
その地下にあるCの遺跡を使い、ルルーシュの魂をCの世界から解放し、
もとのルルーシュに戻そうと考えていた。

監獄に潜入した彼女達。
C.C.はルルーシュを救うためにCの世界に入る。
残った彼女達だったが、監獄はすでに看守たちにより包囲されており、
ジルクスタン側にもばれていた。

圧倒的な力や技量により撃退されるカレン達。
C.C.はルルーシュを救うことができずに現実世界に戻るが、
遺跡もすでに彼らに包囲されていた。

絶体絶命の彼女達の前に、復活したルルーシュが現れた。

2019年2月16日劇場鑑賞 2019年14本目



普通に復活したぞルルーシュ

ロボットアニメファンなので、
劇場鑑賞してきましたぞ『コードギアス 復活のルルーシュ』
テレビシリーズの総集編であり別バージョンである劇場版シリーズ3作に連なる、

完全オリジナルストーリーである本作。

監督脚本はもちろん同じ。

近いものとしては『機動戦士ガンダム』の劇場版だが、
オリジナルの続編はなかったわけです。

どんな話になるのかな?
こういうのって物語が右往左往して、後半の終盤に差し掛かるあたりでようやくルルーシュ復活?
とかそもそもしない!!とか結構あるけども、

前半で普通に、しかもヒーローのごとく復活というびっくりするぐらいあっさり復活。

そこからはむしろこれまでの敵味方のキャストほぼ勢揃いで、
むしろファン感謝のオールスター戦のように、
敵味方関係なくナナリーのために共闘。

新規オリジナルの敵との戦いが描かれるという、
かなりの古参ファンを意識した暖かい作品。

エピローグとしての終幕

ルルーシュの復活。
そして新たなる姉弟という国のトップの存在。
ルルーシュとナナリーのような兄妹のようないびつな関係が敵として相対し、
かつての歪みとの対立で、それとの決別のような話。

また前作でのキャラの終着点とその後の彼らの変化を描いたわけで、
ボーナスシナリオを描いており、
エピローグとしての追加シナリオ。

そして兵器面でも時代の向こう側にふさわしい最強兵器っぷりも描きつつ、
また最強戦士スザクに対する機械と体をリンクさせたシャリオの強キャラっぷりも含めて、
前作の次のステージとしてよかった。

また亡国のアキトで出てきて多足のナイトメアフレームの改良機が、
今作の中ボスでも搭乗しており、

レガシーのアップデートが成功しており、
業務戦略としてのコードギアスは大成功していた。

またエンドロール後のワンシーン含めて、ルルーシュとC.C.のあるべき姿と
次なる物語がもし作られた時のバトンリレーはできていたのかな?って思う。

ギアスの破り方とか世界線とかの話するとよくわからない部分もある

それでギアス使いが2人出てくるんですけど、
それどうやって授かったの?
シャムナはまぁわかるんですが、
もう1人のクジャパットは何故授かったのか?誰から授かったのか?
クジャパットはギアス饗団の残党という設定や、
分派などの設定も今作で明かされているので、
そういうスピンオフ的な補足エピソードが後々明かされていくのか?
それは自分は回収無理だな。

そしてシャムナのギアスの打ち破り方なんだけども、
ルルーシュの知略をフル活用してようやく破れたというもので、
最終的にはまぁ面白いんだけども、
その攻略法としてのギアスの影響を受けないC.C.らしいんだけども、
この設定がいまいちわからない。

シャムナは死ぬことでギアスを発動して、
記憶を維持して6時間前に眠りから目覚めることができる。
なかなかの地獄な能力。痛みを知り、そしてその対策を練れるという、
何度も失敗し自分を追い込みながらも答えを導き糧にして成長していくという、
人間の理想を体現した存在。
それをひたすら知略だけで乗り切ってきたルルーシュとは、
かなり正反対な立場のシャムナ。
ルルーシュはひたすら失敗を繰り返しながら諦めることなく、
自分も目的を達成し命を散らしたダークヒーローでしたが、
それさえもなかったことにしてできるシャムナ。
間違いを正せるものと間違いを続けなからも最後に正解にたどり着いた2人の戦い。

でもでもそれを打ち破れたのはC.C.のおかげなんですが、
C.C.は今ギアスが発動したのを理解できているのか?
はたまた彼女もまた記憶を維持したままやり直しているのか?
その部分がいまいち理解追い付かなかった。
複数の作戦を立案したルルーシュが、C.C.だけにその作戦を教えて、
破られなかった作戦を探すという相変わらずのルルーシュっぷりですが、
それできるならC.C.が最初から
「これはさっきもやったことだ!!」とかいえばあっさりなのではないか?
と思うのですが、それもできないのか?
よくわかなんかった。

最終的にルルーシュの知略で打ち破られたわけですが。。。

しかしこういった過去に戻る能力は、世界線が変更とかそういうので、
分岐してパラレルとか、
最初から成功した世界とか、
そういう同じ世界線には戻ってこられないとかいうSF考察があるんですがね。
きっとこのギアスは同じ世界線内で使うことができるんだろうな。

最終的にナナリーを依り代に使うことで、この世界の始まりに戻り、
全てをやり直そうとするシャムナなのですが、
そうなったらギアスの使えない時に戻ったりとかあるのかなって?

もうその辺りがかなり置いてけぼりだったんで、
とりあえずロボットアニメとして堪能しました。

まぁちょっと微妙だったかなって思うんです。
普通というか。

健康的なエロが心地い

シャムナ様のおっぱいを拝めるわけですが、
声優がアンパンマンこと戸田恵子なんで、
エロはなんか感じません。
しかしもともとCLAMPさんの独特なキャラデザが妖艶。

それ以外にもセクシーコスチュームなどの数々や
戦闘シーンの乳揺れなど
健康的なエロがさが心地良い。
まぁもともとオナニーナとかのネタのある変なアニメだったわけですが、
ここまで健全に劇場版化されてオルタナエピローグをやられて、
普通に良作でびっくりしたなぁと。
総集編劇場版も普通に面白かったし。

亡国のアキトの最後よりはよかったなぁ。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7/10
・映像のアプローチ 7.5/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 7.7/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 7.8/10

75点

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